[みつどもえ(用語辞典)] 漫画『みつどもえ』に登場する用語一覧
みつどもえ(用語辞典)
吉岡ゆきの眉毛の驚異的な再生速度を表す擬音。剃ってから数分でうっすらと生え始め(あおあおとしてくる)、15分後には完全に元通りの極太眉毛が蘇る。当初は母・紗江子によって眉毛を剃ることを禁じられていたため、このことは吉岡本人も知らなかった。
103卵性 / 156卵性 / 310卵性 / Vol.72
本作の舞台である埼玉県の中規模都市。県庁所在地であるさいたま市(旧大宮市)の北部に隣接する。のりお先生の出身地であり、前作『子供学級』の舞台でもある。佐藤まさのぶがJR上尾駅で下車していることから、丸井家や鴨橋小学校があるのはこの上尾駅周辺部と見られる。作中で初めて上尾という地名が出たのは6卵性の背景にあるポスターで、実際に舞台であることが確定したのは97卵性の回覧板(上尾地区 不審者情報)である。ただし作中に登場する地名や施設は、一部を除いて実在するものとは名前が異なっている。
6卵性 / 97卵性 / 250卵性
しょうがない隊の「本日のランチ」。マーキングとは動物が自らのテリトリーを主張する目的で、尿などによって自分の匂いをその場に残す行動を指す。いただきマーキングは好物である佐藤の上履きを味わいつつ自らの唾液の匂いも残すという、一粒で二度美味しい行為である。しょうがない隊の常軌を逸した習性をよく表しているものと言えよう。
135卵性
乳首券が発行されていないお色気漫画のおっぱいに、乳首を描き加えて完成させる行為。コミックスへの収録時に作者自らの手で行われるケースもある。適切な乳首を描き加えるには熟練の技が求められることから、 男子たちはもっぱらおっぱい職人であるふたばに委託している。
156卵性 / 222卵性
伊藤詩織の家庭。家族構成は不明。伊藤本人の申告によると弟がいるらしいが96、作中には登場していない。自宅は2階建ての一軒家。外観を見る限り佐藤家と同等の邸宅であり、杉崎家ほどではないにせよ比較的裕福な家庭と見てよさそうである。伊藤の自室はしょうがない隊の溜まり場となっており、3人でお泊りしたこともある245。部屋の中は佐藤グッズが飾られているほか、ハート型のクッションやぬいぐるみが並んでおり、いかにも女の子らしいものとなっている。
96卵性 / 245卵性 / 307卵性 / 322卵性
ひわい本界のベストセラー作家・岡ジュン先生の作品。父・純次の職業を官能小説家だと誤解している吉岡が、慣れておくためと称して購入した。自室で宮下と熱心に読み耽っているところを紗江子に見つかり、結果的に母親と歩み寄るきっかけとなった。
186卵性
杉崎みくのこと。杉崎とのぴょんぴょん勝負で敗北を喫したふたばが、本家である杉崎に敬意を表してこう呼んだ。「ウンコ」の呼称の由来は、ふたばが杉崎を真似て頭頂部のちょんまげにパーマを掛けたところ、とぐろを巻いたうんこのような形状になったことから。
106卵性
ひとはの寵愛を別のハムスター(実はチクビのぬいぐるみ)に奪われたと思い込み、傷心のあまりひとはの元から走り去ったチクビ。そのチクビを見つけたメグとかおるが、新しく付けようとした名前がエカテリーヌである。チクビよりはだいぶマシな名前ではある。
241卵性
エリオット/エリツィン/エリック/エリントン(えりおっと・えりつぃん・えりっく・えりんとん)
ふたばによる佐藤絵理のあだ名。決まって「エリ○○」という外人名が使われており、絵理本人の前でもこう呼んでいる。このうち「エリオット」は作中では登場しておらず、のりお先生のTwitterでのみ使われている。
250卵性 / 307卵性
緒方愛梨の家庭。家族構成は兄の一郎太との2人暮らし。住居は年季の入った平屋の一軒屋で、畳敷きの6畳間にはブラウン管のテレビ・ミカンの段ボール箱・ダイヤル式の黒電話など、昭和を感じさせるアイテムが並んでいる。その隣に一郎太の部屋があり、妹のスナップショットや抜け毛コレクション、お古の靴下やジャンパースカートなど数々の妹グッズが飾られている。このおぞましい部屋の存在は緒方も隠しておきたいものらしい。両親の存在は長らく不明であったが、別居中の父親が存命であることが判明した。別居の理由は明らかになっていない。
288卵性 / 322卵性 / 331卵性
緒方愛梨の愛称。この呼び方をするのは同じしょうがない隊の伊藤・加藤と、ふたば。他の子の愛称がせいぜい「○ちゃん」であることと比べると、個性的な愛称と言えよう。
「るるも」のアクセントで思い出したけど、みつどもえがドラマCDになった時「みつば」と「おがちん」のアクセントを私が呼んでる方にしてもらったら方々で違和感あるって言われたわ!(*_*)
— 桜井のりお@僕ヤバ⑨発売中&TVアニメ2期放送中 (@lovely_pig328) July 18, 2014
おがちんの下半身が気になってしょうがない隊(おがちんのかはんしんがきになってしょうがないたい)
自身がノーパンであることをまったく意に介さず予測不能、かつアクロバティックに動きまくる緒方。そのあまりにも無防備な下半身を守り抜くのを主たる任務とする隊。隊長は加藤真由美。決して緒方の下半身に劣情を催す人たちのことではない。
147卵性
鴨橋小学校で活動するオカルト好きの生徒たちのグループ。「超常現象大好きっ子クラブ」とも。根津・大木・坂下・熊井の4人、及び自称顧問の松岡で構成される。児童会選挙に立候補した際に超常的な力を披露したひとはに興味を持ち、松岡を介して接触を図ってきた297。月刊ムフーの読者。 電磁波を防ぐためのアルミ箔で出来た帽子を被ったり、些細なことでも超常現象に結びつけて考えたりと、やはり松岡の同類だけあって世間の一般常識からはズレている。
297卵性 / 299卵性 / 312卵性
宮下の斜め下すぎる発想が生み出した悲劇。1年生のかおるにプレゼントされたヘアピンを組み合わせて「おしりマン」に見立てた宮下だったが、心をこめて贈ったプレゼントがふざけた使われ方をしてショックを受けたかおるは泣きながらその場から走り去ってしまう。下級生の想いを踏みにじるような宮下のKYっぷりに、杉崎はいたくご立腹であった。
254卵性
おっぱい職人・ふたばの持つスキルのひとつ。バストサイズを目測で小数点2位の精度で見極めることができる。ただし一定以下のサイズだった場合は「ない」ものとして計測不能と見なされるようだ。みつばと杉崎の間で勃発したミクロレベルの争いにおいても、両者ともに計測されるまでには至らなかった。
51卵性
ふたばが愛用している、ふくよかな乳房をかたどった枕。クリスマスプレゼントとしてサンタからふたばへ贈られた29。揺らせばダイナミックに弾むほどのボリュームがあり、その揉み心地は実物にも負けないほど。長らく親しまれてきたこの枕だが、乳首が取れてしまったためフリーマーケットで処分されそうになっている332。
29卵性 / 40卵性 / 238卵性 / 332卵性
