[僕の心のヤバイやつ(用語辞典)] 漫画『僕の心のヤバイやつ』に登場する用語一覧
僕の心のヤバイやつ(用語辞典)
「秋田けんたろう」とお揃いのキーホルダーで、元は秋田土産として香菜が買ったもの。山田が同じものを持っていることに気付いた香菜が気を利かせて、市川の手に渡ることとなった55。アニメではリボンの色が青となっている。
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市川が秋田に帰省した際に山田へのおみやげとして購入した51秋田犬のキーホルダー。市川が持つ「秋田けんじろう」とお揃いで、リボンの色は漫画では青、アニメでは赤となっている。一度山田が落としてなくしてしまったが、親切な人が木に掛けてくれていたおかげで手元に戻ってきた61。卒業式の送辞84~保健室でのくだり85でお守りのように互いに渡されたように、ふたりを繋ぐキーアイテムとなっている。
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本作が掲載されている「チャンピオンクロス」を運営する他、週刊少年チャンピオン等の漫画雑誌を刊行している大手出版社。本社ビルの所在地は千代田区飯田橋で、市川たちの班が職業見学で訪問した25。なお秋田書店は実際に中高生の職業見学を受け入れている1)。
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大晦日のコンビニで思いがけず南条に出くわした市川が咄嗟に名乗った偽名53。知ってか知らずか南条はその後も市原と呼んでいた75。「市川」と同じく千葉県内にある市原市からの連想だろうか。
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山田の事務所の先輩女優・北村結子が主演を務める恋愛映画。キャッチコピーは「運命じゃない――」。山田の感想からすると終わりに別れが描かれる悲恋の物語のようだ。“放課後デート”で鑑賞した際、市川は「自分とは違う景色を見ている」山田に気付かされることになった。
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関根が進学先として志望している名門私立女子高。ただ経済的事情を鑑みて私立中学を受験しなかった経緯もあり、私立校を目指すことには躊躇いもあったようだ117。後に市川が修岳館を受験する決心をしたことで発破を掛けられ、その後も迷いを見せていたが、文化祭を見学した際の出来事で彼女も心づもりが出来たようである150。
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その名の通り、お菓子の専門店。東京都内を中心に店舗を展開する実在のチェーン店である。アニメでは「おかしのむらおか」とされていた。山田が大量に消費するお菓子の仕入れ先のひとつなのであろう。一方、近所にあるわけではないのか市川は場所を知らなかった16。舞台である洗足周辺でいうと、たびたび登場場所のモデルとなっている武蔵小山に店舗がある。
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昼休み、プルーチェを作るためにボウルを探しに出た市川と山田だったが、家庭科室が閉まっていたために代わりに化学室のビーカーを使って作ることに。しかし山田が隠れてプルーチェを飲み干しているところを先生に見つかってしまい、しこたま怒られるハメになった。
Karte.18
映画化・アニメ化もされた超人気少女漫画。略して「君オク」と呼ばれる。発行は集学館(しゅうがくかん)。ヒロインの女子高生・咲良とその思い人であるクール系男子・濁川を中心とした恋愛漫画である。2018年夏に映画が公開され、その時点で累計発行部数が500万部を突破28している。少なくとも現時点で「21巻以降」が出ていることが判明している。初出は職業見学の帰りに山田が唯一読む漫画として名前を挙げた時で26、その後も『僕ヤバ』における作中作として大きな役割を果たすことになる。特に山田にとっては思い入れの深い作品のようで、修学旅行を途中で抜けてまでTVドラマ版のオーディションに挑んだ。そのオーディションでは咲良役には落ちたものの、彼女の友人のひとり・後藤みりあ役に選ばれた117。そのドラマ版は市川たちが3年生の年の10月11日22:00より、SBS系にて放映149。また市川のイマジナリーフレンド(イマジナリー京太郎)が濁川の姿を取って現れたりもしている。のりお先生によれば「君に届けみたいなピュア少女漫画のイメージ(しかし親友は死ぬ)」とのこと2)。
