目次

トップ / みつどもえ

[みつどもえ(キャラクター)] 漫画『みつどもえ』に登場するキャラクター一覧

みつどもえ(キャラクター)

(声:○○○○)は、アニメ版の声優。

メインキャラクター

本作の主人公で、小学6年生の丸井三姉妹。「日本一似ていない三つ子」のキャッチフレーズ通り、三つ子でありながら性格も外見も全く似ていない。名前に含まれる数字と、姉→妹の順番は逆になっている。

丸井みつば(まるい みつば)(声:高垣彩陽

丸井三姉妹の長女。キャッチフレーズは「ちょっとおませなサドガール!!」。目先の欲望に走ったり調子に乗っては痛い目を見るオチ担当になることが多い。性格はともかくクラス随一の美少女なのは間違いなく、男子からもその点だけは認められているようだ90225。髪の色は金髪に近い明るい茶色で瞳の色も同じ1)。瞳の描き方が他のキャラとは異なっている。前髪は梳いて切り揃えたぱっつん。肩口くらいまである後ろ髪をサイドで結わえてツーテールにしていることが多い。眉毛が短いちょび眉なのも特徴。中肉中背の平均的な体格だが、作中で太ったことに言及されて以降27どんどん太っていき、その後はすっかり「雌豚」キャラが定着してしまっている。体重は42.5kg90とさほどでもないのだが、お腹にまとわりつくIカップ級の脂肪41は由々しき問題であろう。たまにダイエットもするが、あまりに食い意地が張りすぎており常習的にお菓子を食べていたりするため効果は上がっていない。ファッションはミニスカ+横縞のニーソックスというのが基本スタイル。若いんだから見せなきゃというのがポリシーで142ガードも甘いため、たびたび痴女呼ばわりされる。また動物がプリントされた子供向けのパンツを収集・愛用している。この点はしばしば周囲から馬鹿にされているにも関わらず譲ることはなく、何かしらこだわりがあるのかもしれない。
普段は他人に対し優位に立とうとする女王様気質、自身の欲望に忠実なわがままさなどが目立ち、周囲を振り回しては報いを受けるという損な役回りを演じることが多い。その一方で長女らしい妹想いな面やお人好しで心優しい面を見せることもある。このギャップもまた彼女の魅力と言えよう。「~しなさいよ」といった命令口調をよく使い、大人に対しても物怖じすることなくフランクに接する。敬語を使うことはほぼない。学業成績はごくごく平凡2)で、太ってからは運動も苦にするようになった3)。また美的センスが壊滅的に狂っており、彼女の描き出す絵はそれを見た者に恐怖を与えるほどである162276。さらに料理も苦手143165と全体的にへっぽこなスペックと言わざるを得ない。一人称は「私」、呼称はみっちゃん・みつば・長女など4)。クラスメイトではライバル兼親友的存在となった杉崎との関わりが深い。

丸井ふたば(まるい ふたば)(声:明坂聡美

丸井三姉妹の次女。キャッチフレーズは「ちょっとスケベなマッスルガール!!」。天真爛漫なイノセントガールであると同時に、本作では異色とも言える超人的な運動能力を持つ5)。その怪力と奔放さで物語をかき回しながらも、明るく素直な性格で姉妹間のクッションの役割も果たしている。髪の色は赤毛に近い茶髪。やや癖っ毛気味。ショートヘアのてっぺんをビーズ付きのヘアゴムで結わえたちょんまげにしており6)、後ろ髪は大抵下ろしている7)。瞳の色は髪と同じでぱっちりしたクリクリの瞳。デフォルメ時にパンダ目(黒く塗りつぶされた垂れ目)になる表現が多用されていた。平均的な体格だが、バストの発育状況は同年代の女子の中でも頭ひとつ抜けている。ただ本人はそのありがたみを今ひとつ認識していない196。ファッションは年間を通じて濃い紺色のキャミソール+黒のスパッツというかなりの薄着8)。元々は「小鳥田」と刺繍された道着を着ていたが、14卵性で筆入れに加工されたのを最後に登場していない。外出する際はキャップやニット帽を被ることもある。パンツは水玉模様のものを着用。日頃から裸足で過ごしており、靴を履くと運動能力が著しく低下してしまう37171
一人称は「小生」で「~っス」という語尾を付ける体育会系の口調で話す。性格は無邪気なお馬鹿キャラといったところ。誰とでもフレンドリーに接することが出来るその屈託のなさが彼女の長所である。サンタを信じていたり父の草次郎に未だベッタリだったりと年齢の割に幼い面も目立ち、姉妹の中では最も子供っぽい。一方でひとはに対してはたまに姉らしさを見せることも。大のおっぱい好きで彼女の「ちょっとスケベな」という謳い文句ははもっぱらこの点に集約されている。お化けが大の苦手9)。学力は全キャラ中最低レベルで、6年生にして平仮名も正しく書けないほどである。授業中も寝ていることがほとんど。それに対し運動に関しては超人的な能力の持ち主であり、瞬発力・持久力・破壊力、どれを取っても人外級。また絵画や造型の技量も高く、他の子になりきるのを得意とするように観察眼も優れている。クラスメイトの中では幼馴染みの佐藤とのほんのり甘酸っぱい関係が匂わされており、「ふた×しん」は鉄板のカップリングと言えよう。

丸井ひとは(まるい ひとは)(声:戸松遥

丸井三姉妹の三女。キャッチフレーズは「ちょっと不思議な暗ガール!!」10)。当初はクラスでも孤立しており根暗な子だと思われていたが、周囲との交友関係を通じて内面の成長を見せてきた。役回りは立場によって大きく変わり、脇役に回ったときは冷静なツッコミ役に、主役のときは周囲の変人たちに振り回されて酷い目に逢うことが多い。髪の色はややグレーの入った黒。後ろ髪は肩に掛かるくらいのセミロングで、前髪は無造作に垂らしている。後頭部で結わえておだんごにしている。発育はかなり遅れ気味で典型的な幼児体型。1年生に間違えられるほど273低い身長と固く閉じた蕾のままのバストに強いコンプレックスを抱いている。代わりと言ってはなんだがほっぺたはCカップ相当の柔らかさ41。やや垂れ目で平時は冷めたような目付きでいることが多い。デフォルメ時はジト目になる。怒った時などに暗いオーラを身に纏い周囲を恐れさせるが、風邪を引くと「きれいなひとは」となり美少女の素顔を見せる。ファッションは性格を反映してか大人しめなもの。大抵はワンピースを着ており、上にカーディガンを羽織ったりする。パンツはストライプ柄のもの(縞パン)を着用。ブラは不要。
性格は基本的には人見知りで大人しい。ただ一度親しくなった相手には少し馴れ馴れしいほどになり、毒舌を吐くことも。イタズラや嘘・冗談が好きでこれも彼女なりのコミュニケーション術なのだろう。一人称は「私」で、周囲からは「三女(さん)」呼びされることが多い。口調は「~だよ」という語尾を多用。料理・裁縫などの家事全般を担っており、色々と足りてない姉ふたりを支える出来た妹でもある。学業成績は優秀でクラスでもトップクラス。手先も器用。その反面苦手なものも多く、運動全般はからきし、高所恐怖症に加えて大の虫嫌いである。歌も不得意。口癖の「~なんて無意味だし不必要だよ」が示す通り、人前で恥をかくことを嫌い苦手なことから逃げようとする傾向が見られる。動物好きで特にハムスターのチクビを溺愛している。ガチレンジャーの大ファンであるほか、なぜかエロ本収集を趣味としている。クラスメイトでは松岡宮下との絡みが印象深い。また担任の矢部との「矢部×ひと」カップリングはファンの間で定番となっている。

チーム杉崎

三つ子と関わりの深い女子グループ「チーム杉崎」の4人。登場回数やキャラ人気からも準主役級の存在と言える。

杉崎みく(すぎさき みく)(声:斎藤千和

チーム杉崎のリーダーにして裕福な家の生まれのセレブガール。家庭環境は杉崎家を参照。何かと目立つみつばをライバル視して付きまとっているうちにストーカー扱いされるようになったが、実際のところはみつばの一番の親友と言って差し支えない。基本的には常識をわきまえ気配りも出来る良い子だが、みつばに関することだけは暴走する。髪はキューティクルのある黒髪で、前髪は眉毛のあたりで切り揃えたぱっつん。耳の上で束ねた両サイドの髪がクルクルと螺旋を描く形状になっており、通称「ぴょんぴょん」と呼ばれる。髪を下ろすと襟口くらいの長さで緩いウェーブが掛かっている。目はやや釣り目気味で気が強そうに見える。まぶたは一重11)。体格は小柄な方であばらが浮いて見えるほどの痩せ型。母親から才能が遺伝しなかった胸の小ささが目下の悩みであり、財を頼みにあの手この手でその劣等感を埋めようと足掻いている。この点では当初同レベルだったみつばからは水をあけられた感がある。セレブらしい品のあるガーリーファッションを着こなすが、ガーターベルトや布面積の小さい下着を愛用しており、本人曰く「エロ可愛い」がポイントらしい。多くの場合、黒のオーバーニーソックスをはいている。
趣味はみつばの盗撮。隙あらば手が勝手に動くほど138。普段の言動からは精神年齢の高さや賢さを感じさせるが、比較的感情のブレが大きく精神的な脆さも併せ持っている。たびたび見られるセレブ自慢も周囲への強い依存心の裏返しという面があり、友人と仲違いした際は「本当は嫌われているんじゃないか」という不安な心情を吐露していた87。口調は「~じゃないの」「~しなさいよ」といった語尾や、親しい相手を「あんた」と呼ぶようにみつばに近しいもの。特に描写はないものの学力や運動神経は高い方ではないかと思われる。弟の龍太に対しては軽いシスコン。母親の麻里奈には自分が既に手遅れだと知って以来204、複雑な感情を抱いている(?)ようだ12)ひとはとは貧乳仲間。
36 / 51 / 57 / 76 / 84 / 87 / 93 / 106 / 108 / 119 / 125 / 151 / 162 / 165 / 184 / 193 / 204 / 219 / 234 / 246 / 259 / 268 / 285 / 308

吉岡ゆき(よしおか ゆき)(声:豊崎愛生

チーム杉崎のひとり。恋バナ好きで太い眉毛がトレードマーク。家庭環境は吉岡家を参照。まず彼女を語る上で欠かせないのが父親の純次譲りの太くたくましい眉毛だろう。ヘアピンが自然に刺さるほどの長さと密度がある上に254、剃っても15分で元通りに戻る再生力を持つ156。ただ本人的には悩みの種となっている。髪の色はやや濃いめのブラウン。後ろ髪は肩に掛かる程度の長さがあり、前髪は垂らしている。くりくりとした丸く可愛らしい瞳で、自分が好きな恋バナになると目をランランと星型に輝かせる。また困った時などに目が><で描かれるデフォルメ表現が多用されている。中肉中背の平均的な体格ながら、そのバストの豊かさにおいては6年3組の女子の中ではふたばと双璧を為す。ただそのことについて特に作中で言及されたことはない。体格や顔立ち、髪の色を含めてふたばに似ており、眉毛を剃ることでふたばになりすましたこともあった156310。 ファッション面は派手さはないものの、季節に合わせてバラエティに富んだ衣装を着こなしており、女子力の高さが窺える。夏場でも体のラインを出さないコーディネイトが多め。靴下は黒のハイソックス。ホック付きブラジャーを着用。左利き13)
争いごとを嫌う温和な性格をしており、グループ内の調和をもたらすポジションである。人当たりがよく気配りも出来るため、三つ子やチーム杉崎内の全員と分け隔てなく良好な関係を築いている。ただその素直さゆえに悪意のないまま相手の心をえぐるような発言をすることも。また人を見れば的外れな好意の矢印を勝手に見出す、極度のカップリング脳の持ち主である。その対象範囲は節操がなく、性別や立場、年齢の差に関わらない。口癖は「愛の形は人それぞれだよね」。学業面は優秀14)。運動は走るのを苦手としている111210。クラスメイトの中では宮下とは相方のような関係にある。また松岡の一番の親友だと自負しており、当の松岡がご執心のひとはに嫉妬することも279
46 / 87 / 103 / 132 / 156 / 166 / 181 / 186 / 201 / 203 / 210 / 219 / 223 / 237 / 275 / 279 / 293 / 210 / 334 / 343 / 345