宮下が所属する鴨橋オリオンズのイメージキャラクター。スーツアクター(中の人)は千葉。デザインは人魚をモチーフとしており、オリオン座の主要な7星が体の各パーツにあしらわれている。必要以上に巨乳なのは考案者のふたばの好みが反映されているため。県大会予選の原市戦に向けて監督の指示により着ぐるみが作成されたが、そのあまりに破廉恥な出来映えゆえに怒りを買うことになった。その後保護者からのクレームを受けたため、宮下の手により不気味な姿へと魔改造されたv86。
117卵性 / Vol.86
しょうがない隊の日課のひとつ。朝、トランシーバー片手に連絡を取り合いながら各々が担当する下駄箱の巡回を行い、佐藤宛のラブレターを回収、および処分する。それは佐藤本人の下駄箱のみならず、誤爆が疑われる別の佐藤さんの下駄箱や、ラブレターを出そうとしているだけの無関係な女子までも標的とする程の徹底ぶりである。特に伊藤は確保した4年1組の女子を袋詰めにして「処分」した疑惑がある。
245卵性
6年3組の壁新聞のひとつ。班員はひとはと吉岡のふたり。ある意味珍しい組み合わせとも言えるが、ことこの『ガチ新聞』に関してはそれぞれの個性がピッタリ噛み合っている。「スキャンダル・捏造なんでもありの三流ゲス新聞」とは杉崎の評。その評の通り、ある事ない事でっち上げてはスクープと称した扇情的な見出しで読者の興味を引きつけようとする典型的なゴシップ紙である。また「ブロー・吉岡のガチ恋占い」「今週の本気戦隊ガチレンジャ-」などの比較的真っ当なコーナーもある。
160卵性 / 271卵性 / 285卵性
ガチピンクを演じるグラビアアイドル・白浜あずさのファースト写真集。略して「GK5」。元ネタは広末涼子「MajiでKoiする5秒前」。
118卵性
ガチレンジャーの関連グッズのひとつ。ガチレンベルトとも。ひとはが自分のお小遣いで買ったものをこっそり隠し持っていたが、ダイエット器具と勘違いしたみつばの腰に巻かれて破壊されてしまった67。後日、そのことを知った龍太から別のガチベルトを譲り受けている71。
62卵性 / 67卵性 / 71卵性 / 163卵性 / 262卵性
ガチレンファンのひとは・龍太・矢部たちが、ガチレンの登場人物になりきって番組の一場面を演じる遊戯。いい歳して…と揶揄したくなるところだが、当人たちはいたって真剣そのものである。大抵はそれぞれの好みで配役され、龍太はガチレッド、矢部はガチブルー、そしてひとはは怪人役を担当することが多い。たまにひとはがガチレン側を演じると、本人のキャラとのギャップで違和感があることを否めない。
55卵性 / 84卵性 / 122卵性 / 225卵性
正式名は『本気戦隊ガチレンジャー』。放映されている番組名、及び登場する主人公(戦隊)の総称である1)。略して「ガチレン」。本作の作中作として重要なウェイトを占めている。主人公の戦隊は、ガチレッド・ガチブルー・ガチイエロー・ガチブラック・ガチピンクの5名から成る。グリーンはいないので注意。また敵軍から寝返ったゲスラゴンも弟分として所属している。決め台詞は「ガチの怒りを受け止めろ!」2)。放送時間は日曜の朝7:30~8:00。たまにゴルフの放送で潰れる。最初は子供騙しなくだらない番組と見下していたひとはだったが、観ているうちにどんどんのめり込んでいき42、後に自他とも認める熱烈なファンとなった。矢部と龍太も熱心なファンで、よくひとはとガチレン談義に花を咲かせている。子供向けながら大人も楽しめる番組だと評価されており、各種のおもちゃ・フィギュア・ガチャポン・DVD・ゲーム・児童向けの衣服などの定番商品が展開されているほか、公式ガイドブックも発売されている。
加藤真由美の家庭。家族は母親のみ判明しており、兄弟がいるかなどは不明である。自宅は2階建ての一軒家。真由美にも1人部屋が与えられており、テレビや丸テーブルが置かれているほか、壁には佐藤やしょうがない隊の写真が飾られている。
260卵性 / 337卵性 / コミックス13巻巻末
夏休み明けに提出された杉崎の絵日記の状態。 一度ぐっしょり濡れたあと、乾かしたらしき形跡がある。ひとはは何らかの事情を知っているようだが、杉崎の名誉のためにもその秘密は守られるべきである。
259卵性
宮下が所属する地区の女子バスケチーム。略して『鴨オリ』248。毎週火・金曜日16:00に鴨橋小学校の体育館で活動している110。ユニフォームは水色をベースに濃いブルーで縁取りされたカラーリングで3)、胸にはローマ字で「KAMOHASHI」とチーム名がプリントされている。若い女性の監督がコーチについており、メンバーはキャプテンを務める宮下の他、ひとは110や加藤183が一時的に加入したこともある。マスコットキャラとしてオリオンちゃんの着ぐるみが制作されたが、デザインが破廉恥すぎて保護者たちからのクレームが殺到したv86。
110卵性 / 117卵性 / 183卵性 / Vol.86
住宅地の中にある公園。サッカーで遊べるくらいの広さがあるが、遊具は置かれていない。周囲をフェンスと植栽で囲まれている。金属の黒い縁取りが特徴的なベンチの他、電話ボックス・自販機などが設置されている。丸井家と杉崎家の中間地点にあり278、丸井家からの距離はふたばによれば「100mくらい」とのこと。また和実・あかり242)、緒方336が買い物帰りに立ち寄っていることから、それぞれの家もこの公園の近所にあるものと思われる。千葉親子が秘技の練習をしていた242卵性を皮切りに、屋外での集合場所としてたびたび登場するようになった。「かもはし公園」という名称は、246卵性の最後のコマでかろうじて読み取れる。
24卵性 / 246卵性 / 250卵性 / 265卵性 / 336卵性 他
木々が生い繁る中に小川が流れる自然公園。丸井家からも徒歩で行けるくらいの近場にある。みつばが木にぶら下がったまま夕暮れ過ぎまで放置されたり12、ひとはがザリガニ釣りした105場所としてお馴染み。また139卵性に出てきた遊歩道らしき場所も雰囲気が似ている。
12卵性 / 105卵性 / 139卵性
本作の舞台となる、上尾市立の架空の小学校。校長の野田、保健医の栗山の他、矢部・海江田らの教師が在籍している。運動会の組分け(赤・黄・青・白)から1学年につき4学級と見られる。校舎は4階建てで左右対称。6年生の教室は3階にある。校門は校舎の正面から見て左側にあり、校舎中央部の昇降口までタイルで舗装された通路となっている。
鴨橋小学校と同じ学区にある中学校。在校生には佐藤絵理・トム先輩がいる。女子の制服はスタンダードなセーラー服で色は濃紺、白いスカーフ、襟と袖口に2本の白いラインというデザインになっている4)。左胸のポケットに名札がある。夏服は白のシャツに紐リボン5)。通学カバンは場面によってリュックだったり肩掛けカバンだったりするので、特に学校指定のものはないらしい。また読切作品『委員ちょうの事じょう』もこの学校が舞台となっている。
177卵性 / 250卵性 / 307卵性
鴨橋小学校の委員会活動のひとつ。環境委員とも。校内の美化活動や各種奉仕作業を担当していると思われる。6年3組は松岡、6年1組は久保田が務めており、委員会の集まりの際に(霊だと思って)松岡が話し掛けたことで久保田が恋心を抱くに至ったらしい。
144卵性 / 312卵性
