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[ロロッロ!(キャラクター)] 漫画『ロロッロ!』に登場するキャラクター一覧

ロロッロ!(キャラクター)

メインキャラクター

森繁ちとせ(もりしげ ちとせ)

本作の主人公で、友達がいない中等部1年生(12歳)の少女。一人称は「あたし」。日本人のと欧米人のを持つハーフで髪は淡い金髪。短めの後ろ髪を三つ編みのお下げにしており本人のロリっぽさを一層際立たせていたが、2年生に進級する際に美容院でカットしてもらい75、それ以降は後ろ髪の毛先にウェーブの掛かったセミショートになった。ひときわ小柄で小動物のような可愛らしさがあるが、完全な幼児体型で本人も気にしている9。瞳の色は赤。血液型はA型3。制服は紺色の上着にセーラー襟、下はチェックスカートと緩めの靴下。通学時はベレー帽を被る。ずっと友達が出来なかったように大人しく人見知りな性格だが、ひとたび打ち解けた相手にはボソッとツッコミを入れたり煽ったり毒舌をはいたりもする。特に幼なじみのうみこに対しては遠慮も容赦もない。また負けず嫌いだったりおだてられると調子に乗ってしまう面も。家では家事をこなしており、服を仕立て直せたり70料理の腕前もある0.5。ずっと絵を描くことに興味を持っていたが下手なことを自覚しており20その自信のなさから美術部に入ることも躊躇していた。しかし美術部入部後に練習を重ねたこともあって徐々に上達。絵に注ぐその情熱は一年上の部長・ミシェルにも太鼓判を押されていた104。イチカたちとの交流や美術部での活動を通して内面の成長が窺え、3年次には部長を務めることになった。本質的な性格は変わらないとしても、新入生を迎えた際の振る舞いには上級生らしさも示しており125、この物語のテーマに相応しい成長を見せたと言えよう。その後も絵の道を邁進していたようで、画家として個展を開くまでに至った126

炉端イチカ(ろばた いちか)

本作のもうひとりの主人公。森繁博士が娘のちとせの友達として作り出した少女型ロボットである。炉端という名前はロボットをもじったものと見られ、ちとせからは「ロボさん」と呼ばれる。年齢設定はちとせに合わせて13歳で、年相応の学力や一般常識を備えている。事に触れて自分がロボットであることをアピールしており、ロボットならではの飛行性能やパワーを持ち、乳首等のパーツが外れたり水に弱い・熱がこもりやすいといった弱点もあるのだが、外見は完全に人間そのもので高性能すぎるゆえにちとせを含めて周囲からはロボットだとは信じてもらえていない1)。またメンテ中は猫型のスペアロボに意識データを移すことがある。身体のスペックは同年代の女子の標準的な値が設定されており、ピポの計測によれば164cm・56kg B80-W66-H8427。髪の色は薄い紫で当初は耳の下あたりでツインテールにしていたが、比較的序盤の相撲部加入時10に髪を切ったあとは短めのお下げになった。制服は白のシャツにネクタイを結び、下は赤いミニスカに白のハイソックス、スニーカーというスタイル。元々成り行きで全裸になったりお尻ジェットのためにノーパンだったりもしていたが、「美ボ会」会長の高嶺に副会長に任命されて以来22脱衣する場面がより増えて「すぐ脱ぐロボコメ」というキャッチフレーズを体現することに。それに連れてだんだん羞恥心も失っていった。本来であれば最も異質な存在のはずだが、ロボという個性を除けば割と常識的な性格であること2)、周りがさらに変人ばかりということもあって、呆れたりツッコんだりする役回りが増えていった。

1年B組のクラスメイト

戌井うみこ(いぬい うみこ)

ちとせとは初等部入学からの腐れ縁にして、どちらが先に友達を作れるかを競い続けてきたライバル。つまりどっちもぼっち。ちとせには「うみちゃん」と呼ばれる。髪色は栗色で両サイドを丸めるように結んだ髪型が犬っぽい。後ろは肩に付かないくらいのセミショート。瞳は同心円状のぐるぐる目。体格は中肉中背でスリーサイズは3年春の時点で81-58-76(※自己申告)124。紺色の制服の胸元に赤いリボン、ピンクと白のボーダーのニーソックスをはいている。歩鳥計測によるアレの色は(R242/G176/B177)82。自称パソコン部だったが、友達作りのライバルであるちとせを監視するためiPudを貸すという名目で美術部に出入りを続け、その後正式に入部した57。ネットや情報機器を使いこなし、絵が結構上手でピアノも弾ける107と色々と器用な子なのだが、本人の承認欲求や見栄を張って空回りしてしまう性格が災いしてか、どうもへっぽこ気味なイメージが付きまとう。ネット上で人気者になろうとフォロワー数を水増ししたり81、イラストを投稿したり30わんピヨ」を名乗り動画を配信したりもするが99111どれも上手くいかず、スケベ方向へ誘導するような言葉に簡単に乗せられてエスカレートしてしまう。普段は変態揃いの面々の中にあってはまともな方なのでツッコミ役に回ることが多い。ちとせにとっては気兼ねなく付き合える相手であり、お互い素直になれなくとも客観的に見れば親友以外の何者でもないだろう。
0.2 / 0.3 / 1 / 6 / 12 / 17 / 18 / 25 / 30 / 38 / 39 / 40-45 / 46 / 51 / 57 / 61 / 68 / 74 / 81 / 89-92 / 95 / 99 / 111 / 117 / 120 / 124 / 125