宮下(みやした)(声:大原桃子

チーム杉崎のひとり。常識人だったはずが、すっかりウザい人扱いされるようになった人。レギュラーキャラでありながら家庭環境、及び下の名前は最後まで不明のままであった。髪の色はオレンジで、右側に流した前髪にヘアピンを留めている。後ろ髪は下ろすと肩甲骨あたりまで届くロングヘアで、普段はバンスクリップで束ねてアップにしている。この髪型が特徴的なためかヘアピンを外して後ろ髪を下ろすとガラッと印象が変わり、友人たちにも宮下だと認識されなくなってしまう。ぱっちりした二重の目で、瞳は他のキャラよりやや縦長で描かれている。デフォルメ時には糸目になることが多い。6年3組の女子では最も背が高く、細身でスラリと伸びた長い手足はいかにもスポーツ少女といったところ。その長身を活かしてバスケクラブ「鴨橋オリオンズ」で活躍している。ファッションはさっぱりしたスポーティなコーディネイトが中心。トップスはポロシャツやパーカーなど、ボトムスはその脚線美を引き立てる短いスカートやショートパンツがメイン。上部に赤いラインの入った白のハイソックスをはいている。スポブラを着用。女子力は低いものの自分にあったスタイル(宮Style)を持っているようである。
当初はチーム内でも一歩引いたツッコミ役、比較的まともな人ポジションだった彼女。ところが面倒見のよい性格が裏目に出ていまい、ひとはに構い出したあたり70から雲行きが怪しくなる。その後は空気が読めない、無神経、微妙なうっとうしさなどのボロが出まくってすっかりネタキャラ化が進行。「KY」「ウザい」「宮なんとかさん」「そよっ」など数々のネタを提供してきた。口調は「~だぞ」「~よな」といった語尾のアネゴ系。とりあえず末尾に「☆」をつけておけば、宮下っぽくなる。成績は体育以外は壊滅的15)。クラスメイトでは吉岡が互いに一番の親友と言える関係。ひとはには名前を正しく呼ばれずイジり倒されている。またなぜか下級生のかおるに慕われている。
70 / 81 / 95 / 110 / 1117 / 132 / 158 / 183 / 192 / 201 / 207 / 219 / 223 / 241 / 254 / 264 / 267 / 286 / 292 / 334

松岡咲子(まつおか さきこ)(声:葉山いくみ

チーム杉崎のひとり。オカルト好きな女の子で作者公認の「いちばんおかしい人」16)。家庭環境は松岡家を参照。出会いの経緯からひとはのことを「天才美少女霊媒師」だと思い込んでおり、オカルト趣味から来るその奇行っぷりは他の追随を許さない。髪はキューティクルのある黒髪。後ろ髪は襟にかかるくらいのセミショートで、普段は白い小さなリボンでふたつ結びのお下げにしている。前髪は垂らしており、真ん中あたりで分けている。瞳はぱっちりした丸い瞳。体格は中肉中背の平均的なもの17)。このように外見的には際だった特徴はないものの、男子からの評価を見ても(黙ってさえいれば)高いレベルでまとまった美少女と言えよう。ファッション面はYシャツにネクタイ、ブレザー、カーディガン、チェックのスカートといった、女子高生の制服風のプレッピーなスタイルが特徴。靴下は白いラインの入った黒のハイソックスをはいている。そして何より目立つのが首から掛けている大きな数珠。これは顔見知りの住職から譲り受けたものでいつも身に着けているような印象があるが、かなり重たいらしく意外と外している場面も少なくない。ブラ着用198。パンツはプレーンな綿のふわふわ系263
性格面では元々秘めていたオカルト趣味がひとはとの出会いをきっかけに覚醒。霊能力・心霊現象・UMA・宇宙人・呪術・魔術などオカルト全般に興味を示し、事あるごとにオカルトネタを絡めてくるため、友人たちのみならず他のクラスメイトからも頭がおかしいと思われている。神業じみた全身経文のスキル持ち。またかなり雑な性格をしており、自室も物が散らかったままの汚部屋282。手順を守れないため料理も大の不得意(自覚はないが)243282。学業面は地頭は悪くなさそうで18)、ひとりでキャンプするなどバイタリティも高い。一方オカルトを除けばごく普通の女の子で、性的なことに対しては割と奥手198206256。クラスメイトの中では圧倒的にひとはとの絡みが多い。
7 / 10 / 22 / 58 / 87 / 115 / 132 / 144 / 153 / 195 / 200 / 218 / 221 / 227 / 231 / 249 / 256 / 263 / 282 / 294 / 316 / 330 / 341

佐藤が好きでしょうがない隊

佐藤信也の過激な追っかけグループ「佐藤が好きでしょうがない隊」(用語)の女子3人組。しょうがない隊・SSS隊とも。

緒方愛梨(おがた あいり)(声:茅原実里

しょうがない隊の隊長。愛称は「おがちん」。家庭環境は緒方家を参照。佐藤を思う気持ちは本物ながら、周囲の視線も意に介することなくノーパンのまま暴れ回り、常軌を逸した変態的行動を取り続ける彼女は、キャッチフレーズの「恋する妄想機関車」の名にふさわしい。背中まで届く長い黒髪をお下げの三つ編みにしており、垂らした前髪は中央部分が長い。縫い糸に出来るほどハリコシのある髪質。目は釣り目で左目の下に泣きぼくろがある。体格は6年生にしてはかなり小柄で、ひとはと同じか低いくらいに見える19)。少なくとも4年生の頃からまったく成長していないほどの幼児体型20)。ただひとはや杉崎と違い、本人は特にそのことにコンプレックスを感じていないようだ。ファッションはボーダー柄のシャツにデニム生地のジャンパースカートというのがお決まりのスタイル。いつも同じジャンスカを着ているが21)、これは経済的な理由から他に服を所持していないためだと思われる。また佐藤はパンツが好き=恋のライバルと認めて以降53、パンツと決別してノーパンを貫いている。そのことを気にせず堂々と振る舞うため、彼女がノーパンであることは既にクラスメイトも知るところとなっている。
彼女を突き動かす行動原理はひとえに佐藤への愛であり、それにかけては常に全力、真剣、一途。佐藤にどれだけ疎まれても愚直なまでにアタックし続けるその様子は「猪突猛進」という言葉がよく似合う。しかしそうしたひたむきさも傍から見れば単なる奇行にしか見えない。それは彼女が愛を免罪符にあまりにも簡単に常識を逸脱してしまうためである。ややマゾっ気も有り。一方佐藤が絡まないところでは世間の一般常識・流行に疎かったり、サンタを信じていたりと287すれていない幼さが垣間見える。口調は語尾が「~だわ」「~かしら」のような女言葉。身体能力は超人的なふたばには及ばないもののかなり高い。家では家事を担っており、料理や裁縫が得意。
43 / 47 / 53 / 65 / 107 / 147 / 164 / 197 / 205 / 230 / 245 / 266 / 274 / 283 / 287 / 288 / 303 / 326 / 336 / 343

伊藤詩織(いとう しおり)(声:井口裕香

しょうがない隊のひとり。家庭環境は伊藤家を参照。パッと見は穏やかな雰囲気の正統派美少女。喜怒哀楽をストレートに顔に出すことはあまりなく、目を細めて微笑んでいることも多い。しかしそんな見た目に騙されていはいけない。ライバルを罠に嵌めることも厭わず、愛しの佐藤という果実を得るためであれば抜け駆け・裏切りもお手の物という、「恋する腹黒お嬢さん」というキャッチフレーズが示す通りの危険すぎる少女なのだ。髪の色は明るい茶髪。垂らした前髪を右側に流し気味にしており、長い後ろ髪は耳のあたりで結んでツインテールにしている。髪を解くと毛先に緩いウェーブがかかっており、髪質はかなりソフト。目はぱっちりしており気持ち垂れ目。中肉中背の平均的な体格で、背丈は隊の3人の中で真ん中にあたる。小学生にしてビキニを自然体で着こなせるほどスタイルは良い。学芸会で演じたSMチックな女王様スタイル252が似合う小学生女子はそうはいまい。ファッション面はブラウス・ミニスカ・ワンピース等をメインに、ふわっとした緩めのガーリーなものが多い。それでいて過度に飾らないその着こなしは彼女の育ちの良さを感じさせる。靴下は黒のハイソックス。
彼女の腹黒さや計算高さについては枚挙に暇がないが、他にも佐藤の前ではブリっ子めいたところがあったり、基本的に良い子揃いの本作では特異な存在と言えよう。変態度においては緒方ほど突き抜けてはいないが、なりふり構わなさにおいて引けを取らない。一方で少々間の抜けたところもあり、目先の欲望に捉われてより大きな利を逃してしまうことも。自己申告によれば「ロマンチストで子供好き」「趣味はお菓子作り、特技は裁縫」とのこと22)。またラブレターを超高速で書くというスキルを持つ245。運動神経はさほどよくなさそうだが、単独行動を取った際には音もなく忍び寄るストーキング技術で佐藤を追い詰めていた107加藤とは相方的な立場にある。
43 / 47 / 72 / 88 / 121 / 230 / 245 / 252 / 266 / 274 / 310 / 322 / 340 / 344

加藤真由美(かとう まゆみ)(声:内田彩

しょうがない隊のひとり。家庭環境は加藤家を参照。ド変態の緒方、腹黒の伊藤の間にあって隊の良心を一身に担う「恋するまともな人」。比較的真っ当な性格をしているばかりに、ノーパンで過ごす緒方の下半身を必死にガードし、伊藤の抜け駆けを目撃しては恐れおののく苦労人である。キューティクルのある黒髪をビーズ付きのヘアゴムで留めてポニーテールにしている。前髪は短めで目に掛からないくらいの長さ。瞳の形が特徴的で、他のキャラがまん丸なのに対して細い縦長の形で描かれている。顔立ち自体も面長のイメージがある。すらっとしたスレンダーな体型をしており、宮下と並ぶ高身長女子。男子よりも背が高く、隊で最も小柄な緒方と比べると頭ひとつ近く差がある。ファッション面はシンプルでスポーティなものが多い。上はパーカーやトレーナー・Tシャツ、冬はベスト・ジップジャケットなどを羽織る。下はホットパンツかミニスカがほとんど。またみつばと同じくボーダー柄のニーソックスを愛用しており、彼女のファッションの中では目立ったアクセントとなっている。パンツは無地のふわふわ綿パンツ261。嗅覚が優れており佐藤の匂いを敏感に嗅ぎ取ることが出来る177
性格は優しく控えめ。隊の中でも一歩下がった立ち位置であり、隊の外に出るとそれがより顕著になる。人見知りなところもあるようだ23)。そのため憧れの佐藤のことも遠くから密かに見守るばかりだった。緒方たちと行動を共にするようになってから徐々に変態に染まっていったものと思われる。自己申告によれば「趣味は読書で、特技はゲーム」24)とのことで、やはりというかインドア系である。運動は苦手だと自覚しており183、持久走でもみつばより遅いひとりだった210。ただ緒方の下半身を守る場合に限って高い運動能力を発揮する183。友達想いであり、自分を誘ってくれた緒方のことを大事に思っている節がある。名字的にも伊藤とは相方的な関係と言える。
43 / 47 / 88 / 147 / 183 / 202 / 210 / 230 / 245 / 261 / 274 / 283 / 337 / 343