みつどもえにおいては主に胸部偽装のこと。成長力に乏しいバストが悩みの種の杉崎が取った禁断の最終手段。資金力に物を言わせてハリウッドの特殊メイク技師を呼び寄せ、胸部に膨らみを盛るという手口であり、Cカップ相当とされるひとはのほっぺたと同等の柔らかさを持つことから、本物っぽい出来栄えだったようだ。なお乳首は別料金。また偽装を解除する際には多大な肉体的苦痛を伴う模様234。
234卵性 / 246卵性 / 308卵性
普段まとっている負のオーラがなくなり、ひとは本来の美少女っぷりが表に現れた姿。風邪を引いて表情が熱っぽく潤んだ時や、思いがけず喜んだ時などにこの状態となる。姉のみつばも知らなかったことから118これまで生活を共にする間に気付く機会はなかったらしい。またさらに高熱を発すると「きれいなひとは」を通り越して、中身まで子供返りしたかのようなファンシーな性格になってしまう244。
39卵性 / 74卵性 / 118卵性 / 234卵性 / 244卵性
金魚の入れ物のこと。かき氷と間違えて金魚(のちのイブ)を飲み込んでしまった緒方の胃袋を、そのまま運搬用の容器代わりに用いたもの。肘打ちなどで腹部に「ドス」と強い衝撃を与えると、ボエという音声(及び胃液)と共にびちゃっと排出される仕組みとなっている。
280卵性 / 283卵性
高級スイーツ店。杉崎家で振舞われた1個800円する高級シュークリームや、ガチピンクも好物なショートケーキ(360円)を販売している。名前のモデルは、高級フルーツの老舗「銀座千疋屋」+歌謡曲「たそがれの銀座」であろうか。
123卵性 / ガチレンジャー入門編
佐藤絵理のしょうがない隊における呼称のひとつ。「マゾ眼鏡」からの派生。佐藤に彼女が居るという情報を捏造しようとしたのが裏目に出て、男子同士の絡み(BL)を妄想して悦ぶ「腐った人」だと誤解されてしまったことによる。
307卵性
オカルト好きの御用達雑誌。松岡やオカルト研究チームのメンバーが愛読している。モデルは月刊オカルト雑誌「ムー」。編集長の沢田自ら宇宙人の情報を求めて世界中を駆け巡っている。松岡が「宇宙人雑誌」と呼んでいることから、特に宇宙人ネタに重きを置いているようである。
172卵性 / 297卵性
ガチレンジャーに登場する悪の組織。女幹部やミスターアイロン等の怪人、ゲスラゴンらの下級怪獣が属している。名前の初出は217卵性のひとはの台詞「しかし凝りずにまたずうずうしいゲドール軍はみんなの街にやってくるのだろう」より。
55卵性 / 217卵性 / 273卵性
運動会で6年生女子による演目・チアダンスのBGMとして使われた、アイドルグループの楽曲。この曲をバックにダンスのお手本を披露した海江田の姿を見た6年生の女子たちは、そのあまりの痛ましさに言葉を失った。
304卵性 / 305卵性
校舎の3階から転落して全身大怪我を負った松岡が入院していた総合病院。モデルは上尾市内にある「上尾中央総合病院」と見られる。なぜか登場するたびに「埼玉中央総合病院」「埼玉総合中央病院」「上尾中央総合病院」と微妙に表記が変わっているが、外観やシンボルマークには変わりないので同一の病院と見てよさそうである。
229卵性 / 231卵性 / 330卵性
咲子松岡のお料理クッキング(さきこまつおかのおりょうりくっきんぐ)
ひとはに手料理(カレー)を振る舞うべく、調理を始めた松岡の名乗り口上。この「お料理クッキング」シリーズは、ロロッロ!の『わんピヨ親子のお料理クッキング』、僕ヤバの『杏奈山田のお料理クッキング』にも受け継がれている。
282卵性 / 咲子松岡のお料理クッキング(2017.06.02)
佐藤が好きでしょうがない隊(さとうがすきでしょうがないたい)
佐藤の過激な追っかけグループ。隊長の緒方愛梨・伊藤詩織・加藤真由美の3人で構成される。佐藤ファンの女子は多数いるが、その中でも彼女たち3人は特に変態的な方向に行動が先鋭化しており、佐藤や周囲からはストーカー扱いされて気味悪がられている。本人たちは「佐藤くんが好きでしょうがない隊」と名乗っており、略称の「SSS隊」も自ら使っている正式なもの318。ふたばが1日だけ加入したことがあり121一応OBということになっているほか、佐藤の姉・絵理が素性を隠して潜入工作を行っていた307。隊員の3人は佐藤以外の男子に触れると「体が腐る」という性質を持つ。体が腐ると悶え苦しんだり、意識を失い燃え尽きた灰のようになるのが主な症状。グッズや空気などから佐藤成分を与えられると、腐った状態から回復することが出来る。この佐藤成分を日々補充することが彼女たちにとって欠かすことが出来ないルーティンワークとなっている。ただ思わぬ刺激を付けたり佐藤成分を過剰摂取した際には大量の鼻血を噴き出してしまう。
121卵性 / 245卵性 / 307卵性 / 318卵性 他
佐藤信也の家庭。信也(長男)と姉の絵理(長女)、母親のあかり、父親のまさのぶの4人家族。またみつばがペットの金魚(イブ)を預けている283。自宅は2階建ての一軒家。2階には子供部屋があり、絵理・信也それぞれに自分の部屋が与えられている。広々としたリビングにキッチン、小型の池を掘るスペースがあるほどの庭を持つことから、中流以上の経済力を備えているものと見て間違いないだろう。「ふたばがダッシュで5秒」とのことなので323、丸井家から50m圏内にあるものと思われる。家族それぞれが三つ子たちと面識があり、特にふたばは佐藤と遊ぶためにしばしば訪れている様子が描かれており、佐藤家の家族にも馴染んでいる。
145卵性 / 177卵性 / 215卵性 / 274卵性 / 303卵性 他
しょうがない隊による「佐藤くんの追っかけ活動」の意。佐藤へのストーカー行為をよりマイルドに表現したもの。佐藤成分を日々補充しなくては生きていけない彼女たちにとっては、生命維持活動にも等しい。「素性を隠してさとカツするわよ」
Vol.76
ひとはのクラスメイトからの愛称。「三女」と呼ぶのは杉崎・宮下・佐藤・緒方。「三女さん」は吉岡・松岡・千葉。松岡がそうだったように当初はひとはの下の名前を知らず、こう呼んでいたケースもあったと思われるが、後にニックネームとして定着した。
宮下が咄嗟に思い付いたひとはの愛称。せっかくひとはのハートを掴む好機だったのに、それをみすみす逃した宮下のセンスの無さに友人たちは呆れていた。元ネタは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦)第8部のタイトル「ジョジョリオン」。
241卵性
6年3組の飼育委員はずっと動物好きのひとはが務めていたが、宮下が空気を読まずに立候補してその座を奪った95。チクビ脱走事件241を引き起こした責任を負ったのか一度は解雇されたが264、その後のエピソードでは何食わぬ顔をして復帰している300。
95卵性 / 221卵性 / 241卵性 / 264卵性 / 300卵性
上尾市にある架空の大型のプール施設。流れるプールや数レーンあるウォータースライダーなど、市営とは思えぬ充実した設備を誇っている。ひとはが二度にわたり溺れかけたり迷子になったりと、夏が巡ってくるたびに舞台となる三つ子にとっても縁の深い場所となっている。またトップレスやボトムレスの痴女も目撃されている危険スポットでもある。モデルはかつて上尾市内に存在した「さいたま水上公園」。