林田なるこ(はやしだ なるこ)

その名の通り学校ではほとんどいつも眠っている同級生の女子。少々の刺激では目覚めない。実はAIを研究する天才少女であり、彼女が寝ているのも夜遅くまで研究活動をしているため55イチカがロボットだと見抜き、その開発者である森繁博士の技術に関心を抱くようになる。「~のだ」と語尾に付けて話すのが特徴。イチカからは「林田センセー」と呼ばれる。髪型は黒髪のおかっぱで幼い顔立ち。瞳がぐるぐる目。靴下をはいておらず素足3)。体重測定に備えてシックスパッドを着用して腹筋が割れた27。眠気がある時は自らの状況にまるで無頓着だが、目覚めている時には人並みに羞恥心がある。後に誤解からトミーを森繁博士だと思い込み54、同時に彼への恋心を抱くように。しかしあと一歩の勇気を出せなかったため66その思いは伝わることなくトミーは卒業してしまい、失意で自暴自棄になっていたところを小堀から告白めいた言葉を受ける73。それ以降彼のことは悪からず思っているようで、歩鳥が馴れ馴れしく小堀に絡むのを見て露骨に嫌な顔をしていた94
0.2 / 17 / 19 / 26 / 27 / 29 / 31 / 37 / 39 / 54 / 55 / 58 / 65 / 66 / 73 / 94

小堀(こぼり)

同級生の男子。ロボットオタクの富豪で、ピポをただのロボット以上の相棒として大事に思っている。登場当初は金持ちキャラらしく女子相手にもキザな振る舞いをしていたが、本当は女子が苦手であり19それを克服するためのキャラ作りだったと思われる。所属するロボット愛好会でこの事実が発覚して以降は女子に不慣れな純情少年という方向にシフトしており、人格が宿ったピポもその苦手意識を克服すべく後押ししている。イチカからは「少年」と呼ばれる。体格は男子にしてはかなり小柄。髪は少し癖のある茶髪。夏場以外はスカーフを巻いている。八重歯。また柱コメントでは最後まで「性別不明」ということになっていたが、作中の描写を見る限りは普通に男子扱いされている4)。以前から林田に好意を抱いており94、失恋して落ち込む彼女に「僕が守るよ」と告げた73。連載開始時点ではもう少しメイン級のキャラになる予定だったと思われるが5)美術部が主な舞台になった煽りを受けてか、林田共々2年生になってからは1話だけ94の登場に留まった6)
3 / 4 / 6 / 94 / 11 / 14 / 19 / 29 / 37 / 40 / 50 / 73 / 94

大野(おおの)

同級生の女子。黒髪のポニテが特徴。ポニテの毛先は肩に届かないくらいの長さ。触覚部分が長い。スレンダーな体型で上背があり、平均的な体格のイチカと比べて頭半分ほど高い。演劇部に所属しており、3年次には部長となった124。合唱祭では指揮者としてクラスを仕切っており107、リーダーシップのある学級委員系女子であることが窺われる。美術部外の普通のクラスメイトとしての出番が目立ち、特にver.20.0ver.107.0では重要な役割を果たしている。
20 / 37 / 40 / 76 / 77 / 107 / 124 ※「陽キャラ3人組」としての登場を除いたもの。

陽キャラ3人組

上記の大野を含めた同級生の3人組の女子。大野以外は、金髪を二つ結びにした小柄な子と、明るめの茶髪のセミショートの子のふたり。イチカからは「ヒエラルキー上位の陽キャラ」と見なされていた7。一般人代表のような存在であるため、割と出番が多い。最初の絡みであるver.7.0、文化祭でのお化け屋敷のver.49.0あたりが目立っていたエピソードである。2年次も同じクラス。
7 / 12 / 13 / 17 / 27 / 46 / 49 / 56 / 62 / 65 / 105 / 107