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「殺人大百科」や「殺人の人文学」と同じく市川が学校にまで持ち込んで読んでいる書籍のひとつ。№5まで出ている。1年生の時にグループ学習に誘われた際もこの本を読んでいて、クラスメイトにドン引きされていた。
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日本コカ・コーラ社から販売されている紅茶のブランド。職業見学の帰りに班からはぐれてしまい泣き出した山田に、市川が自販機でミルクティーを購入して手渡した。山田が自室にそのペットボトルを大切に飾っていた64ことからも分かるように、山田が自分の恋心を自覚したことの象徴的なアイテムとなっている3)。またミルクティーは山田が好きな飲み物である。
Karte.27 / Karte.64
市川が所持している猟奇趣味関係の書籍のひとつ。市川が最初に登場した場面で読んでいることから印象にも残る1冊。なおのりお先生によれば「人殺し大百科」という本が実際にあるらしい4)。
Karte.1 / Karte.3 / Karte.43
市川の猟奇趣味を示す1冊。著者名から翻訳本と見られる。Karte.57において市川が学校に行くために必要だった“鎧”としての象徴的な意味合いを持たされており、市川が自分の気持ちを山田に打ち明けた時に「それがもう必要なくなったこと」を表すのに効果的に使われていた。
Karte.30 / Karte.57
女性向けのファッション雑誌。綴りは「CiEL」。フランス語で「空」を意味する。山田が専属モデルを務めており、Karte.81でも渋谷で撮影を行っていた。市川曰く「思いのほか大人っぽい」表紙で山田が着ているのも大人びたコーディネイトなので、ハイティーン~20代あたりがターゲットと思われる。興味を持った市川は本屋で購入してその後も捨てずに持っていたが、山田が部屋に来た際に見つかりそうになったほか56、見たことがあるとうっかり話してしまったりもしている67。
Karte.5 / Karte.6 / Karte.49 / Karte.56 / Karte.81
関根によれば「偏差値74で東大進学率15%」というトップクラスの進学校。男子校。市川は進路希望先の第1志望として提出したものの、中学受験に失敗した経緯もあり受けるかどうか迷いがあった。しかしその迷いを振り切った市川は覚悟を決め、本格的に腰を据えて合格を目指すこととなった。私立中に進学していた木下も付属校ではなくこちらにチャレンジするとのこと124。なおマンガクロスでの掲載時は初出のKarte.114のみ「秀岳館」との表記だったが、コミックス収録時に修正された。
Karte.114 / Karte.117 / Karte.122 / Karte.124
市川が所属している部活。活動日は水曜日のみ。部員数は少ないらしい。現時点で部活動の様子や部員を含めて描写されていない。イメージ的な問題で思うところがあったのか、市川が美容院デビューする際の想定トークからは「塾があるので帰宅部」と書き換えられていた83。
Karte.16 / 染みこむ気持ち / Karte.31 / Karte.35
下北沢に実在するライブハウスで、Karte.119及びKarte.127で描かれたライブシーンの会場となった。このエピソードの掲載に際して取材協力を仰いでおり、コミックス9巻の目次もこの店舗のウェルカムボードがモチーフとなっている。Webサイトあり。
Karte.119 / Karte.127 / Karte.128
Karte.149で市川と山田が放課後デートに行った食べ放題のしゃぶしゃぶ屋。山田が出演する『君色オクターブ』のTVドラマとコラボキャンペーンをしている。モデルはチェーン店の「しゃぶ葉」。
Karte.149
新・人狼-JINRO-ラストファイナルⅡ(しん・じんろう じんろー らすとふぁいなるつー)
市川たちが2年生の夏頃5)に公開された映画。山田が出演していたことから視聴してみた市川だったが、出演者が檸檬坂46のメンバーで固められたこの映画は(演技も拙く)市川によれば「温い空気のクソ映画」との低評価であった。
Karte.78
山田が籍を置いている芸能事務所。マネージャーの諏訪の名刺から判明した81。山田の他にもカリスマモデルの香田ニコやグラビアモデルの新木優利、木南るか、女優の北村結子らが所属しており、また大物俳優の片岡健に事務所の社長が「哲っちゃん」と親しげに呼ばれていたことからも、かなりの大手事務所ではないかと思われる。