6年3組の男子

佐藤信也(さとう しんや)(声:三瓶由布子

6年3組の男子で、成績優秀・スポーツ万能な優等生。家庭環境は佐藤家を参照。鴨橋小学校きってのイケメンで、しょうがない隊を始めとしてクラスの内外を問わず多くの女子たちから好意を受けている。しかし持って生まれた間の悪さゆえに不運やトラブルに見舞われることもしばしば。腐れ縁の千葉とつるんでいることが多く、また同じく幼馴染みのふたばのことを異性として意識している節が窺える。ふたばからは「しんちゃん」と呼ばれる。ルックスは母親のあかりから受け継いだ要素が多く、女子にも間違われた137その顔立ちの良さはもちろん、光沢のない瞳で描かれることがあることなどが共通している。髪はセットしたりはしておらず、比較的無造作な黒髪。男子としては平均的な体格で、女子に交じっても特に背が高い方ではない。ファッションは女子並みにバリエーションが多い。パンツはトランクスからボクサーブリーフに転向した模様。自他共に認める優等生であり真っ当な常識人なのだが、天性の不運体質の持ち主。本人にそのつもりは無くとも何かと変態的行為と誤解を受けるのがお約束。特にみつばには彼女のパンツを頭から被っている現場18を目撃されて以来「パンツ男」呼ばわりされ、事あるごとに罵られている。その後も何かとパンツには縁がある。また女子からのモテっぷりをやっかまれて、千葉に陥れられることも。学業面は文武両道で特に2歳の頃から続けているサッカーが得意。「鴨小のエースストライカー」としてプロのユースチームでも噂されるほど318。勉強に関してはひとはには及ばない92ものの優秀で、作文コンクールで入賞していたりもする179。ただ絵は不得手で本人も自覚している260
18 / 19 / 27 / 35 / 40 / 47 / 53 / 61 / 92 / 179 / 187 / 188 / 250 / 270 / 291 / 298 / 306 / 310 / 327 / 344

千葉雄大(ちば ゆうだい)(声:山本和臣

6年3組の男子で、エロスに人生を賭ける健康優良男児。母親の和実以外の家族構成は不明。女性にひわいな技を施す「秘技」を編み出しては、それを研鑽・実践することに情熱を注いでいる。クラスの男子のリーダー的存在であり、普段は佐藤田渕ふたばたちと遊んでいることが多い。ふたばからは「千葉氏」と呼ばれている。顔立ちは母親そっくり。通常状態では糸目で描くのが楽189。眉毛はたくましく、鼻もしっかり形が描かれている。みつば杉崎から「変態ブタゴリラ」呼ばわりされているように、お世辞にも美男子とは見られることはないようだ。いつも69とプリントされた帽子を被っており、帽子を着用できない場面においても常に何らかの帽子状のものを被っている。別に隠すほどの理由があるわけではないようだが、「見せろと言われると見せたくなくなる」209という心理らしい。背丈は3組の生徒の中で最も高い方と見られる。ジーンズをはいていることが多い。女子人気の高い佐藤とは対極の位置にあり、クラスのイケてない男子どもの中心的なポジションを担っている。また母の「男子はかくあるべし」という教育方針もあってか性的に早熟であり、秘技を実践したりエロ本収集に精を出したりしている。ただ同級生の女子はあくまで秘技等のターゲットに過ぎず、恋愛対象として興味を持っているわけではないようだ。運動神経は良い方で佐藤とリフティングで渡り合う18など、サッカーでは引けを取らないところを見せている。
18 / 19 / 26 / 55 / 63 / 76 / 85 / 126 / 137 / 161 / 169 / 175 / 190 / 209 / 265 / 242 / 327

田渕(たぶち)(声:山村響

千葉をエロスの師匠と慕う6年3組の男子。元々はモブ男子のひとりに過ぎなかったが、千葉の弟分のとしてのキャラを確立して以降出番が増え、佐藤・千葉に次ぐ第3の男の座を確実なものとした。モブキャラ界の出世頭と言えよう。男子の中ではかなり小柄な体格をしており、女子と混じっても小さい方。そのせいか女子からもちょっとナメられており、みつばからは「チビ助」と呼ばれたり209、壁新聞の記事でも「雑魚」呼ばわりされる253不憫さである。本人も背が小さいことを気にしている25)。目は普段は糸目状で、開くと釣り目気味。髪は短めで全体的につんつんした感じ。一部が寝癖のように跳ねている。進んで千葉の舎弟をやっているように素直で根っからのお人好し。見ていて気の毒になるくらい健気で「いいやつ」である。児童会選挙に立候補した際の成り行きから、伊藤から好意を受けていると勘違いしている295
146 / 209 / 235 / 253 / 295 / 296 / 310 / 327 / 339 / 340 / 343

主な家族

丸井家

丸井草次郎(まるい そうじろう)(声:天田益男

丸井三姉妹の父親。家庭環境は丸井家を参照。大柄で強面なその風貌からしばしば不審者扱いされ、警察のお世話になっている。外を歩いているだけで職質されるのは当たり前、問答無用で警察に連行されるのも日常茶飯事である。三つ子が6歳の頃までは長身痩躯のイケメンだったが26)、その後見る影もないほどに太ってしまった。目は普段は糸目。髪は坊主頭で27)外出時は青いキャップを被り、家の中ではタオルを巻いている。多少痩せて見えるという理由でヒゲを剃らずにいるが21、かえって不審度が増していることは否めない。性格は口下手で不器用な面が見られる。イケメン時代からボソボソとした喋り方をしており、口数もさほど多い方ではないようだ。生来の間の悪さと相まって、不用意な言動が原因で誤解を招いてしまうことも少なくない。このあたりはひとはに受け継がれている感も。娘のこととなると人が変わり、鉄拳制裁も厭わない。娘たちとの関係においてはいまだにベッタリ懐いてくるふたば、丸井家の母親代わりを務めてくれているひとはには甘い方。一方何かと問題を起こし反抗期真っ只中のみつばにはゲンコツや説教を喰らわせる機会が多い。もちろんみつばに限らず、娘たちが不始末をしでかした時にはおしおきや説教するなど厳しい顔も見せる。
11 / 16 / 21 / 35 / 50 / 54 / 56 / 59 / 97 / 112 / 135 / 168 / 173 / 185 / 199 / 260 / 333

杉崎家

杉崎麻里奈(すぎさき まりな)(声:井上喜久子

杉崎みく龍太姉弟の母親。家庭環境は杉崎家を参照。育ちの良いセレブらしいほんわかおっとりした雰囲気の女性で、外見にもそれが現れている。髪の色はカラーでは濃いめの茶色。前髪は娘のみくと同じくぱっつん。セミロングの後ろ髪は緩いパーマが掛かっており、普段は一部を束ねてやや左寄りの位置にシニヨンを作っている。このあたりの特徴は娘と似た面がある。それに対し目は二重かつ垂れ目気味であり、娘とは似ていない。微笑んで糸目状になっていることも多い。そして作中屈指の豊かなバストの持ち主であり28)、2児の母ながらプロポーションも抜群。頭身もかなり高い。そのスタイルの良さは罵倒に長けたみつばをして「貶すところがない」と絶句させたほどであった75。プールサイドで大胆なビキニ姿を披露しては、男性からの視線を一身に集めるのが常151256。ファッションは外出時はスーツスタイルの他、チュニック+レギンスなど。自宅ではセーター・ニットのカーディガンなどリラックスした感じの服装が多い。無類の「変なもの」好きであり、特に娘から「痴女の変態女王」と聞いていたみつばのことがお気に入り。その趣味が高じて「6-3おかしな子図鑑」256や「変な子コレクション」v67なるものも作っている模様。また好んでみつばから虐げられようとすることから、基本的にはM属性持ちだと思われる。お茶目で時に娘以上にノリがいいが、子供が無駄遣いした場合などにはしっかり怒る246。家庭では不在が多い夫に代わって一家を切り盛りする良き母でもある。
75 / 98 / 113 / 123 / 131 / 151 / 165 / 184 / 226 / 256 / 268 / 319

杉崎龍太(すぎさき りゅうた)(声:髙山ゆうこ

杉崎みくの弟で1年生。クラスは鴨橋小学校1年2組。主要キャラでは唯一の年下男子であるため、「姉/大人」と対比される「弟/子供」ポジションとしての出番が多い。特に同じガチレンジャー仲間であるひとはとの絡みが多い。目は姉のみくと同様、やや釣り目。揉み上げ部分と後ろ髪が比較的長く、ショートカットの女の子くらいの長さがある。母親の麻里奈とはあまり顔立ちが似ていないので、父親似なのかもしれない。Tシャツ・ベルトなど、ガチレングッズを身に着けていることが多い。性格は生意気で口も悪い。1年生にしては大人びて賢い面と、年相応に子供らしい面が同居している。年上である姉の同級生たちに対しても臆することなく接する一方で、迷子になった時には泣いたり199、サンタのことを信じていたり76169と素直で純粋な面も残されている。姉のみくは若干ブラコンの気があり、普段から龍太に食事を作ったり寝かしつけたりするなど面倒を見ている143。ひとはとは共通の趣味であるガチレンを通じて仲良くなり、一緒にガチレンゴッコに興じる遊び仲間となった。ひとはは弟かつ友人のように接しているが、龍太の方はほのかにそれ以上の感情を抱いている様子が窺える71
62 / 66 / 67 / 76 / 84 / 122 / 143 / 180 / 199 / 239 / 256 / 268 / 273

吉岡家

吉岡紗江子(よしおか さえこ)(声:南央美

吉岡ゆきの母親。家庭環境は吉岡家を参照。鴨橋小学校のPTA会長を務めており、その肩書のイメージ通り、グラスコード付きの細縁眼鏡を掛けたお堅い女教師あるいは教育ママといったルックス。娘のゆきとはあまり似ておらず、線の細い目鼻立ちをしている。髪の色は明るい茶色。後ろは巻き髪にしてまとめている。特徴的なのが、編み込んだ後ろ髪を耳の後ろあたりからカチューシャ状に掛けた「クラウンブレイド」と呼ばれる髪型。きっちりと整えられたその髪型は、眼鏡と合わせて彼女の理知的なイメージを引き立てるのに一役買っている。スリムな体つきをしており、大人の女性キャラの中ではもっとも小柄29)。最愛の夫には触れられるだけで敏感に感じてしまう135。外出時にはスーツや白のブラウス・タイトスカートなど、上品で清潔感のあるスタイルがメイン。胸元にリボンをつけていることが多い。家ではシャツの上にエプロンやカーディガンなどで、お堅いイメージ通りほとんど肌を露出しない。表向きは風紀やモラルを重んじるお堅い性格。自宅を訪れる女子の身だしなみに厳しい目を光らせ、そのお眼鏡に叶わなければ冷たく追い返される。しかしこうした一面は彼女の尋常ではない嫉妬深さの表れに他ならない。夫の純次に近づく女性は全て誘惑を試みる排除すべき存在とみなされ、うっかり手を出そうものなら彼女の激しい怒りを買うことになる。特にエロスに関しては厳しい。しかし彼女自身、実は官能小説を愛読する166むっつりスケベだったりする。
135 / 142 / 166 / 186 / 203 / 257 / 301 / 311 / 325 / 345