美術部関係

高嶺マリエンヌ(たかみね まりえんぬ)

中等部3年生のお嬢様にして痴女。「美術部に上質な資料(ボディー)を提供する会」(美ボ会)の会長を名乗り、周囲からは会長と呼ばれる。本名は高嶺華子(たかみね はなこ)で、旧知のあおいトミーからは華ちゃん・華子さんと呼ばれている。一人称は「わたくし」で、「~ですわ」といった典型的なお嬢様言葉で話す。髪色はピンクでソフトな髪質のロングヘア。前髪と触覚部分の先を切り揃え(いわゆる姫カット)赤いリボンカチューシャを付けている。体格は平均的。特にグラマーでもない…というかむしろ全体的に肉付きが薄い方なのだが7)、認知が歪んでいるのか本人的には「豊満なバスト」ということになっている21。上下共にベージュの制服で、ガーター付きの白いハイソックスをはいている。高校生に進級してからは紺色のワンピースの制服となった。彼女の特徴はとにもかくにもすぐ脱ぎたがることで、ある意味この作品の象徴とも言えるキャラである。美術部に自らを資料として提供するという体でヌードを披露するほか、校外でも隙さえあれば脱ごうとするなど、その痴女っぷりは天性のものというほかない。それを可能とすべく瞬時に脱衣・着衣する技術を身に付けている。ただ自分の写真が投稿系エロ本に掲載されたことを聞いた際にはさすがにショックを受けていた72。同性であるあおいに恋愛感情を抱いている一方で、トミーから向けられる好意には気付いていない。実家は学園の理事長で兄弟はいない64。クラスは3-A40
21 / 22 / 28 / 32 / 33 / 36 / 40-45 / 47 / 48 / 50 / 52 / 53 / 59 / 64 / 66 / 67 / 71 / 72 / 76 / 83 / 89-93 / 101-104 / 105 / 115 / 119

あおい

中等部3年生でちとせが入部した時の美術部部長。名字は最後まで不明のまま。後輩の面倒見も良く気配りの出来る人…という数少ない常識人であり、幼なじみの高嶺や実姉であるポリスの非常識ぶりには悩まされている。眉毛がポリスと同様にぼさっとした感じで、髪は黒髪をサイドで二つ結びにして触覚部分を伸ばしている。高等部に進級してからは髪を下ろしてショートカットになった。体格は小柄な方で背丈はイチカとちとせの間くらい。最初は胸がぺたんこだったが、中学卒業の頃には明らかに成長していた。本来は陽サイドの者のはずだが、高校ではなぜかマイナーな地下クラブを掛け持ちしている118。高嶺からはLIKEではなくLOVEの意味で好意を受けている。当初は高嶺の性格もあって本気にしていなかったが、バレンタインの顛末68あたりからまともに受け止めるようになったようだ。その後も彼氏として愛を育み続け、最終的には渡仏して同性婚した126。高嶺のことは本名から「華ちゃん」と呼んでいる。両親は不在64
22 / 25 / 28 / 32 / 36 / 41-45 / 48 / 57 / 59 / 61 / 63 / 64 / 67 / 68 / 71 / 72 / 79 / 83 / 90-93 / 101 / 108 / 115 / 119 / 最終話

ミシェル金剛(みしぇる こんごう)

中等部2年生で美術部3腐女子の中心的人物。陰キャラ側に属しながらも美術内では存在感があり、あおいからも次期部長と目されていた57。実際3年生に進級してからは部長を務めた。名前はもちろんペンネームで本名は近藤みちか。高嶺からはずっと「金剛ミッチェル」と呼び間違えられていたが、こちらの方が本名に近い68。ヘルメットのような丸みのあるおかっぱ頭が特徴で前髪はぱっつん。髪色は金髪に近い薄い茶髪。三白眼の瞳に猫口と顔のパーツが割とシンプルである。3腐女子で最も背が低くちとせと大差ないくらい。発育の方もいまひとつなのを気にしているようだ86114。紺色の制服を腕まくりして黒いネクタイを着けている。語尾に「~っス」を付けて話す8)。美術部の中でも最も絵が上手く、後にプロの漫画家になっている126。学業成績もよく学年7位くらい113。B型の乙女座。推しは「シリメンZ」の赤いやつ76。SNSのフォロワー数は5600081→67000118アミには最初は近藤さんと呼ばれていたが、親しくなるにつれ近ドゥーと呼ばれるようになった。動かしやすいキャラということもあってか出番が多く9)、主人公たちを差し置いて彼女がメインのLINEスタンプまで作成された。
21-23 / 25 / 28 / 34 / 44 / 48 / 52 / 56 / 63 / 68 / 69 / 76-79 / 80 / 89-92 / 96 / 101 / 102 / 104 / 106 / 113 / 118 / 121 / 最終話