60卵性 / 107卵性 / 151卵性 / 255卵性 他
図工の時間におっぱい職人・ふたばが描いた、奇跡のおっぱい画。同じくおっぱいの求道者である野田校長に「55年間追い求めていた理想のおっぱい」「写真などでも表せられないリアリティ」「おっぱいの現物そのもの」と絶賛され、金賞(校内のコンクール?)に輝いた。
8卵性
キャバクラのキャスト一覧…ではなく、写真写りの良さという観点から6年3組の女子を男子たちがランキングした表。アニメ由来のキャラも含めて、クラスメイトの女子の設定が確定したという意味でも貴重な資料となっている。上位6位までがみつば・伊藤・松岡・宮下・虻川・ふたばの順となっている。なお撮影者である杉崎と、撮られるのが苦手なひとははこのランキングに含まれていない。
225卵性
松岡が首からかけている巨大な数珠。初出は22卵性。珠の数は15~25個前後(場面によってまちまち)で、ひとつひとつがテニスボール大ほどのガラス玉である。何気なく掛けているように見えてもやはり重たいらしく、松岡の肩こりの原因にもなっている7)。松岡によれば霊能者として信頼を置いている住職から授かったもので、邪悪な魔物が封じ込められているとのこと249。
249卵性
少女漫画雑誌。丸井家が節約生活に入り窮したみつばとふたばは、賞金の100万円目当てで本誌の漫画賞に投稿しようと考える。雑誌のカラーに相応しい恋愛漫画を描こうと試みたものの、二人ともその機微を理解できていなかったため、敢えなく挫折した。
114卵性
宮下に決定的に欠けているもの。身近な友人たちばかりか、千葉の母・和実にも完全にダメ出しされていたので 客観的に見てその評価は妥当なものなのだろう。杉崎の基準では「女子から見てもエロ可愛いのが女子力」とのこと。決してバストサイズのことではない。
219卵性 / 254卵性 / 286卵性
近所にある中規模の書店。みつばがひとはの持っていたエロ本を破いてしまい、それを弁償するために買い出しさせられた9。そのことからひとはが趣味のエロ本を調達しているのがこの書店だと思われる。またひとはが普段持ち歩いている葉っぱのマークでお馴染みのブックカバーも、この書店のものである。名前のモデルは隣のさいたま市内にも店舗がある大型総合書店「ブックデポ書楽」。
9卵性 / 246卵性
佐藤あかり(旧姓・白石)の女子高時代、彼女に付きまとっていた自称親衛隊の男子たち。短めの前髪を立てた男、坊主頭、真ん中分けの3人組。あかりは毎日自分を待ち伏せする彼らのことを迷惑がっていたが、和実の機転のおかげで以降は付きまとわれなくなったとのこと。
女子高今昔物語
杉崎みくの家庭。みく(長女)と弟の龍太(長男)、母親の麻里奈とその夫から成る4人家族。自他共に認める作中随一のセレブ一家であり、そのお金持ちっぷりを物語るエピソードには事欠かない。自宅は3階建ての豪邸。ただ住み込みのメイドや執事のような勤め人がいる様子はない。敷地内で花見パーティやハロウィンパーティを開催するなど、比較的オープンなのも杉崎家の特徴となっている。丸井家と並んで三つ子&チーム杉崎の溜まり場となっており、みつばが訪れた際にはスイーツをご馳走になっているのが恒例。父親は出張などで不在のことが多く、本編には登場していない。上尾市長とも知り合いらしく、関連会社を通して多くのコネクションを持つ。
76卵性 / 123卵性 / 182卵性 / 234卵性 / 308卵性 他
「寿司」+「初心者」の造語。(回らない寿司屋にしか行ったことがなく)回転寿司のことを知らなかった杉崎を見下してみつばが言った蔑称。対義語は「マスシー」。「ほんっとなんにも知らないのね 寿司初心者ね すしん者ね!!(なんちて)」
119卵性
学生時代は美少女との誉れも高かった海江田だが、「男子のことを知るため」という名目で盗聴や尾行などの奇行を繰り返すようになる。そうした姿が目撃されるにつれストーカーだと噂が立つようになり、この通り名がつけられるに至った。
三十路大昔物語
佐藤家御用達のスーパー。あかりがここの買い物袋を下げて帰宅中の場面が描かれている。名前のモデルとなった「成城石井」はかつて高級スーパー路線で鳴らしており、本作においても佐藤家がワンランク上の経済力であることを表現しているものと見られる。
242卵性 / 274卵性
松岡が持つスペシャルスキル。全身写経とも。悪霊から身を守るために自らの肌に経文(般若心経)を施すというもの。「書かれていない部分が霊に取られる」と言っていることから、『耳なし芳一』の逸話に倣ったものと思われる。最初は油性ペンで書いたため消せなくなり周りから気味悪がられたが10、のちに水性ペン22、筆と道具を変えている。なかなかの達筆に加え、1文字0.2秒の早業68。手が届かなさそうな背中側も含めて、すべて自分で書いている8)。
10卵性 / 22卵性 / 68卵性 / 256卵性
宮下のキャラ性を表す代表的な擬音。台詞に付け加えると、あら不思議。途端にうっとうしくなる魔法のフレーズである。「まぁ…たまにはクーラーをつけないってのも夏を感じられていいかもなっ」(そよっ)
104卵性
対象者と類似した行動を取ることによって、相手との心理的な一体感を得ること。しょうがない隊にとって想い人である佐藤と魂を共有することは、日常生活の中でも重要な活動のひとつとなっている。シンクロ度がより高まると、「魂を一体化」の境地に到達する。初出は53卵性の緒方の台詞「こーしてボールを蹴っていると…佐藤くんと魂を共有している気がするの」。
53卵性 / 65卵性 / 88卵性 / 326卵性 他
交通安全講習で自転車にひかれる役目を担い、ボロボロになるまで酷使されてきた哀れな人形。その最期は緒方に首を引きちぎられた挙げ句、その生首を校庭に投げ捨てられるという不憫なものであった。その場面を目撃した幼い児童たちの心にトラウマを刻み込んだに違いない。
164卵性
宮下の昔話に出てきた会心のギャグ。小さい頃から背の高さをからかわれていた宮下は、ある時こう言い返したという。「”チェホンマン女”なんていいづらいだろ!!」「それを言うなら、”チェホンウーマン”だろ!!」。元ネタは韓国の格闘家チェ・ホンマン氏。
134卵性 / 158卵性
人前での過剰な露出を好んだり、分別なく性的な誘惑を仕掛けるような破廉恥な女性のこと。本作においては概ねみつばのことを指す。「若いうちは思いっきり見せなきゃ」というポリシーを持つ142みつばは、1年生の龍太にパンツを見せて誘惑しようとしたり62、暑くなくても人前で薄着になりパンツを見せたり、冬でもミニスカをはいたりするなど、その痴女ぶりは筋金入りである。またエロ可愛いを自認する杉崎にも若干痴女の傾向が見られる。龍太は当初みつばに「痴女=気品ただよう高貴な身分」というデタラメを吹き込まれていたが、後に正しくその意味を理解したようである。また杉崎から「みつば=痴女の変態女王」と聞いていた麻里奈は、初対面の時点でおかしなイメージを抱いていた。
62卵性 / 66卵性 / 75卵性 / 142卵性 / 151卵性 / 176卵性 他