Karte.81
本作の舞台となる街、及びその最寄り駅。目黒区の南端部に位置し、大田区・品川区と境界を接する。洗足駅の周囲には閑静な住宅街が広がる。付近に大きな商業施設等はないため、休日などはふたつ隣の武蔵小山まで遊びに行っている様子が見受けられる。
Karte.16 / Karte.38 / Karte.48 / Karte.76 / Karte.89 / Karte.92
市川たちが下北沢でのライブを観に行ったあと、香菜・もも・ブルー・コールドメンの面々と合流して打ち上げに参加した居酒屋。なおモデルとなった店舗はこのエピソードが掲載された5ヶ月後に閉店している6)。
Karte.119 / Karte.120
片岡健のスキャンダルを機に暴走し始めた豚野郎に釘を刺すべく、市川が即席で作ったTwitterアカウント。IDは「@thanatos_moros」7)。しかし苦言を呈した途端にブロックされてしまい、豚野郎本人(中身)もこのアカウントのことは全く記憶していなかった。
Karte.97 / Karte.99
山田が考案したチロルチョコを駒として用いた将棋。勝った方が駒を総取りできるというルールである。それとなくチョコを渡す手段ともいう。その手があったか…! 初出はツイヤバ「チロルチョコ将棋とは」で、その後本編にも同様の展開が導入された。
Karte.72 / チロルチョコ将棋とは
香菜がアルバイトしているタコ焼き屋。この仕事を始めた頃は毎日家でタコ焼き作りの練習に励んでいたらしい。現役早大生のJDがやるバイトにしてはやや地味な気がしないでもない。しかも5連でシフトが入ったりもする19。モデルはタコ焼きチェーン店の築地銀だこ。
Karte.76 / Karte.77
香菜がボーカルを務めるガールズバンド・PrimaryCOLORが合同ライブで披露した新曲。歌詞は市川姉弟の合作で、山田から告白された際の言葉を市川が記したメモに香菜がインスピレーションを受けて前半部分を作詞114。そこに市川が自分からの返歌のような形で後半部分を書き加えた126。作曲はあおとん。またコミックス9巻特装版にはこの曲が収められたCDが同梱された。こちらの作詞はのりお先生、作曲:中嶋イッキュウ、編曲:日比野裕史、歌は香菜役の田村ゆかりとなっている。
Karte.127
人気のゲームシリーズ(たぶん)。新作が出たからうちに遊びに来ないかと南条が山田を誘った時に名前が出たのが初出42。その後、市川が山田家を訪れた際に山田の父に一緒に遊ぼうと誘われたりもした70。
Karte.42 / Karte.70
校舎1階の一番端にある。市川にとっては昼休みをひとりで過ごす「聖なる箱」だったが、山田が(お菓子を食べるために)訪れるようになってからはふたりの交流の場所となった。普段は市川と山田以外誰もいないように見えるが、たまに他の生徒たちも来ているようだ40。飴の袋が落ちていたことから「飲食禁止」の貼り紙が張り出されたが30、山田はその後も懲りずにお菓子を持ち込んでいる。
エスビー食品が販売している調味料。Karte.126で山田が市川家を訪れた際に持ち込んだ。山田は香田ニコに教えてもらって以来、何にでも掛けてしまうというほどハマっているようだ。しかしその余りに強すぎるニンニク臭のために、記念すべき初キスは少しだけ先延ばしに…。
Karte.126
お気に入りなのか山田がたびたび使うLINEスタンプ。猫の頭部を持ったカマキリという謎生物である。山田的には面白いらしいが、市川には全くウケなかった。作中では「OK」「ウォォォ」「まだ途中」の3種類が登場している。実際のLINEスタンプとしても販売されている。
Karte.31 / Karte.35 / Karte.51
ネコと鮫を組み合わせたものと思われるキャラ。その本物の方は登場していない。半沢が山田と渋谷に遊びに行った際に、そのパチモン「SAMENEKO」が描かれたTシャツ(400円)を着てきた。
Karte.141
クラシエが販売する知育菓子。「ねるねるねるねは ヘッヘッヘッヘッ…練れば練るほど色が変わって…こうやってつけて…うまい!(テーレッテレー)」のCMがあまりにも有名である。アニメにおいてもある程度このCMが再現された。図書室で作ろうとした山田だったが混ぜるのに必要な水を汲むのに苦心していた。普通の駄菓子と比べて手間が掛かるため、山田的には料理の一環だったらしい18。
Karte.7