北大路砂奈(きたおおじ さな)

中等部2年生で、美術部3腐女子のひとりのクール系眼鏡女子。本名は北川早菜(きたがわ さな)で北大路砂奈というのはペンネームである。髪は藍色の入った黒でショートカット。普段は黒縁眼鏡のレンズの下の瞳は見えない状態だが、眼鏡を取った顔立ちは短めの髪も相まってなかなかの男前だったりする118。白の制服の上に濃い紺色のカーディガンを着ている。3人の中では最も背が高い。眼鏡ヲタのご多分に漏れず指で眼鏡をクイッと持ち上げる癖があるほか、普段から気取った感じのポーズを取っていることが多い。またさほど口数は多くないが声優のモノマネをして語ってみたり34、サバゲー回で銃を構えて部屋に入ってきた時のように44妙に芝居がかった振る舞いをする面が見られる。心理的なショックを受けた時には眼鏡にヒビが入る。成人後の職業は美術講師126
21-23 / 25 / 28 / 34 / 42 /44 / 48 / 52 / 56 / 57 / 67 / 69 / 76 / 77 / 79 / 80 / 86 / 100 / 106 / 114 / 118 / 121 / 最終話

桜小路美玲(さくらこうじ みれい)

中等部2年生で、美術部3腐女子のひとりのそばかす女子。本名は大川美玲(おおかわ みれい)で、桜小路美玲というのはペンネームである。濃いめのブラウンの髪をお下げにして、真ん中だけ垂らした前髪をピンで留めている。瞳の色は茶色。制服の上にベージュの長袖カーディガンを羽織り、萌え袖にしている。3人の中では身長は真ん中で中肉中背の体格。大人しそうな雰囲気だが、美術部の外では腐女子の素性を隠してギャルの友人たち(アミラン)と共に行動し、陽キャラ側として振る舞っていた5663。BLを是とする3腐女子の中にあって、唯一ヘテロ(男女のカップリング)も良しとする雑食タイプ44。一見おしゃれに見えるアニメグッズを身に着け、ギャル友2人に本性がバレるのではないかというスリルを快感に変えて楽しんでいたが56ミシェルに彼女たちを自らを慰めるおもちゃにするのはやめるよう諭されて、2人が美術部に入部することを受け入れた63。成人後はOLとして働いている126
21-23 / 25 / 28 / 32 / 34 / 42 /44 / 45 / 52 / 56 / 57 / 63 / 69 / 76 / 77 / 79 / 80 / 86 / 100 / 106 / 114 / 121 / 最終話

緋村歩鳥(ひむら ほとり)

ちとせのひとつ下の学年で新入生として現れた少女。その正体はピポの人格を移植されたロボット2号である。イチカに復讐する目的を果たすため森繁博士の協力で新たなボディーを得た。濃い紫色の髪をリボンで結んだ大きなツインテールが特徴で、前髪は短めのぱっつん。目は釣り目で瞳の色は金色。制服は白いブラウスにコルセット付きのスカート、足に網タイツとハイヒールを履いている。ロボットとしての性能はイチカに劣り、声は初音ミクのような音声合成で79パーツも簡単に外れてしまうほか、充電が20%を切ると本人の意思に反して自動的に充電器まで戻ってしまう8590。外見は幼い顔立ちの少女だが中身はただのエロ親父であり、一人称も「俺」。女性型であるのをいいことにわいせつ・セクハラ行為を働いては素性を知るイチカに〆られている。防水性能がないため水に濡れると省電力モードに切り替わり、性格もおしとやかになる82。数少ない“男子”枠として登場回以降かなり存在感があった。
77-79 / 81 / 82 / 85 / 86 / 88 / 90 / 91 / 92 / 94 / 96 / 102 / 109 / 110 / 114 / 116 / 120 / 122 / 123 / 124 / 最終話