杉崎みくを中心とした女子のグループ。略称は「TS」。リーダーの杉崎と吉岡ゆき・宮下・松岡咲子の4名で構成される。メンバーそれぞれが三つ子と深い繋がりを持ち、多くの場面で行動を共にしている。登場機会の多さやキャラ人気からしても、三つ子に次ぐ準主役級の存在と言えよう。4人とも4歳の頃からの知り合い。ただし『TS今昔物語』の杉崎・宮下の台詞からすると、松岡だけしばらく疎遠だった時期があったと思われる。そのせいもあってか、松岡はグループから外れて単独行動することも多かった。なおこの呼称の初出は70卵性のアオリ文であり、長らく単行本派には馴染みがないものであった。作中に登場したのは『TS今昔物語』のタイトルが初めて。
TS今昔物語
宮下のこと。ディフェンスに定評のある池上さんとはたぶん関係ない。自身が主将を務める鴨橋オリオンズのチーム内でそう呼ばれていると自己申告しているが、真偽のほどはさだかではない。ただ監督に「ディフェンスのキレがないぞ」と叱咤されている場面183があるので、一応それなりに評価はされているらしい。
110卵性 / 183卵性 / 192卵性 / 344卵性
杉崎の二つ名。みつばへの執拗な盗撮行為を通じて、日々盗撮魔カメラマンとしての腕を磨き続けてきた彼女に相応しい呼び名と言えよう。また類似の呼称としてロロッロ!の「透けブラのうみ」が挙げられる。
324卵性
松岡によるひとはの設定。ひとはに霊感があると思い込んだ松岡7は、それ以降「天才美少女霊媒師」としてひとはに接するようになった。当初ひとはは必死にこれを否定しようとしていたが、松岡があまりにも人の話を聞かないこともあり、諦め半分に受け入れている。松岡を上手く手懐けるために、逆にこの設定を利用することも。ひとは本人としては「美少女」の部分に特にこだわりがあるらしい198・238。初出は10卵性の松岡の台詞「「「天才美少女霊媒師」の三女さんとしては大忙しの季節でしょ!? そりゃあ憂鬱よねぇ…」。
10卵性 / 108卵性 / 198卵性 / 238卵性 / 316卵性
都内にある遊園地。モデルは「東京ドームシティアトラクションズ」。毎週土日にはガチレンジャーショーが開催されている。そのためガチレンファンのひとはは以前から握手会や撮影会を行ける日を楽しみにしていた。福引きでフリーパスを当てて行けることになったもののみつばが気を遣って譲ったためにひとりだけ留守番することに。その成り行きがあまりに不憫すぎることもあってか、その後みつばも含めて一家で遊びに行ったと補足されているv65。なおみつば抜きで遊びに行ったのは、平成20年5月18日(日曜日)の出来事である96。
94卵性 / 96卵性 / Vol.65
愛の形のひとつ。愛の主体は杉崎。標的はもっぱらみつば。趣味と実益を兼ねている。手首のスナップが大事。杉崎が盗撮を始めるきっかけとなったのは、気に食わないみつばの弱点を掴もうとしたこと36。そのうちみつばを貶めるという名目の元、パンツを主としたみつばの痴態をカメラに収めるのが彼女の生き甲斐となっていった。隙あらば撮ろうとする習性のためうっかり逮捕されそうになったことも138。
36卵性 / 138卵性 / 223卵性
おっぱい丸出しのトップレスな女の子が活躍するエキセントリックな4コマ漫画。作者はふたば。ふたば・佐藤・田渕班による壁新聞『ひまわり新聞』に掲載されており、本来は添え物であるはずの4コマ漫画ながら圧倒的な人気を誇り、本紙のメインコンテンツとなっている。
160卵性 / 253卵性
ナマコをモチーフとしたキャラクター及びその作品。作者は絵本作家である吉岡の父・純次(ペンネームは「じゅんじぃ」)。外見は緑色のナマコで頭部にあたる部分に小さいリボンを付けている。パンダ目の愛らしい表情をしている。元々は純次が少女漫画『NAMA』を参考におふざけで描いたキャラクターだったが186、出版された絵本は「大人も泣ける絵本」と評判を呼び思いがけぬ大ヒットとなった。その人気は留まるところを知らず、ぬいぐるみ246やパンツ203等のグッズ、食品とのコラボ275など様々な方面へと商品展開するに至っている。これほどのヒット商品を生み出したおかげで、吉岡家の財政はたいそう潤うこととなったらしい。
186卵性 / 203卵性 / 246卵性 / 257卵性 / 275卵性 / 301卵性 / 310卵性
にやける様子を表す擬態語。しょうがない隊、特に緒方のにじみ出る変態ぶりをよく表している。語源はオンラインRPG『ラグナロクオンライン』に登場する言葉 「ニヨルド」 とされる。
65卵性 / 107卵性
しょうがない隊の掲げるスローガンにして鉄の掟。隊に一時加入したふたばが佐藤と遊ぼうとするのに対し、伊藤が「抜け駆け げ・ん・き・ん♡」と釘を刺したのが初出121。佐藤は「神のような存在であり、軽々しく接触してはならない」。このように縛りを掛け互いを牽制することで隊の結束を維持しているのだろう。ただ誰よりも抜け駆けを許さない伊藤が真っ先に抜け駆けしようとするのがお約束である。
121卵性 / 250卵性 / 274卵性
龍太の代わりに杉崎家に泊まりに来たひとはを寝かしつけるため、杉崎が読み聞かせた童話集のタイトル。表題作は「残虐で怖い童話」としても知られるグリム童話の一遍である。最後に「めでたしめでたし」と言っているので、杉崎が読み聞かせたのは少なくともこの話でない。
143卵性
上尾近郊の心霊スポット「Fトンネル」に降り立った、知る人ぞ知るオカルト界のアイドル。その正体はひとは。新作の心霊テープをゲットすべく松岡と共にFトンネルに向かったひとはは、松岡の手により即席のアイドルに仕立てあげられる。霊とのディエットソングを録音するのが狙いだったが、ひとはがその場の雰囲気に激しく取り乱してしまい敢えなく失敗した。なおひとはがつけている奇抜なハート型のサングラスは、週刊少年チャンピオン2011年6~8号で短期連載されていた漫画「ノベルゴッド」(雨墨篤)が元ネタ。
221卵性
前髪を同じ長さに切り揃えた髪型のこと。本作においては、丸井みつば・杉崎みく・杉崎麻里奈・峰・熊井らが該当する。みつばは元々ぱっつんではなかったが、誤って前髪を切りすぎてぱっつんにしてしまった9。そのまま定着したのは、のりお先生が「個人的に気に入った」ため(コミックス2巻「わりとどうでもいいキャラクターに関するメモ①」より)。杉崎は当初みつばが自分と同じぱっつんにしたのを、「前髪とかマネするし」と気に食わない様子だった36。
9卵性 / 36卵性
バランスボールの断末魔の声。ダイエットのため杉崎家からみつばに譲られたバランスボールだったが、思い出したようにサド魂を取り戻したみつばの激しい殴打を受け、敢えなく破裂してしまった。その時に発した音がこの音である。
133卵性
宮下が所属するバスケチーム「鴨橋オリオンズ」のライバルチームのひとつ。県大会予選で鴨橋オリオンズと対戦し、序盤はオリオンちゃんの応援効果もあってリードを許したものの、最終的にこれを逆転で破った。ユニフォームは黒のベタ塗り。胸に「原市」とプリントされている。チーム名は「原市ラ」まで読み取れる。なお「原市」は上尾市内に実在する小学校の名前であり、この周辺を拠点にしているようだ。
117卵性