小林が所属している部活。他の部員にはユカ・るぅらがいる。山田も1年生の時から所属していたが、体育の授業中に鼻を怪我したことを機に退部することになった16。3年生の夏の区大会では準決勝まで勝ち上がっている124。Karte.86では卒業した3年生の部員たちも登場した。
Karte.14 / Karte.79 / Karte.86 / Karte.124
山田が出演しているTV番組。Eテレで毎週火曜日19時から放送している。略して「コロ学」。その回のテーマに沿って生徒役の中高生がフリップで提示した疑問を、VTRで検証するという内容らしい。出演者には山田と仲の良いみくや司会者役の芸人らがいる。出演者の性が乱れていると噂になっており、5chでは「ヤリサー番組」「マッチング番組」「国営JKカタログ」などと散々な言われようであった67。
Karte.34 / Karte.67
江崎グリコが販売する定番の氷菓。作中でも言及された定番のコーヒー味・ホワイトサワー味の他にも様々な味の商品が販売されている。下校中に山田と自転車の2人乗りすることになった市川。山田が取り出したパピコをシェアしてもらえるのかと期待したのも束の間…。
Karte.16 / パピコ / 無題(ppc)
小林のあだ名のひとつ。「こばやし」を入れ替えて読んだもの。元々は関根がこのあだ名で呼んでおり、後に吉田もこの名前で呼ぶようになった。さらに元を辿れば彼女の小学生時代が描かれた『半開きさん』において、当時のクラスメイトの女子がそう呼んだことが始まりである。なお小林本人は「ちーちゃん」と呼んで欲しいようだが、そう呼んでくれる人は今のところ誰もいない。
中学校と洗足の間にある交番。現実にも原町交番は存在するが、作中で描写されていたような交差点のそばではない。交番を前にして自転車の2人乗りを咎められるのではないかと危惧した市川は一度は山田を降ろそうと思ったものの、山田に「変化を恐れるタイプだね」と言われたことで思い留まり、交番の前を一気に駆け抜けた。
Karte.16
目黒区立第十二中学校の学区内にある小学校のひとつ。出身者には市川・関根・小林・原・足立・太田・半沢のほか、香菜・木下・高野らがいる。また市川と関根は3~4年生、小林と半沢は5~6年生で同じクラスだった。なお本編ではまだこの校名自体は登場していない。
学校の階段下にある部屋。棚や予備の机が置かれているため一人が通れるくらいの隙間しかない。山田の演技の練習に付き合うためにふたりで忍び込んだのが初出40。後に鍵が壊れて閉じ込められてしまったりもした122。それ以外にもハグした時や体育祭の前など、ふたりが人目を避けて会う時のスポットになっている。これより下に降りる階段がないので1階にあるはずだが、閉じ込められた際に窓から脱出しようとしなかったのがいささか謎ではある。
Karte.40 / Karte.43 / Karte.105 / Karte.121 / Karte.122
京都市伏見区にある神社。全国にある稲荷神社の総本宮であり、朱色の鳥居がトンネル状に並んだ千本鳥居で知られる。市川たちが修学旅行2日目(午後)の班別行動中に訪れた。市川と山田の関係が大きく変わる出来事があった場所であり、ファンにとっても重要な聖地のひとつであろう。カップルが手を繋いだまま千本鳥居を抜けると永遠に添い遂げる…というのは、あくまで安堂のでっちあげである。
Karte.110 / Karte.111
市川が日曜日に古本屋(BOOK ON)で立ち読みした帰りに、ファッション雑誌のシエルを購入した書店。実在する書店であり、都内を中心に店舗を展開している。作中に登場するのは武蔵小山のパルム商店街内にある店舗である8)。
Karte.5
牛乳と混ぜて作るデザートベース。山田は学校でわざわざこれを作ろうとして、ボウルを探すため市川も付き合わされることに。しかし結果的に先生に見つかってしまい、ふたり揃ってめちゃくちゃ怒られるハメになった。山田は家でも怒られたようだ。モデルはハウス食品から販売されているフルーチェだが、絵面的によろしくない使われ方をしたため、許可は取らずにもじった名前となった9)。
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目黒区立第十二中学校の学区内にある小学校のひとつ。出身者には山田・吉田・神崎・金生谷・山田徹平・石室・鵠沼らがいる。校名は『僕の今昔物語』の中で登場している。山田・神崎・石室・鵠沼は5~6年生時に同じクラス10)で、吉田・金生谷とは別のクラスだった。