アミ

中等部2年生で、美玲の友人としてギャルの相方であるランと共に登場。ふたり揃って美術部に入部した63。底抜けに脳天気なガングロ陽キャラギャルで、一人称は「ウチ」。緑味の入った明るい金髪で後ろは短めのポニテ、前髪は左側だけ垂らして右はアップにしている。瞳の色は緑。眉毛が短め。八重歯。体格は小柄な方ながら中学生離れした爆乳の持ち主であり、ジャージを半脱ぎにして胸を放り出すような格好をしているため、なおさらバストが強調されている。おつむの方はだいぶ弱めで話が込み入ると混乱してしまい68、エスカレーター式の学校でありながら進級が危ぶまれていた113。根っからのパリピ気質は祖母譲りのものらしい113。過去の因縁もあってミシェルからは当初苦手に思われていたが69、部活や同人活動を共にするうちに打ち解けていき、卒業後も会うような関係になった。同学年のランやミシェルからはアミ助と呼ばれている。本名は高城アミ(たかじょう あみ)。成人後の職業はネイリスト126
56 / 63 / 68 / 69 / 76 / 77 / 79 / 80 / 86 / 88 / 90 / 91 / 95 / 100 / 101 / 102 / 104 / 106 / 113 / 114 / 121 / 123 / 最終話

ラン

中等部2年生で美玲の友人として登場。その後、あおいに誘われ美術部に入部した63。ギャルの相方であるアミと常に行動を共にしている。明るめのブラウンの長髪を後ろで結わえて、前髪を右側に流している。瞳は紫色。背が高くスタイルもよい。制服の胸元に大きめのリボン、緩めの長袖カーディガンを羽織り、下はミニスカ・ルーズソックスというのが基本スタイル。ヤンキー寄りのお姉ギャルで半グレ相手にカツあげを止める程の度胸がある100。その一方で実は可愛い物好きでぬいぐるみの「マァメちゃん」を溺愛しており、ちとせと意気投合していた87ミシェルたち陰キャからは男性経験豊富であるかのように見られており本人も「告られ経験が豊富」と語っているが117、実際は別にそうでもないらしい8091。他にも3年生を送る会ではひとりだけ最初から号泣していたり121、一見大人びたルックスに対して意外性のあるキャラと言える。本名は保科蘭(ほしな らん)。成人後はアパレル店員になった126
56 / 63 / 68 / 76 / 77 / 79 / 80 / 86 / 87 / 88 / 91 / 95 / 100 / 101 / 104 / 106 / 113 / 117 / 121 / 最終話

トミー

中等部3年生の男子で学園一のイケメン。サラサラの金髪に碧眼と見た目は完全に欧米人だが、本名は富三郎(とみざぶろう)と和風なもの。学内にはトミーファンクラブ親衛隊なる存在があり、彼の半径15m以内に近づくと吹き矢が飛んでくる33。幼なじみの高嶺に想いを寄せており、彼女に近づきたいあまり女装したり33、石膏像になりきって全裸のモデルを務めるなど36行動が倒錯していった。その後高嶺の想い人が分かってからはNTR属性に目覚めたのか、やや性癖をこじらせてしまった。一人暮らしをしているため家事全般はお手の物で119、三拍子揃った高スペック男子なのは間違いない。また林田からは森繁博士なのだと誤解され、同時に異性としての好意を受けていたが、その想いが伝わることはなかった。なお彼のキャラの元型は『みつどもえ』に登場したトム先輩と思われる。
12 / 33 / 36 / 52 / 54 / 55 / 65 / 66 / 115 / 119 / 最終話

鈴鹿 すてら(すずか すてら)

ちとせたちが3年生になった時に美術部に入部してきた新入生。名前はペンネーム。一人称は「ボク」。髪は金髪のロングヘアで前髪の右側を流して、左側をシュシュで結わえておでこを出している。瞳には花びらのような形のハイライトが入っている。1年生にしては胸が大きい。天才絵師と自負するだけあり、文部科学大臣賞を獲った実績を持つ。その他のプロフィールはver.125.0のおまけ4コマ漫画を参照。相当な自信家で活躍する気まんまんで美術部に乗り込んできたが、登場時期が遅すぎたゆえにその場を失った悲運のキャラとなった10)
124 / 125

歩鳥の取り巻き

歩鳥の同級生で取り巻きを自称する3人の女子。美術部に新入部員が来ないので埋め合わせで呼ばれたが、歩鳥が所属しているのが美ボ会だと知らなかったのか、来るなりいきなり脱がされて戸惑っていた。なお彼女たちはこの時点で2年生なので新入生ではない。
124 / 125

新入部員の男子

すてらたちと共に入部を希望してきた男子。ボサボサした前髪で目を隠したメカクレ。内気な性格で女子ばかりの部に馴染めそうになく、絵に自信もなかったため、一度は辞めようとした。その姿にかつての自分を重ねたちとせに引き留められた。
124 / 125