吉岡純次(よしおか じゅんじ)(声:志村知幸

吉岡ゆきの父親。家庭環境は吉岡家を参照。職業は絵本作家であり、作中で手がけた絵本「ナマコちゃん」が大ヒット作となった。外見は日本人離れしたラテン系のダンディ紳士。眉毛・ヒゲ・揉み上げ・腕毛や胸毛など全身が毛深くいかにもフェロモン濃厚そう。目は細めだが、くっきりとした二重の流し目がセクシー。髪は太く濃い黒髪でアップにした前髪を左右に分けている。揉み上げからあごまで薄くヒゲを伸ばしている。そして太くたくましい眉毛は、娘のゆきにも色濃く受け継がれている。ファッションの方もシャツの胸元を開いて胸毛を覗かせるというダンディすぎるスタイルである。その外見や昼間から自宅でグラスを傾けているライフスタイル142275から、みつばにはジゴロと断定されていた166。一方その濃すぎる外見に反して、中身の方はいたってまともな人。物腰穏やかで落ち着いた大人の男といった印象を受けるが、紗江子いわく「プライドが高い上に小心者」166という相当ナイーブな性格。自作に対する娘の評価を聞くのを怖がっており、長らく本当の職業を明かすことが出来ず、娘からは官能小説家なのだと誤解を受けていた。妻の紗江子はいまだ彼にぞっこんラブ状態。また吉岡の口癖「愛の形は人それぞれだよね」は彼がオリジナルの模様135
135 / 142 / 166 / 186 / 257 / 275 / 301 / 311 / 325 / 345

佐藤家

佐藤あかり(さとう あかり)(声:三瓶由布子

佐藤信也絵理姉弟の母親。家庭環境は佐藤家を参照。女子高時代の先輩である千葉和実とは共に家庭を持った今でも交流が続いている。また幼い頃から三つ子との面識があり、草次郎とも顔見知りである135。36歳306という年齢以上に見た目は若々しく、焼きイモ屋の見立てによれば32歳くらいに見えるらしい116。女子高生時代には追っかけ男子(白石あかりさん親衛隊)がいた程のその整った容姿は、息子の信也に色濃く受け継がれている。髪は茶髪のセミロングで後ろをバレッタで留めていることが多い。家ではエプロンを着用。体型はママさんキャラにしてはかなりスレンダーで、その細身のプロポーションにジーンズ・レギンスなどのパンツルックがよく似合う。ハロウィンのコスプレイベントではまさかのセーラー服姿をお披露目し、見事優勝をかっ攫った306。本作においてはトップクラスの常識人だが、二児の母とは思えぬほど妙に純情でウブであるというギャップを持つ。特にエロス的な要素に対しては、ほとんど免疫がないと言っていいほどの拒絶反応を示す。逆に性に奔放な和実からは「いろいろ堅いんだから」とからかわれていた161。同じくお堅い面のある吉岡紗江子が実はムッツリであるのに対し、あかりの場合は純粋に耐性がないような感がある。信也に対してはエロスに手厳しい一方で、ストーカーの件を心配するあまりやや過保護な面も見られる。には割とつれない。旧姓は白石。長女が中学生であることから20代前半には結婚して子供を産んでいたものと見られる。
61 / 135 / 145 / 161 / 236 / 242 / 260 / 270 / 274 / 306 / 336

佐藤まさのぶ(さとう まさのぶ)

佐藤信也絵理姉弟の父親。家庭環境は佐藤家を参照。「まさのぶ」を漢字でどう書くのかは明らかになっていない。イケメンで名を馳せる信也の父親とは思えないほど、外見的には地味で冴えない眼鏡の中年男性。前髪が少々寂しくなってきており本人も気にしているらしい215。頬が少しこけた感じで、体型も含めて全体的に痩せ型。背は大人キャラの中でも高い方。かなり大柄に見える草次郎と同じくらい背丈がある30)。昔は福山雅治似と言われていた31)と語っていたように215、妙に自信家なところがある。自分の容姿にも引け目を感じるどころかむしろ自信満々。自分で「バカな こんなにイケメンなのに」とのたまう215ほどである。そうした面を除けばおおむね普通の一般人と言える。職業は不明だが佐藤家の恵まれた経済状況を見る限り、稼ぎの程も悪くないようである。上尾駅から通勤している模様250。自分似の絵理のことをひいきと言えるくらい可愛がっている一方で、女子にモテる信也への当たりは妙に厳しい。夫婦でありながら妻のあかりとは長らく作中で会話する場面がなかった32)。三つ子とも顔見知りで、ふたばのことを「ふっちゃん」と親しげに呼んでいた145
145 / 215 / 250 / 288 / 291 / 307 / 336

佐藤絵理(さとう えり)

佐藤信也の姉。家庭環境は佐藤家を参照。メイン級のキャラの中では唯一の中学生であり、かつ本作では貴重な眼鏡っでもある。弟が母のあかり似なのに対して、絵理は父親のまさのぶ似の地味顔である。そのことは本人も自覚している215。特に似ているのが目の形で、他の女子キャラとは異なり縦長の細い形をしている。他にも視力が悪いことや髪の色なども父親譲りのものと思われる。掛けている眼鏡は丸いフレームのもの。髪の色は黒。後ろ髪を耳のあたりで結わえてツインテールにしている。体格は中肉中背で、水着姿を見る限り肉付きの薄そうなスレンダーな体型。胸の方も控えめで「貧乳」とのこと33)。この点に関しては母親似なのかもしれない。ファッションは地味めなチェックシャツやパーカー等がメインで、年頃の女の子にしてはどこか垢抜けない印象がある。制服(セーラー服)のスカートの丈も気持ち長め。性格はいたって真面目で特に尖ったところは見られない。信也が「普段勉強と剣道しかしていない」250と評するほどである。そんな真っ当な彼女だが信也のストーカーと誤解されて以来177しょうがない隊との関係が発生。その後佐藤家の平穏を守るために素性を隠して隊への潜入工作を行っていたものの、伊藤たちには佐藤の姉だとバレてしまった307。弟とは時に掴み合いの喧嘩もする気兼ねない関係。父親に対しては年頃の娘ということもあってつれない態度を取るが、本心では嫌っていないようだ。中学の先輩であるトム先輩に好意を抱いており、部活の先輩たちもそのことを察しているようである318。また顔なじみのふたばからは「エリツィン」「エリック」など「エリ○○」という外人名で呼ばれる。
145 / 177 / 215 / 250 / 291 / 307 / 318

千葉家

千葉和実(ちば かずみ)(声:山本和臣

千葉雄大の母親。秘技開発を始めとした千葉のエロス探究道の最大の理解者でもある。佐藤の母・あかりは女子高時代の後輩で今でも「あかりちゃん」「先輩」と呼び合う関係。顔立ちは息子の雄大そっくりで、父親の遺伝子の影響をほとんど感じさせない。親友であり普段千葉を見慣れているはずの佐藤が「女装した千葉」だと誤認したほどである169。普段は糸目。決め顔の時などに目を開くことがあるが、やはり息子と同じく細い目付きである。髪の色はキューティクルのある黒で、前髪を真ん中で分けている。後ろ髪は後頭部で結んだポニーテール。そして男前な顔立ちに似合わず、かなりのグラマラスボディの持ち主。ママさん勢の中では杉崎麻里奈に次ぐ巨乳キャラである。体格も女性キャラの中では最も大柄。外出時にもジャージ&ノーブラ242だったりするように、ファッションにはさほどこだわっていない模様。大らかでさっぱりとした性格の持ち主であり、常に余裕を感じさせるその鷹揚さは姐さんと呼びたくなる風格がある。下手な男よりも男性的な面があり、女子高時代は後輩のあかりにセクハラ行為を繰り返していた。その頃に磨いたセクハラ技の腕前は今も衰えていない。そしてまるで自分の後継者とするかのごとく、練習用のパンツ161やマネキン242を用意したり、自ら秘技の特訓相手になったり242するなど、息子を一人前の日本男児に育て上げようとしている。しかしそれも当の千葉にとってはありがた迷惑という面もあるようである。
135 / 137 / 160 / 161 / 169 / 190 / 242 / 286 / 311

緒方家

緒方一郎太(おがた いちろうた)(声:梶裕貴

緒方愛梨の兄で近所の交番に勤務している警察官。家庭環境は緒方家を参照。一見するとごく普通の誠実そうな青年だが重度のシスコンを煩っており、その溺愛ぶりはもはや妹中心で世界が回っていると言ってよいほど。年齢は不明だが見た目は若く愛梨との年齢差や、警官になったのが4年前34)であることを考えても20代ではないかと思われる。目の形や前髪など顔の造りはどことなく妹の愛梨に似ている。愛梨と同じ位置(左目の下)に泣きボクロがあるのが特徴。髪は短めでさっぱりした印象。男性にしては背が低い方でこのあたりも小柄な妹に似ている。外ではほとんどの場合で警察の制服を着用している。普段着はトレーナーなどのラフな格好。あまり服を持っていないらしく非番の時の保護者懇談会にも制服姿で現れた135。プライベートのみならず勤務中も妹のことばかりを考えており、仕事もろくに手に着かない始末。自室は丸ごと妹グッズのコレクションルームと化しておりそれを隠そうともしない322みつばが「大人の中で一番ヤバい奴」と評した224のも頷ける話である。その偏愛を惜しみなく受ける愛梨の方はと言うと、あまりにもベタベタされるのはちょっと嫌がっており、兄に対してつれない素振りを見せることが多い。また自分たちと離れて暮らす父親への複雑な心情は18巻のあとがきイラストで垣間見える。
135 / 138 / 164 / 224 / 236 / 288 / 322

主な学校関係者

矢部智(やべ さとし)(声:下野紘

6年3組の担任教師。23歳。童貞。赴任したばかりの新任教師で生徒たちからは「矢部っち」の愛称で親しまれている。連載当初は彼が主人公として問題児の三つ子に振り回されるという形で物語が展開していたが、6卵性あたりを境に主人公の座を三つ子に譲ることとなった。ルックスはどこにでもいる気弱そうな青年といったところ。見ようによっては爽やかな好青年っぽいのだが、残念ながら女性にモテるということはないようだ。体格は中肉中背。髪は黒髪で前髪を垂らしている。ファッションはチェックシャツや長袖のカーディガン等を着ていることが多い。優柔不断でヘタレな性格&チェリーボーイということもあって、生徒たちからの扱いは大人の男性として慕われているというよりは友達感覚に近い。みつばにはナメられひとはにはイジられ…と大人の威厳はどこへやらである。とは言え彼が担任だからこそひとはを始めとした3組の人間関係が花開いていったのも事実であろう。野田校長にも「誰よりも生徒想いで真面目な男だ」と評されていた109ガチレンジャーの熱烈なファンでDVDやフィギュアなど多くのグッズを収集したり、子供たちとガチレンゴッコに興じたりもする。特に同じガチレンファンであり(本人のお目当てはともあれ)自宅にも通い妻状態となっているひとはとの関係性が深い。一方矢部本人は「眼鏡っ子&巨乳好き」ということで同僚の栗山に想いを寄せている。しかし当初想定されていたこの教師同士のロマンスは、矢部の度重なる失態もあって事実上終わったに等しい。ずっと賃貸のアパート(矢部の部屋を参照)でひとり暮らしをしていたが、物語の終盤にあたる335卵性を最後に実家に戻った。
1 / 6 / 24 / 39 / 42 / 50 / 52 / 71 / 78 / 109 / 118 / 122 / 124 / 130 / 141 / 150 / 168 / 217 / 276 / 293 / 316 / 335

