4時間め「失礼します、小島です。」

発明家を自認するてる夫の祖父が作る発明品は、たびたび誤作動を起こしては警察沙汰になるようなガラクタばかりであった。家庭訪問でてる夫の家にやって来た梅子の前でも、ろくな働きをしない発明品。その生みの親である祖父に、てる夫はとうとう怒り出してしまう。