パンツソムリエ/パンツマエストロ(ぱんつそむりえ/ぱんつまえすとろ)
ひとはから佐藤に与えられた尊称。「ソムリエ」はかすかな匂いだけでみつばのパンツを探し当てられると断言したことに、「マエストロ」は洗っていないみつばのパンツをたちどころに探し当てたことに対して贈られた。さすがしんちゃん。
179卵性
千葉が女子を標的として仕掛ける数々のエロ技のこと。幼き日の佐藤を超えるべく日夜修練に励み、編み出した技の数は既に100を超えるという。練習相手としては佐藤や田渕のほか、自宅のマネキンや母親の下着などが活用されている。最初に披露された「高速片手パンツおろし」55を皮切りに高速片手ブラホックはずし63・逆上がり服めくり85・スライディングマッサージ190・帽子のつばひっかけポロリ209・高速小指パンツおろし211・土下座返し228・ドラゴンスクリューブラホックはずし237・帯背負い265等の技がお披露目されている。
55卵性 / 63卵性 / 85卵性 / 126卵性 / 190卵性 / 209卵性 / 211卵性 / 228卵性 / 237卵性 / 242卵性 / 265卵性
ローティーンの少女向けファッション雑誌。表紙の装丁・内容・名称からしてモデルは『ニコラ』(新潮社)と思われる。読者モデルオーディション・街角モデルなどのコーナーがあり、加藤の話を聞いた伊藤の興奮した様子からすると、読者の少女たちの間ではこの雑誌に載ることが大きなステータスとなっているようだ。加藤のほか、伊藤・吉岡・みつば・杉崎・峰9)あたりが読者と推測される。また「ピコラ兄さん」が担当するお悩み相談コーナーには、加藤が送った「親友がノーパンです」という相談が採用された。
261卵性
6年3組で作成されている壁新聞のひとつ。編集班はふたば・佐藤・田渕の3人。本来おまけであるはずの4コマ漫画「トップレスさん」がメインコンテンツとして(男子の)人気を集めており、現在では紙面のほぼ全てを占めている。
160卵性 / 253卵性
杉崎の髪型で、後ろ髪を左右で束ねたくるくるパーマがかかった部分のこと。ぱっつんで切り揃えた前髪と並んで杉崎のトレードマークとなっており、自分でも「ぴょんぴょんでおなじみの」と言っている151。みつばからは「ストーカーぴょんぴょん女」と呼ばれることも。この部分を引っ張って顔に当てると「バチン」と音がしたり108、ピンポン玉を勢いよく飛ばすことが出来る106など、かなりのバネの強さを持つ。一度ストレートパーマをかけたことがあったが、吉岡に「髪が伸びる日本人形みたい」と言われるなど周囲からは不評であった181。
106卵性 / 108卵性 / 151卵性 / 181卵性
栗山が編み出した「包帯を巻く技」。ヒーリングとは名ばかりの殺人技である。名前の由来は「ヒーリング=癒し」+「ローリング=回転」。その名の通り包帯のロール部分を標的に向かって投げつけ、相手を縛り付けて拘束する。25卵性でみつばに包帯の巻き方をレクチャーしてもらった栗山が、その技にさらに磨きを掛けて生み出したものと思われる。
25卵性 / 48卵性
長らくみつばにとって鬼門となっていた行為。広義では衣服のサイズを確認することを意味するが、ここではブラジャーのフィッティングの話に限定する。初めてブラを買いに行ったデパートで赤っ恥をかいたのがケチのつけ始め15。栗山に勧められても断ったり159、松岡に「痛くないの?」と尋ねたりしており198、必要以上に難しく考えていた節が窺える。松岡と一緒にブラを買いに行った際に無事測定できたらしく、ようやくみつばもブラ着用者の仲間入りを果たした。なおこの時、松岡が計測したみつばの胸囲は60cm台であった。
日曜朝『本気戦隊ガチレンジャー]』の後に放送されている女の子向けのアニメ、及びその主人公の名前。放送枠は現実世界でいえば「プリキュア」シリーズに相当すると思われる。おだんご&長いツインテールな髪型がセーラームーンっぽい。メグが熱烈なファンであり、ガチレンファンの龍太に熱心に勧めていた。メグ曰く「可愛いも格好いいも兼ね備えている」とのこと273。
199卵性 / 273卵性
PはピラミッドのP。サッカーボールを探していて理科準備室の天窓から降りられなくなった佐藤を救出するために、しょうがない隊が組んだフォーメーション。組体操のピラミッドと同様に加藤と伊藤が土台となり、その上に緒方が配置された。
188卵性
不審な人のこと。本作においてはもっぱら丸井草次郎のことを指す。大柄で髭面という容貌もさることながら、知らず知らずのうちに不審に見える行動を取ってしまう草次郎本人の天性の間の悪さや鈍感さも、不審者扱いされることに追い打ちをかけている。
11卵性 / 21卵性 / 75卵性 / 173卵性 / 333卵性 他
ドイツの伝承に伝わる黒いサンタ。赤いサンタと対を為す存在であり、悪い子を懲らしめる日本におけるなまはげ的な存在である。松岡は以前からブラックサンタに会いたいと両親に願っていたが、その思いをよそに与えられたのはペンで黒く塗りつぶされたサンタ人形や、「ブラックサンダー」「小枝」などの安いお菓子ばかりであった。「今年こそっ… 今年こそブラックサンタ略してブラサンを召喚したいのにっ…」
263卵性
チクビの世話を通じて職務不適格と見做されたのか飼育委員を解雇されてしまった宮下が、自分で勝手に作って新たに着任した係。職員室で矢部から預かったプリントを教室まで運ぶという役割だった。人使いが荒いとぼやきつつも、宮下本人はなにげにやる気を見せていた。
241卵性 / 264卵性 / 300卵性
壁新聞『ガチ新聞』の恋占いコーナーの担当を務めるグラサンを掛けた眉毛女。星座同士の相性という観点から恋愛へと発展するよう仕向けていくスタンスのようである。ブロー(Brow)は眉毛を指すが、眉毛がコンプレックスの吉岡が自らこのPNを名乗っているのは謎である。
285卵性
宮下の本体。ゆえに外すと誰だかわからなくなる。その点においては吉岡の眉毛と同類と言えよう。なぜか46卵性を境にヘアピンの上下の向きが逆さまになっている。なお宮下が所持しているヘアピンはすべて鴨橋オリオンズのチームメイトなどからプレゼントされたものとのこと。
70卵性 / 76卵性 / 254卵性
憎き恋敵としてパンツと完全決別した緒方だったが、加藤の頼みでひとまずパンツと休戦することにする。その和解の相手として「おこづかいを全部使って」購入したパンツに描かれたキャラクターが「ペロペロにゃんた」であった。しかしその顔を見た緒方は自分で選んだパンツにも関わらず「憎たらしい顔で挑発している」と言ってお気に召さないようであった。
147卵性
変態ストーカーピョンピョン女(へんたいすとーかーぴょんぴょんおんな)
みつばによる杉崎の蔑称。略して「ストぴょん女」「変態ぴょんぴょん女」。盗撮行為を繰り返し自分に付きまとう「変態ストーカー」+スプリング状になった杉崎の髪型「ぴょんぴょん」を組み合わせた造語である。
108卵性 / 223卵性 / 232卵性
しょうがない隊に潜入していた絵理が緒方に名前を聞かれて咄嗟に名乗った偽名。しかし漫画に出てくるお嬢様キャラのような突拍子もないそのセンスに、絵理の素性を知る伊藤と加藤は失笑を禁じ得なかった。
318卵性