栗山愛子(くりやま あいこ)(声:斎藤桃子

鴨橋小学校の保健医を務める女性。24歳。ドジ&巨乳&眼鏡っ子と三拍子揃っている。生徒たちからは「栗山っち」と呼ばれる。連載当初は矢部の想い人としてマドンナ的立場になる予定であったが、作品の方向転換の煽りも受けてなり損ねてしまったある意味不憫な人35)。大人の女性キャラながらパッチリした垂れ目で顔立ちはむしろ童顔な方。細いフレームの眼鏡を掛けている。髪は茶色味がかった黒。後ろ髪は襟口くらいまでの長さで三つ編みのお下げにしており、前髪は中央を結んでアップにしおでこを出している。作中屈指の巨乳を誇り、小学4年生で既にブラジャーを着用していたらしい159。花粉症を治す魔法のおっぱいと持ち上げられたり39みつばに魔法のブラ着用疑惑を受けたり159と、鴨橋小のおっぱい担当としてフィーチャーされる場面も多い。胸が大きいことは本人も自覚しており、ひとはたちに理想のおっぱいじゃないと言われてショックを受けたりもしていた222。校内では主にチェック柄のシャツの上に、腰下まである長い丈の白衣を羽織っている。シャツの上にセーター・カーディガンを合わせることも。下は黒のタイトスカート、膝下までの黒のハイソックス、ローカットスニーカーという組み合わせ。保健の先生らしく穏やかでおっとりとした性格だが、それ以上に天性のドジっ娘な面が強調されることが多い。眼鏡を外すと「一歩も歩けなくなる」ほど159の極度の近眼と相まって、トラブルを巻き起こしては自他関わらず被害を被ることもしばしば。またその疑うことを知らない天然さを生徒に利用されることも2590。自分に思いを寄せる矢部に対する感情は良くも悪くもない…と言ったところか。
2 / 5 / 6 / 25 / 39 / 48 / 90 / 159 / 208 / 247

海江田(かいえだ)(声:七緒はるひ

6年1組の担任教師で29歳の女性36)。3組の生徒たちからは「三十路」と呼ばれている。他クラスの担任ながらその必死すぎるキャラクター性が話に絡ませやすいこともあってか、どんどん出番を増やしていった。黙っていれば面長系の美人顔。高校時代は頻繁に男子から告白されていたように、その美貌はひときわ目立つものだったようだ。髪の色は濃いめの茶色。垂らした前髪を左側に流し、耳を出している。長めの後ろ髪をシュシュなどで束ねて左肩から胸元の方に垂らしている。年齢的にお肌の曲がり角にあり、日頃のケアが欠かせない。体格はスラリとしたスレンダーな体型。体型は大学生の頃から変わっていないとは本人の談281。乏しいバストサイズが悩みの種であり、ネットで密かに豊胸について調べたり、杉崎と涙ながらに傷口を舐め合ったりしていた285。ファッションはパンツルックとロングスカートが半々くらい。冬場はセーターかカーディガンを羽織る。夏場は半袖だが、日射しの元では必要以上にガードを固める。色々と崖っぷちにある焦りから必死になるあまり、奇行に走ることもしばしば。元々の真面目すぎる性格も彼女の迷走に拍車をかけている。みつばを筆頭にデリケートな話題にも無遠慮に踏み込んでくる3組の女子たちにも問題があるとはいえ、時に子供相手にキレたり暴言を吐いたりするなど、ややヒステリックな面も見られる。一方で自分が担任を務める1組の生徒からは「今までで一番いい先生」と慕われている211。周囲が次々と結婚していくのに焦りを覚え婚活に励んでいるが上手くいっていない。自分を差し置いてカップルが成立するのが許せないのか校内で生じた恋の芽を徹底的に摘もうとしたり211267、クリスマスやバレンタインには心が荒んだりする。酒癖が悪い。当初は猫アレルギーだったがチブサで慣れることにより克服した320
127 / 157 / 172 / 211 / 220 / 239 / 267 / 281 / 300 / 304 / 309 / 313 / 320 / 329 / 346

三峰メグ(みつみね めぐ)(声:長谷川静香

1年2組の女の子で、杉崎龍太の同級生。一人称は「メグ」。ほとんどの場面において親友の日野かおると一緒に登場する。ぱっちりクリクリとした丸い瞳に、ふんわりと柔らかそうな栗色の髪。後ろ髪は肩に掛かるくらいまで伸ばしており、前髪は垂らして右側に流している。両サイドを鈴蘭の花のようにちょこんと結んでいるのが特徴。フリルのついたブラウス・スカートや明るい色合いのワンピースなど、天真爛漫な可愛らしさを引き立てる姫系のファッションが多い。こうしたルックスからもクラスでも目立つ明るく華のあるタイプだと思われる。66卵性で初登場した際には無邪気にみつばを慕う純真な女の子という印象が強かった。それが241卵性で再登場して以降は徐々にキャラの掘り下げ、及びかおるとの差別化が行われ、1年生にしては(小悪魔的とすら言えるほどに)おませさんな面がフューチャーされるようになっていった。同級生から友人のかおるを庇ったり267、自分が好きなフェアリー戦士リリィに関して主張を譲らない273といった描写からは気の強さも窺い知れる。宮下を慕うかおるのことを応援しておりその手助けをしている。名字の「三峰」はアニメ由来で、元ネタは秩父鉄道の三峰口駅
66 / 241 / 254 / 267 / 273 / 325

日野かおる(ひの かおる)(声:五十嵐裕美

1年2組の女の子。杉崎龍太の同級生で、三峰メグの親友。66卵性で登場した際にはメグのおまけ的な扱いで1回きりのゲストキャラと思われたが、再登場を果たして以降は宮下を慕う下級生という形で明確な個性を与えられるに至った。おかっぱ頭が愛くるしい女の子で、髪の色はやや茶色味がかった黒。垂らした前髪は中央の部分が長く、左サイドをクリップ状の髪飾りで留めている。後ろ髪は首筋あたりで切り揃えており、肩には掛からない長さ。瞳の形はまん丸タイプではなく、加藤のような縦長タイプ。年相応に幼い顔立ちは飾ったところのない無垢な愛らしさに溢れている。ファッションはTシャツ・ミニスカ・ジャンパースカートなどで、可愛らしさを前面に押し出したメグと比べるとやや控えめな印象を受ける。性格は「天使」のひと言。本作中で最も純真無垢な存在といって差し支えない。理由やきっかけははっきりしないが宮下に一途な想いを寄せており、ヘアピンやバレンタインチョコを贈っている。そのことを同級生の女子にからかわれてしどろもどろになっていた267ように、性格は大人しく気弱な面が見受けられる。名字の「日野」はアニメ由来で、元ネタは秩父鉄道の武州日野駅
66 / 241 / 254 / 267 / 273 / 325

小金井瞬(こがねい しゅん)(声:田村睦心

6年1組の男子。6年3組のライバルである1組のリーダー的存在として、運動会111や休み時間のサッカー53の場面など、比較的序盤から登場していた。作中で実施された鴨橋小児童会選挙において本命候補の佐藤らを退けて見事トップ当選を果たし、児童会長に選出された296。それに伴いモブから昇格しキャラクターとしても深掘りされた。右側に流した長めの前髪が特徴。体格は男子の中ではかなり小柄な方で、杉崎や背伸びしたひとはより少し低いくらい304。児童会長に選ばれるだけのことはあって性格は気さくで気が利く。おまけに紳士的。小学生ながら「世界は平等であるべき」という博愛精神も持ち合わせている314。1組のリーダーとして、3組男子の中心人物である千葉とはライバル的な立ち位置にある。また運動会の練習304で出会った「すごくいい匂いがする」岡部くん(その正体は男装したひとは)のことが気になる存在として頭から離れなくなってしまったらしい305314
53 / 111 / 211 / 296 / 304 / 305 / 314

ペット

チクビ(声:斎藤桃子

元々は矢部が飼っていたペットで、情操教育も兼ねて6年3組で育てることになった雄のハムスター。と言っても事実上ひとはの独占状態にある。種類は最もポピュラーなゴールデンハムスターと見られる。鳴き声は「チー」。ふたばに仕込まれたバク宙などの芸をこなすほか24、空気を読んで芸をしたり寝たフリをしたりと289、ハムスター離れした高い知能を有している。単なるペット・マスコットの域に収まらないキャラクター性を確立していると言えよう。チクビに対するひとはの愛情の深さは並大抵のものではなく、他の者がチクビに手を出そうものならひとはから激しい嫉妬を受けることになる24。チクビの方もひとはに懐いており相思相愛の関係と言ってよい。休日は矢部が自室に連れ帰っているが、チクビに会うために訪れたひとはに無断侵入を許している。また矢部が不在の時などは丸井家で預かることがある。たびたび周囲の誤解を招くこの名前は「しっぽの感触が乳首っぽい」ということからふたばが発案し、それをひとはが気に入って決まったものである3。ただチクビ当人は内心あまり気に入っていないようだ207
3 / 13 / 20 / 24 / 64 / 74 / 150 / 194 / 241 / 289 / 290

チブサ(声:斎藤桃子

丸井家の飼い猫。毛色は白。性別は雌37)。河川敷に捨てられていたのをひとはたちが見つけ、丸井家の一員に加わることとなった49。拾われてきた当初は子猫だったが、後にほぼ成体サイズにまで成長している。登場して以降長らく名前がなく単に「ネコ」と呼ばれていた。それは名前を決めようとしても、チクビという悪しき前例を知っているチブサが嫌がったためである207。結果的に宮下のおっぱい画をヒントに今の名前に落ち着いた。そのせいで宮下のことを恨んでおり懐かなかった。家族の中では動物好きのひとはと名付け親のふたばとの関わりが深い。
49 / 50 / 207 / 220 / 292 / 315

イブ

みつばのペットの金魚。元は夏祭りの金魚すくいの景品で佐藤から譲り受けた280。猫のチブサがいる丸井家では飼えないため、佐藤家に預けられている。名前の由来は緒方の胃袋から出てきたことから38)。佐藤家の飼育環境が良好なおかげか水槽が手狭になるほど順調に成長し、その後庭に作った池に移された303。緒方は自分が産んだ佐藤との愛の結晶だと主張しているが、佐藤には認知されておらず、みつばにもただの金魚ホルダーだったと認識されている。
280 / 283 / 303 / 326

6年3組のクラスメイト

主要キャラ以外のクラスメイトは何人かを除いてはアニメ化に際して名前や外見が設定され、漫画本編にも逆輸入されている。女子の名前は上尾市内を通る埼玉新都市交通の駅名、男子の名前はJR高崎線の駅名から採られている。348卵性の集合写真でほぼすべてのクラスメイトが本編に登場することになったが、その解析結果はこちらを参照。また登場回については、モブなので特定が難しい・回数が多いことなどからすべてを載せ切れていない。

虻川(あぶかわ)(声:山村響

6年3組の女子。その光り輝くおでこのインパクトを武器にモブ女子の中では最も目立つ存在と言える。髪の色はオレンジ系の明るい茶髪。おでこの輝きをアピールするように前髪を左右に分け、横髪の片側をビーズの髪留めで縛っている。スラッとした細身の体型で胸の方もスリム。ふたばの貧乳否定発言に杉崎志久と共に敏感に反応していた222。ファッションはパーカーやスタジャン、下はレギンス・スパッツ・ショートパンツをはいていることが多い。明るくひょうきんな性格で、よくおどけたポーズを取ったりしては周囲の笑いを取っている様子が描かれている。みつばにも「明るい」と評されていた321。共に佐藤ファンである志久・貝塚の3人で一緒にいることが多く、これまた共通点である貧乳女子(参照)のグループを形成している。名前の元ネタは不明。キャラデザはこちらを参照。
27(*) / 35(*) / 47(*) / 87(*) / 175(*) / 208(*) / 222(*) / 225(*) / 229(*) / 235(*) / 272(*) / 285(*) / 290(*) / 295(*) / 321(*) / 341(*) / 343(*) / 348