美術部員

ちとせと同期の美術部員にはうみこ以外に、前髪を分けておでこを出した髪の長い子、黒髪のお下げの子、後ろで結わえた茶髪の子の3人がいる。2年次の「3年生を送る会」に絡むver.120.0121.0が分かりやすい。彼女たちの名前は3年次の部活動申請書125に記載があり「佐藤 愛奈」「津田 利花11)」「吉村 芽衣」となっている。またこの時点で1学年下の部員は「紺野 リサ」のみ。またあおい世代は4人(あおい・トミー+2名)72ミシェル世代は7人(3腐女子・アミラン+2名)121の部員がいた12)
25 / 28 / 41 / 42 / 44 / 45 / 47 / 48 / 57 / 69 / 71 / 73 / 76 / 82 / 90 / 91 / 92 / 103 / 104 / 120 / 121 / 124

家族

森繁家

森繁ひろし(もりしげ ひろし)

森繁ちとせの父親。38歳A型。パーパート大学理工学部を首席で卒業し3、6年の歳月を掛けてイチカを開発した天才博士。しかし外見は完全にアブない人で、ポリスからも町の危険人物としてマークされている。頭は丸刈りで常に顔を溶接マスク状の仮面で隠し、上半身はタンクトップ&エプロンという出で立ち。発明に関するもの以外買わない主義で70ロクに服を持っていないため、外出する際もずっとこの格好である13)。かなり大柄でガッチリした体格だが以前はもう少しスマートだったらしい70。家族以外からは「森繁博士」と呼ばれることが多い。森繁製作所という個人経営の工場を営み、普段は電子機器の修理などで生計を立てている24。ひとり娘であるちとせに友達が出来ないことを心配してイチカを生み出したが、陰ながら自立を促すような一面も見られ103123、必ずしも甘やかしてばかりというわけではない。
0.1 / 0.4 / 0.5 / 1 / 4 / 9 / 15 / 24 / 31 / 47 / 49 / 54 / 58 / 70 / 73 / 82 / 88 / 98 / 108 / 109 / 110 / 116 / 122 / 123

森繁エレナ(もりしげ えれな)

森繁ちとせの母親。ブラウンの髪に碧眼の女性で、ちとせの外見は彼女からの遺伝と思われる14)。背中まで届く長髪をポニーテールにしている。眉毛が短い。体格は長身でグラマラス。探検家として世界中を飛び回っており、ちとせとは手書きの手紙でやり取りしている73。意図的なものなのかお尻からのアングルの動画を配信して稼いでいる15)。かつて軍に所属しており、ポリスに銃火器の使い方を手ほどきしたのも彼女らしい97。日本での暮らしは長くないのか、日本の文化には疎いようだ116
97 / 98 / 109 / 112 / 116

森繁あやめ(もりしげ あやめ)

森繁ちとせの妹で7歳。本編の約9年後が描かれた最終話で登場した。ちとせとは16歳離れた妹となる。ミディアムヘアの両サイドをビーズで留めて、お団子状に結んでいる。髪色はちとせと同じと思われる。姉に似ず物怖じしない性格のようだ。
最終話

戌井家

戌井うみこの母

戌井うみこの母親。毛先に軽くウェーブの掛かった長い髪で、前髪を分けておでこを出している。髪のトーンはうみこより少し濃いめ。ちとせとも面識があった模様。実はかなり豊かなバストの持ち主であり、それを武器にとある活動をしている16)
110 / 112

高嶺家

高嶺の父

高嶺マリエンヌの父親。オールバックの髪に口ひげを生やした男性。ちとせたちが通う学園の理事長でもある。人を驚かせるのが趣味で、初めて高嶺家を訪れた一行を出迎えた際は執事のフリをしていた。普段は仕事で忙しく娘と一緒にいることも少ない。
64 / 112

高城家

アミの祖母

高城アミの祖母。星型のパーティサングラスにヒョウ柄のドレスとド派手ななりをしており、ミシェルは最初姉だと思っていた。「よっちゃん」と呼ばないと反応しない。アミは自分でお婆ちゃん子と言っており、彼女のパリピ気質は祖母譲りのもののようだ。
113 / 120