製品名は「豊胸DX」。キャッチコピーは「吸えば吸うほどでかくなる!」。麻里奈がバストサイズに悩む娘・みくのために購入した。胸部に吸引器と呼ばれるカップ状の器具を取り付け、バキュームで吸い込むことでバストアップを図る仕組みのようである。ただし吸引する面積すらないということは想定されていない。「豊胸マシーンDX」という類似商品もあり、こちらは税込29800円。
184卵性 / 204卵性
飼育委員の座を宮下に奪われたために代わりにひとはが就くことになった委員。給食の時間に流す放送テープの手配221や、運動会のアナウンス・実況236などが主な役割となっている。最初は不本意に思っていたひとはだったが、松岡とふたりきりで放送室で過ごすうちに「この空間が嫌いじゃなかった」と思うようにまでなった。また5年生の熊井も放送委員である312。
95卵性 / 221卵性 / 236卵性 / 312卵性
金魚ホルダーのイジェクト音。内部に収納された金魚を取り出すためには、ホルダーのみぞおち付近に強い打撃を加える必要がある。思い切りが大事。「友達は殴れない」等と言って手加減してしまうと、ホルダー内から取り出せずに消化する羽目になる。
280卵性 / 283卵性
絵本作家である吉岡の父・純次(ペンネーム:じゅんじぃ)の手による絵本のひとつ。うさぎが主人公。吉岡はこのキャラがプリントされたパンツを所持しており、親睦を深めるという名目でひとはが持ち帰った。
186卵性 / 203卵性
6年3組の壁新聞のひとつ。みつば・杉崎・千葉・松岡・宮下という癖の強い執筆陣によるバラエティに富んだ記事が特徴となっている。まとまりがないとも言う。みつばの食レポ、杉崎の「今週のみつばNEWS」、松岡の心霊コーナー、宮下の特に内容のない編集後記など各担当者の強みを活かした記事が掲載されている。
160卵性 / 225卵性 / 253卵性 / 261卵性 / 285卵性
「マスター」+「寿司」の造語。回らない寿司のことを知らず、寿司に通じているといい気になっていたみつばが、杉崎を煽りながら言った台詞より。「いいわよ 寿司マスターっぷりを見せてあげる!!(マスシーね)」
119卵性
素性を隠してしょうがない隊に潜入した絵理の呼称。元々の呼び名「マゾメガネ」を縮めたもの。絵理の正体を知った伊藤と加藤は取り入るべき相手である彼女を蔑称で呼ぶことをためらい、代わりに「マゾメさん」と呼ぶことにした。
318卵性
伊藤たちに素性がバレる前のしょうがない隊における絵理の呼称。しょうがない隊を遠ざけるべく佐藤の醜聞を広めようとした絵理だったが、その過程で暴力を振るわれて喜ぶマゾだと誤解されてしまったことに由来する。さらに彼女の呼び名は「マゾ眼鏡」→「腐れマゾ眼鏡」→「マゾメガネ」→「マゾメ」と遷移していく。
307卵性 / 318卵性
松岡咲子の家庭。一人娘10)の咲子とその両親の3人家族。自宅はマンションの904号室282。内装や間取りを見る限り、一般的な3LDK程のマンションだと思われる。母親は咲子のオカルト趣味には理解がないようで243・256、たびたび繰り返される娘の奇行には頭を悩まされていることだろう。また咲子の自室は脱ぎ捨てた衣服や心霊写真が散らばった汚部屋であり、おおよそ年頃の女子の部屋とは思えない酷さである。
243卵性 / 256卵性 / 263卵性 / 282卵性
吉岡の代名詞。濃さ・太さ・たくましさと三拍子揃ったその眉毛は父・純次譲りのものだが、吉岡本人はかなり気にしている。あまりに印象が強いため男子からは吉岡=眉毛のイメージで認識されている。また眉毛を剃った吉岡はふたばそっくりになる103。これを利用してふたばになりしましたこともある310。ただし15分で完全に再生するため、この状態を維持し続けることは出来ない。
103卵性 / 156卵性 / 310卵性
丸井3姉妹の家庭。長女のみつば、次女のふたば、三女のひとは、そして父親の草次郎から成る4人家族。そこにペットとして猫のチブサが加わった49。自宅は住宅街にある2階建ての一軒家。1階は居間と台所、草次郎の寝室がある。2階は一部屋が三つ子の部屋となっている11)。三つ子の部屋には元々3段ベッドが置かれていたが作中で二度にわたり破壊されており99・240、その後は布団を敷いて寝るようになった。庭には物置が置かれており、三つ子が悪さをした際に閉じ込めておくお仕置き部屋としても用いられている11・67。理由は明かされていないが母親は不在で、炊事・洗濯・掃除と家事のほとんどはひとはが担っている。経済状況は決して楽ではないことがたびたび言及されており、その大きな理由のひとつはエンゲル係数の高さであろう。それでも極端に生活を切り詰めなくてはならないほどではない。
ひとはが名乗った偽名。「三郎丸」の元ネタはラグビー選手の五郎丸歩氏。この偽名を使ったのはみつばからバレンタインチョコをせしめるための小細工だったが、男装しているところを小金井に見つかってしまい、慌ててその場から逃げ去ることに…。
314卵性
丸井家が日常的に利用している庶民派スーパー。たびたびひとはが「まるえつ」の名前が入った買い物袋を下げて帰宅している様子が描かれている。また千葉家や矢部も利用しているようだ。モデルは関東地方で事業展開しているスーパーマーケット・マルエツ。
三つ子今昔物語 / 150卵性 / 155卵性 / 241卵性 / 242卵性
埼玉限定発売とされる架空のスナック菓子。パッケージに書かれた売り文句の「うまい!うますぎる!!」は埼玉銘菓「十万石まんじゅう」のテレビCM「風が語りかけます うまい、うますぎる」が元ネタ。
181卵性
一般的には30歳になった人のことを指すが、本作においては海江田の代名詞である。彼女は永遠の29歳なので自身が力説していた通り本来は「三十路前」と呼ぶのが正しいのだが211、あまりにこう呼ばれるのが当たり前になってきたためか、本人も受け入れている節がある。
127卵性 / 157卵性 / 172卵性 / 211卵性
みつばを象ったほぼ等身大の湯たんぽ。杉崎家の有り余る財産、麻里奈のみつば愛、そして人肌恋しい有閑マダムの暇つぶしの結晶であり、無駄遣いの極地。おへその部分に給湯口があるが、お湯を注ぐとみつば本人並に(?)重たくなる上に、熱くて持ち運べなくなるという欠点がある。その後は杉崎家でも持て余してしまいフリーマーケットにただ同然で出品される332。最終的には一郎太に引き取られ、交通安全講習の被害者役として活用されることになった。
268卵性 / 332卵性
宮下の呼称。110卵性で使われて以来、ひとはによる宮下イジリの定番として「名字をわざと間違えて呼ぶ」ことが完全に定着した。なおこのネタの初出は本編ではなく、82卵性の間話としてブログに掲載された、82.5卵生『がんばれ宮なんとかさん』。また「宮なんとかさん」という呼び方も本編では未登場であり、90卵性のオマケ4コマ「ひとりで聞けるもん」(5巻収録)でのみ使われている。以下、宮なんとかさんネタの一覧。宮本110・宮原110・宮川132・292・宮野139・227・宮尾189・292・宮田207・264・324・宮永207・宮沢227・竹下233・山下241・山村241・宮村241・宮崎247・田宮286・321。なお「宮崎」のみ発言者は栗山である。