今羽(いまはね)(声:山川朋美

6年3組の女子。髪型はセミショートの茶髪。後ろ髪が少し跳ねた感じになっている。彼女らしき女子は多くの場面で見掛けるが、際だった特徴がないため判別が難しい。名前の元ネタは今羽駅だが、読み方は駅名(こんば)とは異なっている。
101(*) / 225(*) / 235(*) / 236(*) / 348

貝塚(かいづか)

6年3組の女子。幼い顔立ちに黒髪のおかっぱ、ひときわ小柄な体格という3組屈指のロリっ子女子である。虻川志久の3人グループでいることが多い。輝くキューティクルの持ち主で天使の輪が出来ている。垂らした前髪は真ん中部分が少し長い。寄せ書きの内容229や「毎週末夕飯を作りに行っている」321という話から、おばあちゃん思いの優しい子であることが窺える。名前の元ネタははっきりしないが、上尾市内にある地名「西貝塚」か? キャラデザはこちらを参照。
87(*) / 175(*) / 191(*) / 225(*) / 229(*) / 241(*) / 272(*) / 290(*) / 295(*) / 298(*) / 321(*) / 332(*) / 342(*) / 343(*) / 348

加茂(かも)(声:五十嵐裕美

6年3組の女子。しずかちゃんライクな黒髪のお下げ髪で見分けは付けやすい。佐藤への好意的な台詞298から佐藤ファンだと思われる。会話していたり集合写真の並びから見て348丸山吉野志久と仲が良いようだ。名前の元ネタは加茂宮駅
225(*) / 229(*) / 241(*) / 264(*) / 298(*) / 319(*) / 328(*) / 339(*) / 348

志久(しく)

6年3組の女子。セミショートの茶髪で、両サイドを小さい三つ編みにした髪型が特徴的なので見分けは付きやすい。目は釣り目。 虻川志久の3人グループで佐藤ファン・貧乳という共通点がある。ファッションの傾向は(杉崎吉岡)÷2といったところで、ブラウスなどのガーリーなものが多い。口調や台詞からは割としっかり者で気が強いタイプという印象を受ける。また寄せ書きに書いた願い事229から、何かしらのオーディションを受ける活動をしている模様。名前の元ネタは志久駅。キャラデザはこちらを参照。
88(*) / 175(*) / 222(*) / 225(*) / 229(*) / 252(*) / 272(*) / 285(*) / 290(*) / 295(*) / 298(*) / 305 / 332(*) / 342(*) / 348

沼南(しょうなん)(声:内田彩

6年3組の女子。黒髪(アニメでは茶髪)のおかっぱでカチューシャをしている。「写真写りランキング」にいることから存在するのは間違いなかったが、321卵性の「良い所表」で名前が確定。唯一の台詞もゲットした。名前の元ネタは沼南駅
225(*) / 304(*) / 305(*) / 306(*) / 319(*) / 321(*) / 328(*) / 341(*) / 348

丸山(まるやま)

6年3組の女子。クラス唯一の眼鏡っ娘という貴重な存在である。セミロングの黒髪の両サイドをビーズつきのゴムバンドで結んでいる。加茂と仲が良いようだ。本を読む姿からひとはは「読書家」と評していた321。名前の元ネタは丸山駅
225卵性(*) / 229(*) / 235(*) / 241(*) / 243(*) / 269(*) / 321(*) / 348

吉野(よしの)

6年3組の女子。選挙管理委員を務めている221。セミショートの黒髪でサイドに髪留めをしているのが目印。佐藤に対する好意的な台詞298から佐藤ファンだと思われる。クラスでは志久加茂と交流があるようだ。名前の元ネタは吉野原駅
225(*) / 229(*) / 234(*) / 241(*) / 235(*) / 252(*) / 298(*) / 321(*) / 328(*) / 348

赤羽(あかばね)(声:内田彩

6年3組の男子。外見上の特徴が皆無な地味系男子。背丈はやや低め。茶髪で前髪は短め。もし出席番号が五十音順であれば彼が1番になる。みつばによる性格診断は「やや明るい」321。名前の元ネタは赤羽駅
229(*) / 304(*) / 348

犬口(いぬぐち)(声:森谷里美

6年3組の男子。小型犬っぽいあどけない顔立ちで、寝グセのように髪が少し跳ねている。1卵性、及びコミックス1巻の裏表紙でみつばの椅子代わりになるという形で存在感を示していたが、実はこの1卵性以降は全く登場していない。無口な性格なのか台詞もなく、みつばには「やや暗い」と評されていた321。アニメでは漫画より出番もあり、比較的厚遇されていたと言える。
1 / Vol.1

上野(うえの)(声:五十嵐裕美

6年3組の男子。垂れ目が特徴だが存在感は限りなく薄い。背丈は中くらい。黒髪で前髪は短め。矢部の作った「良い所表」321からなぜか漏れていた可哀想な人。日直になっている298ので存在自体は間違いない。名前の元ネタは上野駅
348

大宮(おおみや)

6年3組の男子。小柄で前髪を右側に流しており、見た目は小金井に似ている。松岡調査の霊基準は「霊を信じてる」、みつばによる性格診断は「やや明るい」321というもの。名前の元ネタは大宮駅
348

岡部(おかべ)

6年3組の男子。クラスにひとりはいる太っちょ男子枠。みつばよりも横幅が広い272ことから、クラス一の重量級であることは間違いない。その体型ゆえに持久走を苦手としていたが、練習を重ねたことである程度克服210。この時一緒に練習したことがきっかけで、本庄との友情を深めることになった。目は糸目状で鼻は「へ」の字状の形をしている。前髪が短く、全体が寝グセのように少し跳ねている。「TKG」(卵かけご飯)とプリントされたトレーナーを着ている。名前の元ネタは岡部駅
210 / 233 / 236(*) / 272 / 304 / 321 / 339(*) / 340(*) / 348

尾久(おぐ)

6年3組の男子。前髪を分けたさわやか系男子。背丈は高い方。寄せ書き229の願い事によれば彼女募集中の模様。恋愛関連の願い事をしている男子は彼だけなので、比較的早熟なのかも知れない。名前の元ネタは尾久駅
229(*) / 230(*) / 348

桶川(おけがわ)(声:高森奈津美

6年3組の男子。本庄と並ぶ眼鏡男子。本庄が気弱眼鏡枠なら、桶川はインテリ眼鏡枠と言ったところ。背丈は高い方。茶髪で他の男子よりは長めの髪。松岡調査の霊基準は「霊を信じてる」321。名前の元ネタは桶川駅
348

北本(きたもと)

6年3組の男子。その素朴な顔立ちを際立たせる太眉が最大の特徴。同じ太眉男子の倉野との区別の仕方は、倉野の項を参照。体格は小柄な方。髪は長くも短くもなし。名前の元ネタは北本駅
348

行田(ぎょうだ)

6年3組の男子。ツンツンと逆立てた短い髪にキツネ目という特徴的なルックスをしており、判別は容易である。327卵性では田渕三好らと共に頭巾軍団を形成しており、その他大勢のモブ男子とは一線を画したと言えよう。名前の元ネタは行田駅
229(*) / 321(*) / 327(*) / 348

倉野(くらの)(声:五十嵐裕美

6年3組の男子。北本と並ぶ太眉男子。北本が「背が低い・前髪を下ろしている・垂れ目」、倉野が「背が高い・前髪が立っている・目が細い」と眉毛以外は全く異なるので、両者の判別は容易である。名前の元ネタは倉賀野駅
175(*) / 229(*) / 321(*) / 348

高崎(たかさき)

6年3組の男子。そばかす男子。垂らした前髪を分けていて、後ろ髪が左右に少し跳ねている。背丈は中くらい。ひとはの良い所探しで顔を突き合わせていた男子たちのひとり321。名前の元ネタは高崎駅
321(*) / 348

深谷(ふかや)(声:葉山いくみ

6年3組の男子。薄めのトーンの坊主頭。棒状の目・鼻・口と顔を構成するパーツがきわめてシンプルで、逆にそれが彼の特徴となっている。6年1組の高橋とそっくりさんである。名前の元ネタは深谷駅
229(*) / 348

吹上(ふきあげ)

6年3組の男子。髪が横に大きく跳ねている。ほぼ設定だけの存在にすぎなかったが、「虫歯ゼロ」という形で突然フィーチャーされた321。またクラスメイトの中で唯一、本編で名前が登場していない。名前の元ネタは吹上駅
321(*) / 328(*) / 348

本庄(ほんじょう)(声:森谷里美

6年3組の男子。いかにも気弱そうな眼鏡男子。その性格が災いしてか、みつばに給食をつまみ食いされる272卵性、カツアゲされる297といった被害に遭っている。丸いフレームの眼鏡を掛けており、垂らした前髪を左右に分けている。運動が苦手で、運動会のリレーにおけるふたばの変装対象のひとりだった111。持久走の練習を通じて岡部と仲良くなり210、その後もふたりが交流している場面が見られる。名前の元ネタは本庄駅で、仲良しの「岡部」は隣の駅である。
210 / 229(*) / 272 / 297 / 339(*) / 340(*) / 348

三好(みよし)(声:山川朋美

6年3組の男子。佐藤千葉田渕と並び、アニメ化以前から登場していた数少ない男子である。気持ち太めの眉毛と細い目つきが特徴。髪は短めでおでこを出している。背丈は中くらい。多少造型は違うが、彼らしき人物が登場している場面は多い。男子の中ではナンバー4~5あたりに位置づけられるキャラであろう。
47(*) / 235(*) / 313(*) / 327(*) / 348

その他の学校関係者

野田(のだ)(声:高岡瓶々

鴨橋小の校長先生。55年間理想のおっぱいを追い求めてきた8という変態であり、ふたばの描いた「実物大Fカップ」を絶賛した。他にもキャバ嬢にフラれたことが知れ渡っていたり314、教職者としてはやや問題ありと言えよう。校長の立場にあっては矢部をしばしば叱責する一方で、彼の優しさや責任感も認めている109。オールバックの髪に眼鏡、口ひげという容貌と名前のモデルは、芸能事務所イエローキャブの元社長・野田義治氏と目される。
8 / 24 / 39 / 78 / 109 / 111 / 211 / 225 / 316

用務員さん(声:松尾大亮

鴨橋小の用務員のおじさん。短髪で眼鏡を掛けている。夜中のプールで溺れかけたひとはを助けたり10、体育倉庫に閉じ込められたところを解放してくれたり23と、三つ子にとっては足を向けて寝られない恩人とも言える存在である。
10 / 23

鴨橋オリオンズの監督

宮下が所属するバスケチーム・鴨橋オリオンズの若い女性監督。背中まで届くほど長い黒髪のポニーテールが特徴。みつば同様のちょび眉。パンツスタイルが似合うスラッとした長身に豊かなバストと、モデルばりのスタイルの良さを誇る。指導者としては蹴りなどの暴力をふるう117、容赦なくレギュラーの座を剥奪する183、辛辣な言葉を放つなど、特にキャプテンの宮下に対しては鬼コーチっぷりを発揮している。また微妙にウザい感じの口調など、性格面も少し宮下に似た印象がある。
117 / 183 / Vol.86

(みね)