近藤家

ミシェルの母

イメージのみ。「3年生を送る会」の話し合い中に、親からの手紙を読む姿が描かれた。顔はミシェルそっくり。
120

その他

ポリス

やることが過激すぎる女性警官。高嶺と並ぶ作中屈指のイカれた人物である。名前は本人が明かそうともせず119最後まで通称の「ポリス」という呼び名のままであった17)美術部部長のあおいの年の離れた姉でもあり18)、複数の線を重ねたような形で描かれた眉毛の形状がそっくり。黒のストレートのロングヘアの後ろを一本に束ねている。普段は当然ながら警察の制服を着用しており、すらりと伸びた長い素足にミニスカの制服&ハイヒールが似合う。サイズを測ったことがないらしいが99バストもかなり大きく、自らセクシーポリスと名乗るだけのことはある119122。そのスタイルの良さを褒められるとあっさりとデレる9399。軍隊ノリの口調で話し、変態的行為や犯罪には非常に厳しく当たる。特に妹のあおいを巡る過去の出来事が原因で高嶺を変態と見なして目の敵にしている36。他にも思想犯を裏で拷問していたり1691自動小銃を携帯していたり、どう考えても完全な私用で軍用ヘリを出動させたりと43一婦警の域を超えた謎の存在。銃火器の扱い方は学生時代にちとせの母であるエレナに手ほどきを受けたとのこと97。その一方で無類の猫好きで猫を見ると我を忘れてしまい、周囲をたびたびドン引きさせるがたまに我に返る84。虫が苦手だが(人間以外の)生物は殺せない93、サンタを信じている108といった一面も。
0.1 / 0.4 / 1 / 8 / 16 / 24 / 28 / 36 / 43-45 / 53 / 64 / 84 / 89-92 / 93 / 97 / 99 / 101 / 108 / 119 / 122

ピポ

小堀の相棒の小型ロボット。最初登場した際に「スーパーピポ」だと言われており、ダイス社1のお友達ロボット「ピポ」をベースに小堀のコネでカスタマイズしたものではないかと思われる。森繁博士の元で修理を受けた際に男性の人格が宿り4、自分を壊したイチカを仇敵として狙うようになった。元にしたデータの影響か女性に点数を付ける性質がある4。女性体型に改造されて以降14、「~ワヨ」という語尾を付けて話すように。頭のヘリを使いある程度自由に行動できる性能を持つが、イチカへの復讐を果たすためより屈強なボディに生まれ変わることを願っている。小堀を「主(ぬし)」と呼び、女性が苦手な彼が自立できるようあれこれお膳立てしている。
3 / 4 / 14 / 29 / 37 / 50 / 73

その他の学校関係者

福村(ふくむら)

1-Bの担任教師を務める若い女性。作中屈指の巨乳を誇り、バストが強調されるようなブラウスやニットを着ていることが多い。髪は茶髪系で襟口に掛かるくらいの長さのボブ。瞳が縦に細長い形をしているのが特徴。本人は男性が苦手と言っているが70、あくまで自己申告なので甚だ怪しいところではある。名前はver.40.0で判明。なお翌年の2-Aでもちとせの担任となっている。担任教師として登場する機会は多く、特に森繁博士に修理を依頼に来たver.70.0は彼女の人となりが窺えるエピソードとなっている。
0.2 / 0.3 / 2 / 7 / 11 / 17 / 26 / 27 / 31 / 35 / 40 / 49 / 70 / 74 / 76 / 102 / 117

段原(だんばら)

3年生の女子でダンス部部長。あおいとは同級生32。髪型は左サイドを刈り込み、流した前髪をアシンメトリーに切り揃えている。背が高くちとせとは頭ひとつ分違う。ダンスに対する向上心が高く、全国ダンスコンクールで優秀賞を獲るレベルの実力者32。同性に憧れられておりダンス部に取り巻きがいるほか、高嶺と3年生を二分する勢力を持つほど59である。このように学園内で強い影響力を持つ人物なのだが、メンタル面はかなり撃たれ弱い。ちょっとしたことでショックや感銘を受けて泣き出してしまう。
2 / 32 / 59 / 66 / 105

相撲部

イチカの体験入部先のひとつ。地区大会で4連覇中という結構な強豪(うみこ調べ)。ダンプに引かれて重傷を負った部長に代わり臨時の大将を務めたイチカの活躍もあってか、見事5連覇を果たした模様。当然ながら女子慣れしていない。
11 / 12

ロボット愛好会

小堀が所属するロボットオタクの園。小堀のほかは黒縁の眼鏡男子、メカクレなそばかす男子、前髪を分けた男子の3人がいる。部員数が足りず部活動と認められていなかったが、林田が加入したことで部員5名という要件を満たしロボット研究部に昇格した39。しかし翌年にはメンバーが小堀と林田だけになってしまったのか、再び愛好会に戻っている94
19 / 29 / 39 / 94

写真部

前歯の出たカメラ小僧と、太っちょ眼鏡の二人組。3年生。ローアングルから撮影するのがコンセプトのようだが、ノーパンはNGらしい33。3年生を二分する高嶺派の先鋒として高嶺に付き従っている59。欲望に忠実でやっていることは割とゲスい。
33 / 59 / 66 / 69