目黒区立第十二中学校(めぐろくりつだいじゅうにちゅうがっこう)
市川・山田たちが通う目黒区立の公立中学校。架空の校名。校区内の小学校には右小・左小がある。1学年3クラス、100名前後とのこと11)。校舎は4階建て。制服は男子が普通の学ラン、女子は紺色のブレザー。生徒たちは制服の胸ポケットに名札(校名+フルネーム)を付けており、校名は1話目から登場していた。校則的には女子は紐リボンを結ぶのが規則っぽいが、ほとんどの女子が結んでいない。スマホの持ち込みOK、スカートの長さも自由気ままで髪を染めている者も少なくないので、さほど校則にはうるさくないのかも知れない。
略してやらポ。山田と渋谷で落ち合った市川だったが、デートのような不慣れな状況に戸惑ったせいもあって事あるごとにやらかしてしまう。内訳は「ストーカーみたいになってしまう:-5」「母親を可愛いとか言ってしまう:-10」「注文させる:-20」「甘いものが苦手というウソ:-5」「謎のファッション論」-15」「おごられる:-20」。
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有名ラーメン店。山田が通っている他、豚野郎も常連である。香田ニコも「生きるのが辛くなったら来る」とのこと。市川は提供された丼の想像以上の大盛りっぷりに面食らっていた。モデルとなったのは、同じく港区三田に本店を構えるラーメン二郎。
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香菜が通う私立大学。名前のモデルはもちろん早稲田大学である。この名門大学に現役合格した姉に対して、市川はやや複雑な気持ちを抱いている節が窺える。他の在学生には香菜のバンド仲間であるもも・あおとん・ひなこらがいる。
Karte.124 / Karte.128
1年生の時に1組だったのは、山田と吉田。コミックス7巻特装版「エピソード零」の挿絵で入学式前のふたりの様子が描かれている。列の最後尾で山田→吉田の順で並んでいることから、並びは名字順の出席番号だと思われる。
1年生の時に3組だったのは、小林・関根・足立・原・安堂。今のグループが出来たのは、関根(同級)小林(バスケ部)山田(同級)吉田の繋がりだったのだろうか。あるいは吉田が安堂と一緒にカラオケに行ったと言っているので100、別の繋がりもあるのかもしれない。
3組・2組と比べると影の薄いクラス。文化祭で「僕らの町の80年前」が最優秀賞を獲得したのが唯一の出番である。名前ありキャラでは山田徹平が1組だったほか、文化祭でトランプしながら留守番をしていた女子2名が登場している。
Karte.11
2年生の時に安堂・半沢が属していたクラス。クラス内のLINEグループがあり、市川も「団結力アピールがすごい」と評していた31。そしてその中心にいたリーダー的存在が安堂だったことが足立の口から語られている。文化祭の出し物は演劇100。
Karte.31 / Karte.100 / 足立くんが補足してくれる回
2年生の時に市川たちが所属していた物語の舞台となるクラス。クラスメイトには山田・小林・関根・吉田・原・足立・神崎・太田・金生谷・石室・岡本らがいる。担任は前田。運動会では黄組103。文化祭の出し物はお化け屋敷10。なおアニメ版ではクラスメイト全員(28名)のデザイン及び名前が設定されており、『TVアニメ公式ガイドブック』にて公開された。
3年生に進級した市川たちが所属するクラス。クラスメイトには山田・小林・関根・吉田・安堂・半沢・神崎・金生谷・鵠沼・山田徹平・石室・ユカ・るぅ・中村・建・上田春華(名前のみ)らがいる。安堂が「半分くらい元3組」と言っていたように100主要キャラの多くが2年3組からスライドしている。担任は守屋。運動会は赤組105。
“渋谷デート”の際に山田に誘われてふたりで向かったカフェ。パンケーキが人気で山田情報によれば王様のブランチで「すっごく美味しくて可愛い」と紹介されていたとのこと。ただおしゃれ空間に市川は気後れしてしまい、次々とやらかしポイントを溜めこむに至った。
Karte.45 / Karte.46
香菜が大学のサークル活動で所属しているガールズバンド。バンド名の意味は「原色」。ギターボーカルを務める香菜、及びドラム担当のもも、リードギターのあおとん、ベースのひなこから成る。ももは他のバンドとの掛け持ちをしている。下北沢での合同ライブにおいてオリジナル曲「つづく」を披露した。メンバーの詳細についてはキャラ一覧を参照。
Karte.127 / Karte.128 / Karte.134