6年2組の佐藤ファンの女子。佐藤に贈るはずのバレンタインチョコを誤って千葉の机に入れてしまった。天使の輪が輝く美しい黒髪の持ち主で、肩に掛かるくらいの長さのストレートのセミロング。前髪をぱっつんにしている。体格は6年生の中でもかなり小柄で杉崎よりも目線が一段低いくらい。ファッションは襟付きのブラウス+ジャンスカに黒のニーソという大人しめのもの。想い人である佐藤が緊縛趣味の変態(誤解)であることに、その後ももんもんと悩み続けているようだ(リンク先を参照)。
175 / 8(*) / 110(*) / 264(*) / 295(*) / 304(*) / 305(*)

久保田(くぼた)

6年1組。松岡にガチのラブレターを送ろうとした、大人しい感じのそばかす男子。環境委員の集まりで話し掛けられたことがきっかけで、松岡に恋心を抱いた模様。ラブレターを盗み見たひとはたちに「胸キュンハッピー大作戦」なる妨害を受けた。
144

根津(ねづ)

鴨橋小の「オカルト研究チーム」のひとり。ひときわ小柄なそばかす男子。髪は黒髪で横と後ろを刈り上げにしている。前面中央という立ち位置や最初にひとはに話し掛けていることから、チーム内でのリーダーポジションっぽい。
297 / 299

大木(おおき)

鴨橋小の「オカルト研究チーム」のひとり。茶髪の天パ眼鏡男子で、眉毛がたくましい。チーム内では最も背が高い。一人称は「僕」。眼鏡をクイッと持ち上げる癖があるようで、少々気取った感じの発言が目立つ。
297 / 299

坂下(さかした)

鴨橋小の「オカルト研究チーム」のひとり。黒髪ショートカットの眼鏡女子。前髪は気持ち左側に流しており、左眉のあたりを出している。目は二重。体格は中肉中背で、松岡よりも少し低いくらい。ファッションはシンプルな白のブラウスの首元にリボン、上にはカーディガン。メガネルックも相まって理知的な雰囲気を持つ子である。
297 / 299 / 312(*)

熊井(くまい)

鴨橋小の「オカルト研究チーム」のひとりで、5年生312の女子。内気で大人しく口数も少ない。ひとはと同じく放送委員を務めている。長いぱっつんの前髪で目を完全に隠した、いわゆるメカクレ。背中まで届くロングヘアで、後ろに白いリボンを結んでいる。髪の色は濃いめのトーン。口元に小さなほくろがある39)。背丈は女子では高い方で松岡よりもある。長袖のカーディガンに丈の長いスカートとファッション面のガードは大変堅い。本人の申告によると「霊がちょっと視える」らしい312
297 / 299 / 312

和田綾(わだ あや)

6年1組の女子。児童会選挙で同じ1組の小金井に次ぐ票を獲得し、副会長に選出された298。髪はセミショートの茶髪。襟足が外側に跳ねた髪型で、ヘアバンドをしている。名前は選挙の結果発表の際に判明した。
111(*) / 211(*) / 298 / 346(*)

高橋(たかはし)(声:高森奈津美

6年1組の男子。背の高い坊主頭で、眉毛と目が垂れている。小金井の相方的な存在なのか、一緒にいることが多い。運動会の組体操でもペアを組んでいた304。また運動会のリレーでは杉崎に追い抜かれていた111
111(*) / 211(*) / 304 / 305(*) / 346(*)

田中(たなか)

6年1組の男子。運動会のリレーで不正をしようとしていた3組の前に、小金井高橋と共に現れたうちのひとり。顔が判別できるのは1コマだけだが、黒髪でてっぺんが少し逆立っているように見える。
111(*)

一橋(ひとはし or ひとつばし)

6年3組のメンバーと似て非なる生徒たちがいる5年3組の女子で、名前的にはひとはの対になる存在。背が高い、気が強くて頼りがいがありそう、そしておっぱいデカいと何から何までひとはとは対照的である。オプションとして気弱なミニ宮下と、人相の悪い眉毛女子がついてくる。名前の読み方は不明。
238

(かしわ)

一橋と同じ5年3組の男子で、千葉の対になる存在。千葉とは異なりルックス・口調・態度すべてにおいてさわやかで、言うなれば「きれいな千葉」。「千葉」に対する「柏」ということで、名前の元ネタは千葉県柏市であろう。
238

5年2組の佐藤さん

しょうがない隊の下駄箱巡回対象。後ろ髪が外に跳ねたセミショートの女の子。左に髪留めをしている。自分宛だったかもしれないラブレターを加藤に処分されてしまった。
245

植村(うえむら)

佐藤の向かい側の下駄箱を使っている女子。黒髪で左側にバレッタらしき髪飾りを付けている。下駄箱の奥の板が外れたことから、佐藤宛のラブレターを置こうとしているのだと緒方に疑われることになった。
245

4年1組の女子

ラブレターを手に朝の下駄箱で待ち伏せしていたところ、伊藤によって確保&処分されてしまった女の子。黒髪のツインテールで星形のアクセサリを付けている。誰に渡すつもりだったのかも定かではなく、誤認処分の可能性を否定できない。
245

山岡(やまおか)

鴨橋小の女性教師で、メグかおるの痴女に関する会話の中で名前が出ていた66ことから、1年2組の担任ではないかと思われる。その場合、262卵性の「1-2」の日誌を持っている若い女性(*)が彼女だと見てよさそうではあるが、確証はない。
66(名前のみ)

その他の家族・親戚

おばあちゃん

丸井三姉妹の祖母。三つ子とは離れて暮らしている。草次郎の口の利き方からして、父方の祖母(草次郎の母親)であろう。妙なセンスのシャツや帽子を買ってきたり、みつばをイジり倒したりボケてみせたりと、なかなかおちゃめな性格をしている。外見的には三つ子にも草次郎にも似ていないが、みつばから「SEXY GIRL」とプリントされたシャツを贈られた際の反応は、草次郎に(みつばと)「似てるんだなぁ」と言われていた。
152 / 265

茂雄(しげお)

杉崎の父のいとこに当たるおじさんで、職業はカメラマン。杉崎家に連なる者だけあって、ポンと札束でお年玉を渡せるくらい経済的には裕福らしい。杉崎と会うのは5~6年ぶりと話していたように170、しばらく縁遠い親戚だった模様。最終話でクラスの集合写真を撮影するカメラマンとして登場し、トリの台詞を飾るというまさかの大役を務めた。
170 / 348

加藤真由美の母

加藤真由美の母親。授業参観で草次郎緒方と絡んだ。髪型は前髪を左右に分けたセミショートで、トーンのかかった黒髪。縦に細長い瞳の形が娘と似ている。言葉遣いも態度もとても丁寧であり、いかにも「まともな人」加藤真由美の母親らしい。緒方を「愛梨ちゃん」と呼んでいることから、娘の友人として元々面識があったようだ。
260

矢部智の母

矢部智の母親。髪を染めた普通のおばさん。矢部のことを「智」と呼び、矢部からは「母さん」と呼ばれている。濃すぎるメイクをしたひとはを見てお化け呼ばわりした289ほか、後に変装して自宅を訪れたひとはのことを息子に憑いてきた悪霊だと思い込んでいた338。矢部のフィギュア趣味にはあまりよい印象を抱いていない模様335
289 / 335 / 338

矢部智の父

矢部智の父親。髪が薄い眼鏡のおじさん。妻である矢部智の母と同居している。台詞や人柄が分かる描写はない。
335

ゲストキャラ

焼きイモ屋(声:小杉十郎太

移動販売の焼きイモ屋のオヤジにして、自称・冷血のギャンブラー。テキ屋として上尾市で生活を営みながら、離れて暮らす娘を見守ってきたという。ひとはと三度に渡り心理戦によるギャンブル対決を繰り広げた。そして物語の終盤にして、長らく不明だったある人物ネタバレの父親であることが明かされた。ただ現在の状況に至るまでの経緯などについては語られていない。
116 / 246 / 258 / 331

白浜あずさ(しらはま あずさ)(声:大原桃子

ガチピンクを演じるグラビアアイドル。童顔ながら弾けんばかりの巨乳というギャップが魅力的である。ファンの男性曰く「あずたんのみりきは腋にあり」。サイン会でのプロフェッショナルな振る舞いからすると、役柄としてのガチピンクのキャラとは違い、あずさ本人にブリっ子めいたところはないように思える。
118

トム先輩

鴨橋中学校のイケメン男子で、佐藤絵理の先輩。欧米人のような金髪碧眼の王子様キャラだが、本名は「富永十四郎」と純和風そのもの。トムという呼び名も自分で名乗ったものとのこと318。ファンクラブがある程の人気者で絵理も好意を抱いているが、同級生らしき女子からの扱いはやや雑である。浦和レッツのユースに所属しており、サッカーに関しては実力者の模様。
307 / 318

婦警さん

緒方一郎太と同じ交番に勤める女性警官。名前や年齢は不明だが、一郎太に対する言葉遣いから同い年~年下くらいかと推測される。一郎太がロクに仕事をしないので、何かと苦労の多そうな人である。目がパッチリした童顔で、髪は黒髪のボブカット。襟足が外に跳ねている。当初前髪は眉毛に掛からないくらいで短めだったが、224卵性で再登場した際にはちょっぴり伸びていた。
164 / 197 / 224

アキ子(あきこ)

ド派手に髪を染めた褐色肌のヤンキーギャル系女子。杉崎ひとはは最初彼女をチャラ男だと思い込んでいた151。しかし実際には女性であり、彼氏とおぼしき男に甘えた感じでイチャついていた。その後登場した際は、腕のタトゥーを理由にスーパー銭湯への入浴を断られてゴネていたところを、みつばに一喝されてすごすごと退散していった167
115 / 167

小林(こばやし)

市営プールで開催されたナマコちゃんイベントの責任者として現れた女性。若い・美人・おっぱいと3拍子揃っていたことから、一目見るなり紗江子純次から隔離すべく警戒体勢に入った。髪を明るい金髪に染めており、日焼けした褐色の肌がセクシー。眉毛の形が(顔立ちもどことなく)みつばに似ている。 
325

沢田(さわだ)

オカルト雑誌『ムフー』の若き編集長。金髪の王子様キャラといったルックスの「ちょうイケメン」。世界中を股に掛けて宇宙人を追い求める生粋のエイリアンマニアであり、松岡が投稿した“宇宙人”の写真に興味を抱いて鴨橋小まで押しかけてきた。名前のモデルは、週刊少年チャンピオンの沢考史編集長(掲載当時)と目される。
172

中村かずや(なかむら かずや)(声:高森奈津美

デパート(SADY)で迷子になっていた幼稚園児くらいの少年。ふたば母親を探しているうちに見知らぬ街まで駆け出していってしまった。その後ふたばと共に道端で眠っているところを発見され、無事保護された。ふたばを「ちょんまげ」と呼び、「おすっ」という口癖が伝染るくらい懐いていた。
45

中村かずやの母(声:山川朋美

迷子の少年・中村かずやの母親。茶髪のロングヘアで後ろ髪をバレッタで留めている。ふたばが道路に描いた自分の似顔絵を見に行ったが、そのおっぱい丸出しな様を見て怒ってしまった。
45

ルンパ

ロボット自動掃除機。モデル名は「ルンパ780R」。杉崎家から丸井家に譲られたものの丸井家ではあまり活用されないまま、漬物石に身をやつしていた。その後丸井家を飛び出して野良ルンパになってしまったため、再び杉崎家に引き取られることに。しかしその体内には杉崎が仕込んだ小型カメラが内蔵されており、彼自身も知らなかった真の使命は果たされていたのであった。
232 / 317

春巻龍(はるまき りゅう)