松岡にガチのラブレターを送った6年1組の男子・久保田。だが一歩間違えれば彼が霊界入りしてしまうと案じた吉岡たちは、彼の好意を他の女子に向けようと試みる。そのために即興で書かれた小芝居が「胸キュンハッピー大作戦」(脚本:ひとは)であった。久保田が3人組の悪党に絡まれたところを吉岡が助けに割って入り「優しさでイチコロ」にする目論見だったが、本命の松岡が現れたため幕引きとなった。
144卵性
主にひとはが喜んだり興奮した時に発する鼻息の音。「スィー」と並んでひとはを象徴する擬音であり、数ある『みつどもえ』の擬音の中でも最もよく知られているもののひとつである。「むふぅ」「むふー」の他、状況に応じたいくつかの変則バージョンが存在する。
松岡が天才美少女霊媒師であるひとはの父親に対して抱いていたイメージ。黒い目線でボカされてはいるが、甲高い声で一般的に知られるアレを連想していたのだと思われる。そのため一応人間である草次郎の姿を見て「意外と普通」とガッカリしていた。
195卵性
木気戦隊カチコチレンジャー(もくきせんたいかちこちれんじゃー)
『本気戦隊ガチレンジャー』のパチモン。ガチレンを模した5人組の戦隊で「木気」の名が示す通り頭から木が生えている。決め台詞は「カチコチに決めるぜ!!」「自然のちからを思いしれ」。パチモンの割には意外と本格的で基地のおもちゃ(DXカチコチベース)は遠目に見ると本物と区別がつかず、ひとはもまんまと騙されてしまった。
258卵性 / 331卵性
ナマコちゃんの大ヒットによって吉岡に対する嫉妬心をこじらせた杉崎が、ナマコちゃんに対抗すべく自ら制作した絵本。しかし財力に物を言わせて作った本もグッズも全く売れず、返品の山を築くことになってしまった。見た目がとぐろを巻いたアレな感じだったことも一因だろう。
246卵性
矢部の生徒たちからの愛称。友達感覚のこの呼び方もまた、生徒に親しまれる彼らしさの現れと言えるだろう。
矢部が暮らしているアパートの一室。3階建てアパートの3階にある12)。風呂・トイレ付き。男の一人暮らしらしく、部屋の中には通販の段ボール箱やゴミ袋、エロ本等が散乱している。そのせいか部屋にはしょっちゅうゴキブリが出没している。ひとはに勝手に合鍵を作られており、チクビに会うという口実で休日の朝は侵入を許している。またひとはによればかつて殺人事件が起きた事故物件らしい335。
13卵性 / 52卵性 / 150卵性 / 217卵性 / 284卵性 / 316卵性 他
吉岡ゆきの家庭。一人娘のゆき、母親の紗江子、父親の純次の3人家族。自宅はマンションの503号室。純次の代表作である『ナマコちゃん』が社会的なヒット作となったおかげで経済的にはかなり裕福になった。嫉妬深い紗江子が夫が誘惑される可能性を排除しようとするため、女性が吉岡家を訪れる際は厳しい服装チェックを受けることになる。特に初対面の際に挑発的な行動を取ったみつばは紗江子から目の敵にされており、吉岡家にもしばらくの間出禁となっていた。
142卵性 / 166卵性 / 196卵性 / 203卵性 / 257卵性 他
コミックス5巻及び17巻に収録された吉岡の脳内における人間関係の図式。それぞれの巻までに彼女が目撃した周囲の恋模様を矢印で表現したものである。ただしその矢印には吉岡独自の大きな補正がかかっていることは留意しておくべきだろう。
鴨橋小学校の理科準備室にある人体模型。ある時は杉崎の惨殺死体と間違われ48、またある時はみつばの下僕になったりしていたが13)、松岡の怪談に怯えたふたばに全力で抱きしめられて粉々に砕け散ってしまった206。享年206卵性。その後2代目理科太郎くんとして復活を果たし、学芸会の演劇で白雪姫という主役を仰せつかるに至った252。
48卵性 / 206卵性 / 252卵性
ロボット自動掃除機。モデル名は「ルンパ780R」。元は杉崎家で運用されていたうちの1台だったが、ゴミをまき散らすみつばとの好相性から丸井家に譲られた。しかし残念ながらあまり活用されておらず、漬物石に身をやつしていた。その後再び杉崎家に引き取られることになったが、その体内には杉崎が仕込んだ小型カメラが内蔵されており、“彼”自身も知らなかった真の使命は果たされていたのであった。
232卵性 / 317卵性
松岡による「霊媒」+「英才教育」の造語。全身経文を書いた状態でプールサイドで寝そべっていた松岡を見つけ、漢字の練習を始めた龍太と麻里奈の杉崎親子。それに気付いた松岡は除霊の練習をしているのだと思い込み、これを指して霊才教育と呼んだ。
256卵性
鴨橋小学校の1年2組。在籍する生徒には杉崎龍太・三峰メグ・日野かおるがいる。かおるとの関係から宮下が関わることが多い。ひとはは「野獣の檻だよ」と言って足を踏み入れるのを恐れていた。運動会の組の色は黄色。担任はメグの台詞66よりおそらく山岡先生14)。
66卵性 / 254卵性 / 267卵性 / 273卵性
宮下の2学期の通知表の中身。ひとはにバラされて判明した。その予想を遙かに下回る惨状は、さほど成績が良いわけでもないみつばにも哄笑されるレベルであった。ひとつだけある5はもちろん体育である。またこの数字は、別冊少年チャンピオン2014年4月号の付録『みつどもえ学習ノート』の裏面でもネタ(バーコード)にされていた。
264卵性
鴨橋小学校の5年3組。後ろ姿はみつばそっくりだが顔のパーツが違いすぎる女子、帽子を被ったさわやかイケメン・柏(千葉)、背の高いグラマー女子・一橋(ひとは)の他、目つきの悪い眉毛女子(吉岡)、小柄な気弱ヘアピン女子(宮下)、アホ面のそばかす男子(佐藤)など、6年3組の面々と似て非なる生徒たちが多数いる不思議なクラスである。()内は対となるキャラ。
238卵性
鴨橋小学校の6年1組。担任は海江田。在籍する生徒には小金井・和田・久保田・高橋・田中らがいる。6年3組のライバル的な関係に位置づけられ、他のクラスより生徒の登場機会も多い。海江田の厳しい教育方針により、問題児揃いの3組とは対照的に優等生なクラスである。テストの成績でも3組を上回っており157、運動会のリレーでもチームワークで3組を圧倒していた111。運動会の組の色は赤。
53卵性 / 111卵性 / 211卵性 / 296卵性 / 314卵性
鴨橋小学校の6年3組。担任は新任教師の矢部智。主役である丸井三姉妹を始めとして小学生の主要キャラのほとんどが在籍しており、男子18名、女子18名から成る。6年生は4組まであるが、特にライバル関係にある1組と関わることが多い。運動会の組の色は青。矢部が病欠や出張などで不在の時は、たいてい海江田が代わりを務めている127・281が、1組と違い問題児揃いの3組は始末に負えないようである。
上尾市近郊にある廃トンネルで心霊スポットとして知られる。ひとはは取り乱した様子を録音したテープを全校放送で流されて赤っ恥をかいたほか、杉崎は腰を抜かした弾みで何らかの液体(詳細は伏せる)で持っていた日記帳をぐっしょりと濡らしてしまった。遊び半分で心霊スポットに足を踏み入れてはならないという教訓である。
221卵性 / 259卵性