体育教師

スキンヘッドながら顔はメイクしており、目はパッチリ。そしておねえ言葉を使うという妙に濃いキャラの人。筋肉質でガタイがよく肉体的には男性ではないかと思われるが、しっかり水着でガード37していたりするので何とも言えない。
35 / 37 / 38 / 76

保科(ほしな)

3-Bの男子生徒で、トミーの友人の爽やかイケメン。昼休みにサッカーをしていたところを林田の工作に利用された。なお美術部のランも名字は「保科」なので126兄妹という可能性もあるが、真相は不明。
65

白井(しらい)

高等部の美術部顧問。長髪の美形で細身のスタイルというルックスから高嶺は女性だと誤解していたが、男性である。ボソボソと耳元に囁くような話し方をする。名前はver.105.0で判明。高等部の下層にある「全身タイツクラブ」に出入りしている118
83 / 105 / 118

カメコ

写真部の1年生で、“小僧”の妹。中等部を卒業した兄と入れ替わる形で入部した。舌なめずりするようにいつも舌を出している。学校のパンフレット撮影のためカメラマンとして同行したが、イチカには「兄貴とは別方向に厄介」と評されていた。

115

ゲストキャラ

アンドレイ・マルク

濃い顔の人。イチカに顔だけが投影されるという形で登場した。本人は演劇界のプリンスと称される。彼をよく知る演劇部大野によれば「七つの顔を持つ」「演劇界の至宝」とのこと。あごヒゲ、太い眉、長いまつげに流し目と顔の造形が濃い。
20 / 43

たっくん

ちとせたちがクレーンゲームをやるため訪れたゲームセンターにいたオタク男子。たっぷりの脂肪、眼鏡、キャラプリントのTシャツ、背に背負ったポスター、ござる口調とステレオタイプすぎるオタク。しかし可愛い彼女持ちだったりする。
87

学園祭の不良

2年目の学園祭に来ていたいかつい大男。うみこが適当に言った金髪・ピアスだらけ・全身タトゥーという条件に当てはまったので、アミたちが見つけてきた。心優しき大巨人みたいな片言の言葉で喋る。ツレは前科4犯の族の総長らしい。
95

1)
信じていたのは林田くらいのもので、妹分にあたる歩鳥さえしばらくは気付いていなかった。ちとせが知ることになるのは最終回間近のver.123.0であった。
2)
コミックス3巻以降に掲載されている人物相関図でも「常識人」と紹介されている。
3)
唯一バレンタイン回66では髪飾りを付けたり、黒ストッキングをはいたりと彼女なりに気合いを入れてきていた。
4)
同性婚が実現した作品なので断定は出来ないが。女子らしき可能性が描かれたのも、最初を除けばプールを見学した時37くらいではなかろうか。
5)
ver.0.1の扉絵(単行本未収録)に描かれていたのは、ちとせ・イチカ・うみこ・ポリス・林田・小堀&ピポだった。
6)
ver.73.0で林田は失恋して森繁博士との関わりが切れ、小堀はピポの主としての役割を終えた。そのため動かしづらくなった面もあるだろう。
7)
コミスペ!(2019.05.08)のインタビューにおいて「会長は綺麗で身体を見せたがるけど、体は貧相」と語られている。
8)
ちとせたちと親しくなったこともあってか、最上級生の3年生になってからはほとんど使わなくなったが。
9)
のりお先生もコミスペ!(2019.05.08)のインタビューにおいて「積極的に動くキャラなので描きやすく、だんだんと存在感が増した」と語っている。
10)
架空のヤングチャンピオン誌上で『鈴鹿すてらにわからせたい!』という漫画が連載されており、そちらで頑張っているようである。
11)
1文字目の判別が難しい。「増」「清」「澤」「坪」あたりにも見えるが…。
12)
ただこの人数だとすると、ver.102.0で出てきた「美術部+美ボ会で19人」という設定には2人足りない。
13)
と言いつつもver.107.0ではちゃんとスーツを着て学校に来ていた。
14)
ちとせはハーフ68なのでエレナは日本人ではない。最終話で大人になって髪を伸ばしたちとせは彼女に似ているので、やはり血は争えない。
15)
エレナチャンネル112。登録者は300万人を超える。
16)
乳で稼ぐ人として、尻で稼ぐエレナチャンネルをライバル視している112
17)
寮の自室の表札すら「ポリス」と書いている程である24。なお部屋番号は102で、なぜか放射能標識が逆さまに貼られたドラム缶が置いてある。
18)
ver.36.0における回想シーンであおいが5歳くらい、ポリスが高校生っぽい制服を着ていることから10歳近く離れていると見られる。