[こちら彼女、校門前。] 桜井のりお先生の読み切り漫画『こちら彼女、校門前。』について
こちら彼女、校門前。
あらすじ
「元祖!浦安鉄筋家族傑作選 2003年増刊号」(2003.08.16)に掲載された読切作品。子供学級1巻に収録されている。
内容は女子中学生が校門前で繰り広げるドタバタギャグ作品。『そーじの時間』と同様、ほぼ台詞がないサイレント作品となっている。
女子中学生の小田切風華は遅刻しそうになり、締め切られた校門の隙間をすり抜けようとして挟まってしまう。一度は抜け出して他の男子ふたりと共に校門を乗り越えようと悪戦苦闘するものの、再び校門に挟まってしまった風華はそのまま夜まで放置されるハメに。夜中に雨が降り出しようやくすり抜けられた風華は出席簿に丸をつけご機嫌で帰宅しようとするが、その前にまたも校門が立ち塞がる。そして翌朝…。
構成
作者キャッチ
この夏イチ押しギャグの猛虎!!
アオリ文(柱)
一分一秒を争う朝の登校! チャイムも鳴ったしラストスパートだ!!
アオリ文
POP&CUTE
バイオレンスギャグ!!
バイオレンスギャグ!!
オクリ文(柱)
よく見ると、はさまり方が逆だったりして…。
(桜井のりお先生は本誌連載へ向けて構想中!!お楽しみに。)
(桜井のりお先生は本誌連載へ向けて構想中!!お楽しみに。)
作者コメント(柱)
私の高校生
最後の夏を返して。
最後の夏を返して。
ピックアップ
作品の評価
ギャグ漫画が集められたこの通称「ギャグ増刊」において、並み居る作品を抑えてアンケートで1位を獲得したとのこと。この2ヶ月後、10月からの『子供学級』の連載開始に向けて弾みがついたと言えよう。
関連項目
同じくサイレント作。のりお先生の商業デビュー作でもある。
本作の続編にあたる読切作品。
33卵性「無口な呪文は天然温泉」/ 262卵性「そわそわ帝国」
『みつどもえ』のサイレント回。
作品データ | |
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タイトル | こちらかのじょ、こうもんまえ。 こちら彼女、校門前。 |
掲載号 | 元祖!浦安鉄筋家族傑作選 2003年増刊号(2003.08.16) |
収録巻 | 子供学級1巻 |
ページ数 | 16 |
前作品 | そーじの時間 |
次作品 | こちら彼女、机の下。 |