『浦安鉄筋家族』シリーズの主要人物のひとりで、「特別お祝い漫画」のゲストキャラとして参戦した。迷い込んだのか朝の6年3組に侵入しチクビの餌を巡って争ったものの、チクビに敗れて服を奪われた。その後みつばの体育着をパラグライダー代わりにして教室から逃走した。姿はほぼシルエットしか描かれていない。
特別お祝い漫画

変質者

緒方一郎太が連行しようとしていた、露出狂らしき男。みつばが不審者=ジョギング中にはぐれたパパだと早とちりしたため、なぜか一緒に家まで走るハメに。頭に被ったパンツの下に口ヒゲが見える。
173

痴漢によく間違えられるおじさん

痴漢ではない。丸井一家が上野動物園に出かけた際、高崎線の電車の中で出会ったおじさん。髪は薄く無精ひげが目立つ。グラサンを掛けている。その外見ゆえに不審者視されがちという境遇から、草次郎はシンパシーを感じていた。
185

空き巣犯

目出し帽を被った空き巣の男。三つ子が風邪で休んだ際に、包丁片手に丸井家への侵入を試みた。しかしひとはがピザ屋と間違えて家に招き入れ、最終的に三つ子によって撃退された。この件がお手柄として三つ子は新聞に載ることとなった。
244

佐藤絵理の先輩

佐藤絵理の剣道部の先輩で、二人組の女子。絵理のことを「佐藤ちゃん」と呼ぶ。絵理のトムへの気持ちを察しているらしく、一緒に花見しようと声を掛けてきた。一方で「トムのヤツ」呼ばわりしていたように、特に彼に好意は抱いていない模様。
318

相馬(そうま)

女子高生時代の海江田に告白したA組の男子。しかし「男女の友情なんてあり得ない」とにべもなくフラれてしまった。冴えない感じの男子だったが、のちにIT企業の社長まで出世。その話を聞いた海江田を大いに後悔せしめた。
三十路大昔物語

架空のキャラクター

ガチレッド(声:下野紘

ガチレンジャーのひとり。隊のリーダーで、これぞ主人公といった感じの正統派の熱血漢。変身前の外見は中肉中背の青年で、黒髪の後ろ髪がピョンと立っている。アニメでは役名「赤井ヒロ」、俳優名「上野飛鳥」という設定が与えられている。この名前は声を担当した声優の下野紘に由来する。
42 / 46 / 84 / 122 / 214 / 217 / 293 / 「ガチレンジャー入門編」

ガチブルー(声:柿原徹也

ガチレンジャーのひとり。変身前の外見は知的でクールな雰囲気の眼鏡青年。髪は茶髪。背が高い。矢部が彼のファンで、ガチレンゴッコの際にも担当していた122。アニメでは役名「青崎徹也」、俳優名「梨原光」という設定が与えられている。この名前は担当声優の柿原徹也に由来する。
122 / 「ガチレンジャー入門編」

ガチイエロー(声:甲斐田ゆき

ガチレンジャーのひとり。戦隊最年少で、変身前の外見は金髪のショタ系男子。子供扱いされると怒る。アニメでは役名「黄野由希」、俳優名「甲斐口青葉」という設定が与えられている。この名前は担当声優の甲斐田ゆきに由来する。
「ガチレンジャー入門編」

ガチピンク(声:大原桃子

ガチレンジャーのひとり。隊員の紅一点にしてお父さん向けのお色気枠担当。変身前の外見はセミロングの黒髪で童顔の女の子。片側の髪を結わえている。かなりの巨乳を誇るが、変身すると大人の事情でバストは収納される55。スイーツ好きで少しブリッ子が入った性格。演じる俳優はグラビアアイドルの白浜あずさ118、変身前の役名は春菜桃子である55
55 / 84 / 118 / 122 / 「ガチレンジャー入門編」

ガチブラック(声:井口祐一

ガチレンジャーのひとり。寡黙でクールな雰囲気ながらマイペースで、ちょっと天然が入っている。変身前の外見は無造作に髪を伸ばした黒髪の青年。女子人気はなかなか高いようだが40)、なぜかひとはとの相性は悪い41)。アニメでは役名「羽黒祐一」、俳優名「井田北斗」という設定が与えられている。この名前は担当声優の井口祐一に由来する。
214 / Vol.30 / 「ガチレンジャー入門編」

ゲスラゴン(声:山本和臣

ガチレンジャーの登場人物。悪の組織「ゲドール軍」に属する下級怪獣だったが、ガチレンの熱い魂に共感し組織を裏切った。その後はガチレンの舎弟的なポジションに収まり、ガチレッドたちを兄貴、ガチピンクを姐さんと呼んでいる。その名の通りエロ方面でゲスな部分が目立ち、ガチピンクのパンツを見ることに生き甲斐を感じている。
84 / 「ガチレンジャー入門編」

悪魔宮下(あくまみやした)

宮下の心の悪の部分が悪魔の姿を取って脳内に現れたもの。宮下が選択を迫られた際に甘い言葉をかけて誘惑し、天使宮下と対立した。外見は悪魔のコスプレをした宮下といったところ。エナメルボンテージのトップス&ショートパンツと露出度高め。首と手足にはファーのようなものを巻いている。ヘアピンの星が黒い。瞳はヤギのような縦長の黒目で、口には牙が生えている。
264

天使宮下(てんしみやした)

宮下の心の善の部分が天使の姿を取って脳内に現れたもの。頭に掛かる天使の輪、背中に生えた白い翼、キラキラと星形に輝く瞳など、いかにも天使っぽい外見。足には何もはいておらず素足である。後ろ髪を下ろしていたり、普段は決して着ることがないワンピース姿であったりと、口調や性格面を含めて宮下本人のイメージからはだいぶかけ離れている。
264

ユイ・アツシ・サキ

作中の人気少女漫画『NAMA』の登場人物。紆余曲折の末、ユイとアツシが結ばれたことが描かれている136。また直接の描写はないが、純次の試作の内容から「サキ」はアツシの元カノ186と見られる。
136

名前のみのキャラクター

岡ジュン(おか じゅん)

著名な官能小説家。ひとは曰く「ひわい界の大御所」166。代表作に『淫夢の森』『夢の淫靡』がある。吉岡は父・純次がこの岡ジュンだと誤解していた節がある。そもそもこの名前自体が吉「岡純」次とミスリードさせる狙いによるものだろう。また紗江子も隠れ愛読者だったらしい。
166 / 186 / 275 / 301

住職

鴨橋近辺にあるお寺の住職。松岡は霊能者として信頼を置いているようだが、定点カメラでドラム缶風呂の様子を撮影していることから、真っ当な人物ではなさそうである58。松岡が普段首から掛けている大きな数珠は、この住職から譲り受けたものとのこと249
58 / 96 / 108 / 249

石田・小林・三田(いしだ・こばやし・みた)

高校時代の海江田と共に写真に写っていた友人たち。海江田を除く3人全員が既に「結婚という名の墓場に旅立っていった」。「三十路大昔物語」に登場した友人たちとは別人のようだ(※写真の左端のピースをしている子だけ似た子がいるが、同一人物であるかは不明)。
211

1)
最初の数話のみ雑誌掲載時は黒目だった。コミックスに収録された際に修正されている。
2)
92卵性での算数のテストが68点で、「普段は65点くらい」(181卵性)とのこと。
3)
特に太っていることがハンデになるような運動を不得手としている。それでもひとはたち運動苦手組よりはマシのようである210
4)
“みつば”のアクセントは、のりお先生によれば食べ物の三つ葉と同じでアニメもこれに準拠しているが、方々で違和感があると言われていた模様(2014.07.18)。
5)
これは本作の初期においては前作『子供学級』のテイストを色濃く残していたことも影響しているだろう。特にふたばはその傾向が見られた。
6)
このちょんまげには強いこだわりがあるのか、9卵性でみつばに切られそうになった時には本気で抵抗していた。
7)
82卵性203卵性の間だけ、ふたつ結びのお下げにしていた。
8)
というのもこの格好は元々は下着だからである142。上に着ていた道着が14卵性で筆入れに加工されたために下着だけ残った形になる。
9)
206卵性で発覚。しかしそれ以前のエピソード(96卵性195卵性)では怖がっていないので、206卵性で松岡に怪談を聞いたせいなのかもしれない。
10)
「あんがーる」と読む。ただブログによれば、のりお先生の当初の想定では「くらがーる」だったとのこと。
11)
コミックス2巻『どうでもいいキャラクターに関するメモ③』より。
12)
260卵性において、しかめ面をしながら肖像画の麻里奈の胸をぺたんこに描いていた。
13)
主要キャラの中では唯一の左利きである。103卵性156卵性223卵性などで分かる。
14)
181卵性の「85点ってすごいのかな」の発言や、269卵性のテストで95点を取っていることなどから。
15)
264卵性で明らかになった2学期の通知表の中身が「22323522」という惨憺たるものだった。授業中もよく寝ているので致し方ないところ。
16)
コミックス2巻の「わりとどうでもいいキャラクターに関するメモ②」より。
17)
夏休みに丸井家に居候している間に5kg太ったが200、その変化は周囲に気付かれていなかった201
18)
98卵性において算数のテストで100点を取っていたり、全身経文の難解な漢字をすらすらと書けたりすることから。
19)
仮に164卵性で整列している時の並びが身長順だとすると、緒方・ひとは・杉崎の順になる。
20)
体育着・水着が4年生から変わっていないことから。ゼッケンの学年を4→5→6と打ち消しながら使い回している。
21)
215卵性において佐藤まさのぶに描いてもらったサンタのサインがずっと記されたままであることから、同一のものだと分かる。
22) , 24)
コミックス17巻収録のおまけ4コマ漫画「コードネーム」より。
23)
261卵性で違うグループのみつばたちに話し掛けるのに、必死に勇気を振り絞らなければならなかったように。
25)
229卵性の寄せ書きに書いた願い事が、「背がのびますよーに!!!」というものだった。
26)
若い頃は佐藤に似ており、43卵性では在りし日の草次郎を写した写真をしょうがない隊が佐藤のものだと認識していた。
27)
コミックス2巻の「わりとどうでもいいキャラクターに関するメモ③」によれば当初の案ではスキンヘッドだったが、さすがに怖すぎるのでやめたとのこと。
28)
小学6年生の時点でかなり発育状況は良く、当時の写真を見た杉崎はその才能が自分には受け継がれていないことを知って絶望した184
29) , 30)
のりお先生のつぶやき(2015.12.04)の「大人の大まかな身長表」より。
31)
307卵性に出てきた昔の写真を見る限り典型的なミュージシャン気取りのヒッピー男であり、特に似ているようには見えない。
32)
336卵性が初めて。「父に似てきた」と言われて怒った信也の肩を持つなど、あかりに微妙にディスられてショックを受けていた。
33)
のりお先生のリプライ(2013.09.17)より。
34)
コミックス9巻収録の「SSS隊今昔物語」で、2年生の緒方が「お兄ちゃんが警察官になった」と話していることにより。
35)
コミックス3巻収録の「わりとどうでもいいキャラクターに関するメモ③」にて、「ヒロインポジションにしようと思ったけど いろいろと無理でした。」とのコメント。
36)
唯一誕生日が明らかになっており昭和62年7月18日346。従って作中の大半の時間は実際には30歳で過ごしているはずである。
37)
作中では性別については明記されておらず、のりお先生のつぶやき(2014.05.05)で明かされた。
38)
280卵性のおまけ4コマ漫画「なまえ」より。
39)
299卵性までは口の右下にあったが、312卵性ではなぜか左下に移動した。
40)
42卵性で杉崎が「俳優がかっこいい」、81卵性で吉岡が「好き」と話している。
41)
214卵性のガチャガチャでダブりまくったり、ブラウン管に映った姿で現実に引き戻したりv30